「まもなく、■番線に列車が参ります。あぶないですので黄色い線の内側に下がってお待ちください」
列車の到着を告げるアナウンスが鳴り響く、程なくしてまるで夜空のような濃紺の列車が真夜中のプラットホームに滑り込む。
その列車の名はセイファートエクスプレス。数多の世界の狭間を運行する寝台列車だ。
貴方はチケットを手にその列車に乗り込んだ。
>>2 車両案内
>>3 車掌
>>11
(ありがとうございます!)
……そうさせてもらおう
(くわえた煙草を指の間に挟んだ。一言告げたあとに、席を立つ。あの人が好きだった煙草だ。噎せないように傍で肺を満たした香り。けれども、今はなくただ追い求めているだけの香り。)
(ふと、斜め向かいにローブの人影が見えた。)
……俺の他に客が?
(少女は眉間にシワを寄せる。その双眸、否、左目は謎の人物を見つめ。)
>>10
(よろです!最高ですね!)
>>13
「……」
(こちらを見つめてくるのは、片方の少女。丁度接触を試みていたところ、非常にタイミングが良い)
「それ、タバコというんですか」
少女が咥えるそれを指さしながら、その少女に僅かに近づく。
(ありがとうございます〜😊)
>>14
そうだ、有害なものだよ。胸ん中が真っ黒になって早死するのさ。
……
(言い終えて目を逸らす。この体が自分のものではないことすら忘れていたようだ。…僅かに接近した相手を見つめ、煙草を手挟む腕を下ろす。)
…あんたはなぜここに?
>>15
(目を逸らすその少女の顔を、訝しみながら少し覗き込む仕草をする。
何故目を逸らすのか?何故有害なものを吸うのか?
……言うべきでないのを察し、口を噤む。
そして相手の開いた口から出てきた疑問を飲み、ゆっくりと口を開く)
「探索ですね。この世界には何があるのか?何を参考にできるのか?
データを収集して、活用していくのです。
この列車というのも、初めて乗りました。」
(一頻り言い終え、窓を通して外を眺める。)
>>16
…ふむ
(相手の視線に沿って外に目をやる。走行する列車の横で揺れる星草が、まるで青い海のように彼方まで広がっている。奥には大樹が2本、その上には丸い満月。【運命】は間違ってはいないのだ。)
(ギシ、木板の床が軋んだ音を立てた。謎の人物が腰掛ける座席の向かい側に座ると、静かに尋ねる。)
詮索、か。それならアンタは知ってるかい?
『入れ替わり』ってやつだ。
>>17
「『入れ替わり』……ですか……?」
向かいに座った少女の問いに、首を傾げた。
「さて、なんのことやら。皆目検討もつきませんね」
この世界に来て間もないものである、何も知らないに等しいそのものが誰かの尋ねごとに答えられるわけもない。
「何かの情報提供なら、今の私には難しいものです。
何か分かったところで貴方に教える……という形でもよろしいでしょうか?」
窓の外に目を向けたまま、こう口にする。
ありがたい。…いつか解き明かせるといいんだがな。
……俺に起きた現象は、流れ星の運命が関わっている。
(眉間に皺を寄せるのは癖らしい。困った時に目を逸らすのも。どうしようもない焦燥の中で闇雲に答えを探している、そんな雰囲気を少女──否、男は纏っていた。)
ある日の晩、空を見つめていると流れ星が一筋駆けていった。それから急に目の前が明るくなったと思えば、この体になっていたのさ。…冗談じゃねえよな。まあ、にわかには信じがたい話だろうが。