東方projectのなりです。
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私を信じてよ、イリア。例え狂気に囚われて襲われても憎む事はしないし、何度でも手を差し伸べるよ。
(いまだに不安がるイリアの頭をそっと撫でつつも、心配いらないと)
イリア
「……………。」
フランの自分に何度でも手を差し伸べてくれる、自分を排斥したりしないと言ってくれたフランに言葉にはしないものの、ギュッと抱き締めて信じていることを示して
…貴女も私なんだから、それこそ死ぬ時までそばにいるよ。
(言葉に表さず行動で示したイリアの身体を優しく包み込みながらも、優しい声でありがとう、と)
イリア
「……ありがと………」
抱き締めているフランにしか聞こえないぐらいの小さな声で、その耳元で恥ずかしそうにしながらも感謝の言葉を呟くと、フランから一旦離れて椅子から立ち上がろうとして
……私こそ信じてくれてありがとう。
(椅子から立ち上がろうとするイリアの意志を受け止め一旦離れて)
イリア
「それじゃ……貴方が起きたことを尤魔にも教えてくるね……?」
椅子から立ち上がると、先程までの寂しそうな、羨ましいような目ではなく、少し嬉しそうに微笑むと、フランが目を覚ましたことを尤魔にも教えてくると言って
…ううん、私も行くよ。
(夢の結果と同じように一人になりたくないのか、自分もついていくと)
イリア
「大丈夫なの?まだ療養中だった筈でしょ……?」
フランが自分と一緒に来ると言うと、体の傷は持ち前の再生力で完治しているとはいえど、まだフランは闇組織との戦いによる消耗や疲労が残っているだろうと思い声をかけて
……離れたくないんだ。その…変な夢を見ちゃったから…
(自身を心配してくれるのはありがたいものの、誰かそばにいて欲しいのは自分も例外じゃないようで)
イリア
「アハッ、そんなに怖い夢だったんだ。
わかった、怖がりな主人格の願いを聞くよ。」
体の傷が治っていれば後は無茶な運動をさせなければ回復の妨げにはならないんじゃないかとも考え、フランへ右手を差し出すと一緒に尤魔がいる場所に行こうと
うん、我儘聞いてもらってありがとう…
(そう呟いてはイリアの差し出された手を掴み共に尤魔の場所へと向かおうとして)
【紅魔館】
美鈴
「………zzz」
フラン達が畜生界に行っている頃、紅魔館の門前では美鈴が暖かい日差しを受けながら、両腕を組んで眠っていて
無事に身体も回復したし、またこうして尤魔やイリアと一緒に歩けてるのが嬉しいなぁ…
(畜生界にて尤魔と合流し、また紅魔館に行く事になっては三人で歩けている喜びを呟きつつ紅魔館の門前に着いて)
>>410
尤魔
「クックック、そうだな。私もお前と一緒に居れて嬉しいよ。」
イリア
「私は別に……」
フランのすぐ隣で楽しそうに笑って応える尤魔と、尤魔の反対方向、二人から少し離れた場所で両手を後ろで組んで歩くイリアの三人。畜生界で一つの戦いが終わって帰路に着く三人の前に紅魔館の門が見えてくると
尤魔
「………ん?アイツは………」
ふと、館の門の方へ視線をやると、そこにら両腕を組んで安らかに眠っている美鈴の姿が目に入って
……ふふっ、きっと疲れているだけだよ。でも…咲夜にチクっちゃおうかな…?
(視線に入った美鈴の姿を見てはクスッと笑いつつ)
美鈴
「………んあっ!?寝てない、寝てないですよ!?」
三人が近付いて来ると、その気と、嫌な予感を感じた美鈴が寝ぼけ眼で、口端から一筋の涎を垂らしながらも顔を上げて、フランの言葉に応えるように言って
どうだろうなぁ〜?、このまま咲夜に告げ口してもいいんだけど…
(慌てて目を覚まし、寝ていないことを主張する美鈴を見つつも咲夜に役目を果たしていない事を言ってもいいと)
美鈴
「って、えぇぇぇ!?
妹様!?じょ、冗談……ですよね……!?」
冷や汗をかきながら、感じた気配を感じつつ、必死にフランに冗談かなと聞いてみて
そうだなぁ…ねぇイリア、尤魔。二人は美鈴のサボりを咲夜に伝えたほうがいいと思う?
(自分では決めかねたのか、そばにいた二人の意見を聞こうとして)
イリア
「クスクス、そうね仕事をサボっちゃったのなら伝えなきゃね?」
尤魔
「クックック、ああ、私も面白い考えだと思うぞ?」
美鈴
「そんなぁ………!?」
イリアと尤魔も悪戯好きそうに笑って応えると、美鈴も涙目になってきて
ふふっ、それなら…決まりだね?
(涙目になる美鈴を見つめては、最後に何か弁解する事はあるかと見つめ)
美鈴
「終わった………」
悪魔のような笑顔を浮かべる三人(三人とも悪魔みたいな存在)を見て、もう言い逃れも出来ないことを悟ると肩を落として
…冗談だよ、冗談。咲夜には秘密にしてあげるから、今からちゃんと役目を果たしてね?
(微笑みながらも、今回は許すから役目を果たして欲しいと)
美鈴
「もぉ〜……冗談にしてはたちが悪すぎますよ………」
まだ楽しそうに笑っているイリアと尤魔の前で冗談だと応えてくれたフランに安堵するものの、目には涙が浮かんでいて
まぁ次見かけたら……ね?
(門に手をかけ開けつつ、美鈴の方に訳ありな笑みをこぼしては自身の部屋、基、地下室へと向かおうと足を進めて)
美鈴
「はい!次からは気を付けます………」
紅魔館の地下にある自室に帰って行くフランと、スプーンを肩に担いでギザギザの歯を見せて笑っている尤魔と、姉の真似なのか口許に手を当てて笑っているフラン達も見送りながら
【紅魔館ーー地下室〜フランドールの部屋〜】
さてさて…尤魔をここに呼んだのは久し振りかな…?そしてイリアもここの景色は見飽きたかな…
(二人の椅子を用意しながらも、それぞれの景色の出会いを呟きつつ、歓迎して)
尤魔
「そうだな、私が此処に来るのは久し振りだな。
たしか……そこのフラン……イリアが現れた時以来か?」
イリア
「むぅ……私は図書館に行ってていい?
ここは何でもあるけど退屈だし。」
フランと一緒に居るときは何時も笑っているのか、楽しそうに笑う尤魔とは対照的にイリアはもう散々見慣れた部屋に飽きてしまっているみたいで、図書館に行ってきてもいいかと聞いて
別に構わないけれど…やっぱりイリアにとってはこの部屋は飽きたかな…?
(自室である為見飽きたであろうイリアの要望に承諾しては、尤魔の椅子を準備して)
イリア
「そりゃそうよ、だって400年以上居たのよ?
何でも届けてくれて外に出る必要がなかったと言え、あんまりにも退屈なんだもん。」
ちょっと不満そうに宝石翼をパタパタさせながら、ずっと退屈だったと本心を吐露して
そうだね、その長い年月をここで過ごしたなら暇かも…
(不満げに答えるイリアの言葉に納得して)
イリア
「でしょ?まあ、退屈だったから全てを破壊してやろうとしていた訳なんだけどね?」
昔にフラン本体の体を介して無差別に全てを破壊しようとしていたのも、退屈さを紛らわすためだったのだとも応えて
あはは…それでも無闇にお姉様達を傷付けるのは申し訳なかったな…
(イリアの本心を聞いては昔の暴走の意味が分かって)
イリア
「まあ、お姉様達にも貴方にも……みんなにも悪いことしちゃったのは事実だね……」
振り返って思い出してみると、あの暴走のせいでフランに自責の念を抱かせることになってしまったかもしれないと思い、反省していて
…ううん、イリアだけが悪いんじゃないよ。それを実行した私も私。言ったでしょ?私とイリアは互いに必要不可欠だって。もう気にしてないよ。
(昔の過ちを反省しているなら別に構わないと言いつつ、図書館に向かうイリアの肩に手を置いて)
イリア
「……ありがと………」
自分の肩に手を置いて、過去の暴走についても赦してくれるフランにへ、肩に置いた手に自分の手を重ねつつ、感謝の言葉をポツリと呟いて
……(やっぱりあれはイリアだけが原因ってわけじゃない…私の意志もあってだから…本当にイリアは狂気人格なのかな…)
(イリアが自身の手の上に重ね、その温もりを感じていると、何故か本来の狂気人格はイリアではなく自身ではないかと感じる程にイリアのては心なしか暖かくて)
尤魔
「こうして見るとお前らは似ているようで違うような……いや、やっぱり同じか?」
両手でスプーンを首の後ろにかけて二人を見比べていた尤魔が二人を似ているようで違うような、そうでもないような感じで見て
私達は二人で一人だよ、どちらが欠けてしまったら完全体じゃないって言った方が分かりやすいかな…?
(要はどちらか居なくなってしまったらフランドールスカーレットは消えてしまうと)
尤魔
「どちらかが欠けても……か、それなら私達も同じだろ?」
担いでいたスプーンを傍に置くと、フランとイリアの二人の二人の肩を抱こうとしてみて
…ふふっ、そうだね。尤魔?
(尤魔に肩を抱かれると驚きつつも近くなった尤魔の顔に微笑んで)
尤魔
「クックック……!」
尤魔の方を見て微笑むイリアと、どちらも大切にしてくれる尤魔の言動に満更でもない顔をしながらも、恥ずかしそうに視線を外すイリアの三人がいて
尤魔は心強いから安心してよ、イリア。もしかしたら私よりも強いかも…ね?
(これまでに何度も負かせて来た尤魔の方を横目で見つつも、頼りになる事は間違いないと)
イリア
「……うん………。」
確かに尤魔の強さについてはフラン本体を通じて自分も知っていたため、嬉しそうに微笑みながら、少し恥ずかしそうに尤魔とフランを見て頷いて
ささ、そう思うなら一度尤魔に抱きついてみて?心を許した相手は多い方がいいだろうからさ。
(絆をさらに深める為と言うも、本心はまた別の意味があるかもしれない)
イリア
「うぅぅ……で、でも……」
尤魔
「じれったいな、ほら……!」
フランの言葉を聞いてもまだ恥ずかしそうに顔を赤くしながら下を向くイリアへ、尤魔からイリアを優しく抱き締める。
すると、抱き締められた瞬間は吃驚したようでピンと翼が伸びるものの、すぐに伸ばした翼から力が抜けていって
ふふっ、尤魔って安心するでしょ…?どこか暖かくて…でもしっかりと組長の役目を果たしてるんだ。
(尤魔に抱き締められたイリアの様子を見つつも、尤魔の事を評価して)
イリア
「うん……なんだかふかふかしてる……」
尤魔に抱き返すイリアは、不思議と尤魔に抱き締められていると、ふかふかしていると応えて
ふかふか…確かに分かるかも…?
(イリアの言葉に共感しようと、イリアとは真反対から尤魔を抱き締めようとして)
尤魔
「クックック、これが両手に花ってやつか?」
自分に抱き付くフランとイリアの二人を見て、二人の温もりを感じながら、背中から生えた赤い宝石翼をパタパタと機嫌良さそうに動かしてみて