いじめ版から飛んで来ました。見てください!
はーい萌夏でーす!今回はいじめの小説書いていきまーす!みてくれたら嬉しいです♪
恋愛も好きなんでちょいちょい入れるかもでーす
主人公
長瀬 真冬(ナガセ マフユ)
小学五年生の女の子。いじめられっ子。気が弱く自分からあんまり話さない人に話しかけることはあんまりない。特技はダンス。
稗苗 小夢(ヒエナエ コユメ)
真冬の唯一の親友。心優しい女の子。クラスで1番字がうまくピアノが上手い。大河に好意を抱いている。
中畑 大河(ナカハタ タイガ)
クラスで1番背が高い。真冬と幼馴染で話し慣れている。小夢が気になっている。モテる。
大上 力也(オオガミ リキヤ)
大河の友達。いじめが嫌い。萌夏のことを気にしている。モテる。
岸田 涼(キシダ リョウ)
いじめのリーダー。割とモテる。成績優秀。
大体はこんな感じですね〜!では始まります!
「で、お前はどんな風に死にたい?青木みたいに大量出血死する?」
「首吊りも結構苦しいんじゃね?」
「あとは、源みたいに溺れて死ぬか…」
「あの2年みたいた焼死とかね」
涼くん達が口々に言う。
「そんなの、全部嫌に決まってる!というか、私死にたくないですし」
「はぁ?お前が自分から私はいいけど大上くん達の事は傷つけないで、って言ったんだろうが」
「っ…」
確かに、そうだけど…。
「だから、何しても良いんだろ?大丈夫だって。力也達は苦しませないでころすし」
「…え、ちょ、ちょっと待ってよ。それじゃ約束が違うじゃないですか!私は、大上くん達にはもう一生手を出さないでって言ったんですっ‼」
「はー?そんなん知らねーし俺らが決めることじゃん」
…なんかもうこいつらに何言っても無駄な気がしてきた…。
バトミントン行ってきまーす
涼君たちもう救いようがないですね……。
はるちゃんが救済に入ったことに驚きです。
真冬ちゃん頑張れ!
萌夏さんも更新は、空いている時間でいいので頑張ってくださいね。
さくらさん
ですね。涼たちの暴走はまだ続きます!
はるちゃん優しい!
真冬がんばです!
ありがとうございます!
涼達はサイコパスですね
気になったのですが「にいちゃん」の正体はなんなんでしょうか?
更新頑張ってください、とても面白いです
504
サイコパス以上ですね…(⌒-⌒; )
あーそのことなんですけど
涼には実の兄がいるんですけどそのにいちゃん、ではないんですよね。いとこの大学生、って言った方が早いかな?小さい頃からの付き合いなので、にいちゃん、と呼んでいます。ちなみに、実のにいちゃんには涼は「兄貴」と、呼んでいるのでそれで見分けはつくと思います。涼の兄貴はほとんど出ないけどねσ(^_^;)
ありがとうございます頑張ります!
説明下手でごめん
507:真面目系クズ◆5s:2018/08/03(金) 22:32 >>506
いえいえ、丁寧な説明ありがとうございます
大学生にもなってこんなことしてるなんて人間として終わってますね…
真冬ちゃんがほんとかわいそうです
はい♪
ですよね…。
真冬ちゃんに幸せは訪れるのかな…?
「とりあえず、お前には今から_」
「真冬ちゃーん」
涼君が何かいいかけた時、看護師さんの声が聞こえた。
「あ、看護師さん」
「っは?!ちっ、相変わらずタイミング悪りいな!行くぞ!」
「くっそーいいとこだったのにい」
涼君たちは病室を出て行ってしまった。
「きゃっ!びっくりした…真冬ちゃんあの男の子たちともだ…って?!どうしたのその腕!ナイフで刺されたみたいな…もしかして、あの男の子達…」
「っち、違いますよ。あれはほんとにただの友達なんです、。これは、その…まあ色々あって」
見苦しい言い訳だ。
「そう…あ、、ここねちゃん達のことで…」
ここね、達…。前ははるちゃんの葬式に行って次はあの3人…。私の、大切な人達がどんどん、消えて行く−−−。
眠いんで寝ます…おやすみなさい
そして、それはあいつらのせい、でもあるけど、私が見殺しにしたってのもある。私があの時、あの日…はるちゃんやここね達を見殺しにしなければこんな事に…でも、それでもやっぱ元凶はあいつら。あんな悪魔達が消えてくれれば…。
「…真冬、ちゃん?」
「あ…ごめんなさい。なんですか?」
やばい。今は、正気でいなきゃな…。
その頃涼達は
「にしてもこれで死んだ人あの2年3人増えたから…五人?青木と源とあの3人で」
「あ、確かにな。じゃあ、次長瀬達7人加えたら12人じゃーん!俺らすごくね〜?いや、俺がすごいんだ❤」
つくねは、そう言うが無視されてしまった。
「んーでも、次は誰殺るの?そこまず決めないとな〜。やっぱ長瀬?今弱ってるだろうし」
聖が冷静にそう言った。
「…んーでも、やっぱあいつは一番苦しめたいし。大切な奴らがしんでゆくっていう絶望を味あわせた後にころしてやった方が良いんじゃない?だとしたら、最初は〜んー伊藤?一番長瀬にとってどーでも良さそう笑笑」
「あー確かに〜笑笑最後はやっぱ力也か?好きって言ってたし」
「あーねー。好きな人失うとやっぱ辛いだろうなあ笑笑んー…」
涼達は暫く考え込んだ。
しばらくってこの漢字であってるよね?
512:萌夏:2018/08/04(土) 22:42 アンケート
この小説で好きな人3 を、書いて欲しいです。
自分は1、力也
2.自分真冬(ナルシスト笑笑)
3.小夢
てす
小説はちゃんと進めます
514:匿名:2018/08/05(日) 01:15あと苦手とか嫌いな人もね
515:萌夏:2018/08/05(日) 01:15匿名なってた
516:萌夏 夏休みだああ!:2018/08/05(日) 02:08 〜翌日〜
ガララ
力也は、教室のドアを開けた。
「…おはよう」
そして、元気なく挨拶をする。
力也の頭には包帯がまだ巻かれていた。
「あ、りぃきぃやぁ〜!入院中は大変だっただろー?笑笑」
涼が笑顔で力也に話しかけた。
「…お前らのせいだろ。本当ふざけ…ってあれ、まだ長瀬さん来てない?」
「え、力也知らないの?あ、おはよう」
杏が挨拶交じりにそういう。
「へ、何が?」
「…萌奈から聞いたけど今長瀬、入院中みたいで…っていっても一日だけみたいだけど…」
「え…」
力也の表情が分かりやすく沈む。
「そそ。なーんかね〜長瀬の妹とそのダチ2人が死んだらしいよ。火事らしくてさ〜それに長瀬も巻き込まれたんだってさ。本当バカだよなあいつ。あ、それでさあその2年3人すごい火傷おってて〜そういえば、萌奈の妹もいたような笑笑マジうけ」
バンッ‼
涼がそう言いかけた時、萌奈が自分の机を力強く叩き、涼達を睨みつけた。
「ちょ、萌奈…」
「うわこっわ笑笑行こ行こ」
そして、涼達は笑いながら教室から出て行った。
「っ…いおな…」
萌奈は顔を机に沈めて、静かに泣いた。
「萌奈、大丈夫…?…火事…死…え…?!嘘…?」
力也はようやく状況を理解したみたいだ。
「…」
(朝から女子みんなと大河の表情が暗かったのも…そういうことなのか…?)
「…長瀬さん…」
力也はそう呟いた。
「…大切な人の死を…バカにしやがって…!あいつらが、しねばいいのに…」
萌奈が涙声になりながらそう言った。
「ちょ、もええん…落ち着いて」
「落ち着いてなんていられるかっ!あいつら、あいつら…!」
「…うん…でも、あんまり取り乱さないで。ね…?あいつらはきっといつか、地獄を見るから!」
こゆゆは一生懸命萌奈を宥めていた。
「…なにこの空気。さっきからおもい…」
「わっ?!」
後ろを見ると向鶴さんと宗村(さあな)が、俺の後ろで立っていた。
「あ、力也…ねぇ、何かあったの?」
宗村が俺に聞いて来た。どうやら、さっきの話とかは聞いてないみたいだ。
「…いや、俺からはちょっと言えない、かな」
元々、俺は関係ないのだ。急に口出し?するのもおかしいとおもう。
「…ふーん」
急に力也視点になってた!ごめんなさい
518:夜光◆Ok:2018/08/05(日) 11:23 人が死んでいって、警察と親と先生は何してるんですか?
真冬ちゃんも警察呼んで、涼達は牢屋に入れられろ!
>>518
同感同感!涼達は地獄に落ちなさいっ!
518
そこらへんについてはここから先でどんどん明かしていくつもりです!
牢屋?小学生でも牢屋にいれられたりするんですか?!
519
それなですー
「あ、あと退院おめでとう。…やっと退院できた割には表情暗いね。」
宗村が言う。今更感がすごい。
「それならみんなもじゃない?絶対なんかあった」
「…だよね」
…鋭いなこいつら…。たしかにみんなの表情は重すぎるから、分かりやすい。
まあ、でも、、人が、死んだんだから、こんな状況になるのも無理はない。というか、なるはずだ。涼達は笑ってたけどな…。あいつら、本当に人間として終わってるんじゃないか…?
「うっうっいおな…」
萌奈はさっきからこの調子。よほど、悲しいのだろう…。火事か、、物騒な世の中になったものだ。
その頃…
「放火…?」
警察が真冬のママに話しかけていた。
「嘘、でしょう…?!」
「でも、調べたところそうだったんです。火事、ではないと思います。きっと、他者の誰かがやったのかと思われます」
「そんな…あぁ…。誰が私らの家に…?許さない…っ!」
真冬のママは涙を流しながらそう言った。
「防犯カメラのない限り犯人が誰かは分かりませんがね。まあ、やれるだけやってみますよ。お母さんも充分警戒しなきゃダメですよ。あと、心当たりもあれば教えてくださいね」
「っはい…」
そして、その警察は一旦離れて、近くにいた後輩の仲間警察に話しかける。
「…全く本当こういうのはめんどくさくて困るよ。放火とかやられたくなきゃ普段から気を付けとけって話だよ」
「ですよね。ま、捜査してる様に見せかけときゃ大丈夫でしょう。どうせ騙されると思いますから」
「ま、そうだな。あー腰が痛い。本当、世の中物騒だなぁ。すぐこう事件を起こさないでくれよ。」
「我ら警察の気持ちも考えて欲しいですよね笑笑正直放火犯とかどうでもいいですし。まあ、こんなとこで長話してもしょうがないです。行きましょう」
そして、警察達は真冬の家から離れていった。
「あ、あと退院おめでとう。…やっと退院できた割には表情暗いね。」
宗村が言う。今更感がすごい。
「それならみんなもじゃない?絶対なんかあった」
「…だよね」
…鋭いなこいつら…。たしかにみんなの表情は重すぎるから、分かりやすい。
まあ、でも、、人が、死んだんだから、こんな状況になるのも無理はない。というか、なるはずだ。涼達は笑ってたけどな…。あいつら、本当に人間として終わってるんじゃないか…?
「うっうっいおな…」
萌奈はさっきからこの調子。よほど、悲しいのだろう…。火事か、、物騒な世の中になったものだ。
その頃…
「放火…?」
警察が真冬のママに話しかけていた。
「嘘、でしょう…?!」
「でも、調べたところそうだったんです。火事、ではないと思います。きっと、他者の誰かがやったのかと思われます」
「そんな…あぁ…。誰が私らの家に…?許さない…っ!」
真冬のママは涙を流しながらそう言った。
「防犯カメラのない限り犯人が誰かは分かりませんがね。まあ、やれるだけやってみますよ。お母さんも充分警戒しなきゃダメですよ。あと、心当たりもあれば教えてくださいね」
「っはい…」
そして、その警察は一旦離れて、近くにいた後輩の仲間警察に話しかける。
「…全く本当こういうのはめんどくさくて困るよ。放火とかやられたくなきゃ普段から気を付けとけって話だよ」
「ですよね。ま、捜査してる様に見せかけときゃ大丈夫でしょう。どうせ騙されると思いますから」
「ま、そうだな。あー腰が痛い。本当、世の中物騒だなぁ。すぐこう事件を起こさないでくれよ。」
「我ら警察の気持ちも考えて欲しいですよね笑笑正直放火犯とかどうでもいいですし。まあ、こんなとこで長話してもしょうがないです。行きましょう」
そして、警察達は真冬の家から離れていった…。
一方真冬は病室で横になっていた。
「…そういえば、ママに放火されたこと言ってないな。言った方が良いよね…。でも、言ったとこで…涼くん達が何するかわからない。もしかしたら、次はママ達にも手を出すかもしれない…。あんな奴らに家族をどんどん殺されるなんて…嫌だ、考えたくないよ…なんで、こんなことになっちゃったんだろう…」
あら、軽くバグったごめんなさい笑笑
524:萌夏 夏休みだああ!:2018/08/06(月) 01:49 職員室では
「…はぁ…本当物騒な世の中になったなあ〜」
「ん?どしたの菜畑先生っ!」
菜畑が独り言を言っていると西岡が話しかけて来た。
「さっき、教室行こうとしたらやばかったんですよ。なんでも、井上(萌奈)さんの妹が死んだらしくて。火事、らしいですよ…可哀想に。井上さんの妹まだ2年で若いのに…。あと、空気が重すぎたので帰って来ました。職員室は明るいですね」
「まあね僕のお陰かなっ♩にしても火事かあ。もしかしたら放火、だったりして笑笑前もそんなニュースあったよね。見てない?」
西岡は笑顔と菜畑に聞く。
「…?知りません」
「えぇー!菜畑先生テレビ見てないの?貧乏だから?笑笑二週間前くらいかな?あのねー、高校生2年の男の子がいたんだけどねー。その子いじめしてて。で、いじめられっ子の男の子が警察にそのことを言ってそれを逆恨みしてねー、いじめられっ子の家に火、つけちゃったんだよ。その時、家は誰もいなかったから助かったみたいだけど。でも、丁度そのいじめられっ子の男の子といじめっ子の男の子が鉢合わせしてその時いじめられっ子の男の子はいじめっ子の男の子に殺されちゃったんだよ。生きたまま体を焼かれて…で、そのいじめっ子の男の子は結局逮捕されちゃったわけ笑笑そんな残酷なニュースでしたっ!本当、バカだよねぇ。にしても、生きたまま体焼かれるなんて怖いなあ笑笑」
西岡は一通り話し終えた。そして、菜畑は驚愕していた。
「嘘…。そんな事が?二週間前に?酷すぎる…。」
「そっうだねーっ。だから、井上さんもいじめられてて、そのいじめっ子に家焼かれたりしたんじゃない?かわいそーだよねー。まあでも僕らが気にする話じゃないよ!子供のいざこざは放っとくのが一番だから。たとえそれが殺人、とかであってもね?笑笑」
西岡はそう言ってニヤリと笑った。その笑顔に菜畑は恐怖を覚えた…。
「西岡先生〜ちょっと聞きたい事があるんですけどー!」
「あっはーい!じゃあね菜畑先生。頑張って笑」
西岡は菜畑に笑顔で手を振りながら去っていった。
「…別に、本当に放火ってわけじゃないだろうし…考えすぎかな。うん…教室、行かなきゃ。はぁ、体が重いなあ…」
そして、菜畑は教室へ行ってしまった。
その頃…。
「西岡先生〜!今の話って本当〜?」
「お、涼達久しぶりだなぁ」
涼達は職員室の別のドアから西岡に話しかけていた。
「今の話?」
「子供のいざこざは放っとくのが一番。たとえそれが殺人であってもって言ってたじゃないすか〜笑笑菜畑のババアびっくりしてたよ」
涼がそういうと、西岡は吹き出した。
「あーそのこと?笑笑本当のことだよもちろん。ていうか、嘘つくひつよーないじゃん。てか、担任にババア、なんて言ったらダメでしょ〜まだ若いのに〜。ま、頭はおばはんだけどね笑笑」
「ははっやっぱだよな笑笑あ、あとさあ菜畑のババア放火なんかじゃない、って言ってたけど西岡先生は本当に放火だと思ってる?」
涼は、腕を組みながらそう聞いた。他の先生は仕事に集中しているのか他の先生と話しているのか西岡達の事は気にしてないみたいだった。
「さぁね〜?僕はただそーいう事件があったよ?って話しただけだものー。涼達は信じてんの?」
「信じてるっていうか…実際にしたからね。萌奈の家ではないけど。な、つくね」
「うん大翔と、ね。それにしても残念だったなあ。俺、生で見たかったよ人が焼け死ぬ姿」
つくねはそう言って、不気味に笑った。
最近は世界が汚れてるなぁ
527:萌夏:2018/08/06(月) 09:44ですねー。。日本も終わりかな。
528:萌夏 夏休みだああ!:2018/08/07(火) 03:04寝ます
529:瑞穂◆c2 8/8若武誕生日おめでとう☆彡ハッピ−バ-スデイ:2018/08/07(火) 08:57 乱入失礼します
涼.つくね
まずお前らが人にしたこと
自分の体で実験してみなよ
つらいことがわかったら
さっさとみんなに
あ や ま れ
わかったか
萌夏さん
頑張ってください
>>529
ホントホント!涼、みんなの気持ち考えたことあんのか?ああん!?ってなる(笑)。
萌夏さん応援してます!更新待ってまーす!
>>530
涼✖ 涼達⭕
529さん
ほんとそれなです!涼達がちゃんと反省する日は来るのかな…?コメントありがとうございます。頑張ります!
530さん
うーん考えたこと無さそうですね(・_・;はい、ありがとうございます!
531さん
了解です!(〃ω〃)
「つくね怖っ」
「えぇ?!マジ?ヤバイなぁそれは〜よく他の人にバレなかったな」
さすがの西岡もビックリしていた。
「まぁね〜。ヤバイって思ったから大翔と逃げたんだけどさ。そのあと救急車と消防車の音聞こえたからあーあいつらが呼んだのかなあって思って。で、病院行ったらあの2年3人がほぼ死んだ状態で寝てたの笑マジウケたよ。あと残り2人は長瀬の妹とその友達、みたいな奴。まあ、あいつら死んでも俺らに害はないから別にいいよね」
「長瀬さんの妹?そういえば、長瀬さんがいじめられてるって菜畑先生言ってたなあ…いじめアンケートみたいなのやってたらしいけど」
「あーあれね!菜畑のババアもバカだよな本当。あれでいい結果出るとでも思ったのかよ笑笑てか、西岡せんせー見てない?菜畑に長瀬か誰か知らんけどいじめのこと言ってる奴。犯人突き止めてボコしてやる」
涼達はまだあのことを根に持ってたみたいだ。
「…?なんのことかは知らないけど僕は見てないなぁ。あ、でも、長瀬さんと稗苗?さんが、菜畑先生と真剣な顔してなんか話してるのは見たことあるよ。なんか助けて、とか言ってたような?」
「…へぇやっぱりかぁ。にしても、稗苗もなんであいつのこと庇うんだろうなぁ〜なんかあの2人見てると少しイライラすんだよね。笑笑」
涼は、怖い顔してそう言った。
「あーそれ分かるわ笑笑いつも2人でベタベタしてるけどれずかよって思ったもん笑笑」
聖も同意する。
「いじめねぇ〜本当、めんどくさいな子供ってのは〜」
「なにそれ西岡せんせー俺らのこと言ってる?」
「別に〜。長瀬さんも悪いんじゃないかなぁと思ってー。担任したことあるけどさ、なんか分かる気がするなぁ笑笑5年になって一層暗くなったような笑笑」
西岡は、近くの椅子に腰掛けてそう言う。
「あーねーてか、嫌ならはんこーすればいいのに。まぁしたとこでやめる気はないけどさ〜笑笑だって楽しいしおもろいもん!なんだろ、俺の昔からの癖なんだけど人が苦しんでるとこ見るとこーふんしちゃうんだよね!」
「なにその変な性癖…Sって事でしょ?」
つくねが呆れ笑いしながら言う。
「あーそうなんかな。あ、じゃあ長瀬はMなの?」
「ちげーだろ」
そんな話をしていると奥から西岡を呼ぶ声が聞こえてきた。
「あ!可愛い可愛い鈴谷先生が呼んでる〜!本当モテる男は困るなぁ〜じゃあね涼達〜いじめるのも程々に〜笑」
そして、西岡は鈴谷と呼ばれる先生の元へ走っていった。
「…西岡せんせーっていつか教師クビにされそう笑」
「え〜そうなん?唯一のいい先生だったのに〜」
涼達もそんなことを話しながら教室へ帰っていった。
これ西岡先生も人間として終わってますね……。
殺人でもほっとくのが一番とかどんな先生なんでしょうね。
真冬ちゃん頑張れ!
涼たちに原因不明な不幸が降りかかりますように(切実な思い)
さくらさん
西岡先生は色々な面でクズ設定な先生です!
真冬への応援ありがとうございます!
原因不明な不幸…気になります笑笑
西岡野郎このクソが
↑
このヤンキーな悪口は無かったことに・・・・!(出来ませんよね)
いちごパフェさん
実際くそなので…いえ、な、無かったことにし、しましょう‼
ていうか、昨日規制くらって書き込めできなかった…独り言いったら書き込めたから来たけど…巻き込みかな?今日は葉っぱの日みたいね
今日葉っぱの日なんだ〜
539:萌夏:2018/08/08(水) 09:02うん!書き込み規制解除されるって描いてあったよ
540:いちごパフェ 元AYAMI・アヤミ:2018/08/08(水) 09:09 >>539
へー
巻き込みだったらちょっと巻き込んだ人恨む(๑╹ω╹๑ )
542:萌夏:2018/08/08(水) 10:15 「…あった…絶対なんかあった!なのになぜ話してくれない…!」
「私たちには言えないような深刻なことなんじゃないかな…」
私、向鶴 瑠奈。今はさあなちゃんと一緒に図書室にいます。教室の雰囲気が重かったから出て来ました。一体私たちが来る前に何があったんだろう…みんな、表情が暗かった───。
「…あのさ、長瀬さん、力也に聞いたら一日入院してるみたい…」
「…へ?そうなの?」
一日、入院…?
「…うーん、さっきみんなが暗かったのと関係あるのかな…。そういえば、教室あいつらいなかったような…」
「あいつら…?あぁ、涼達のこと?」
「そう…私、あいつら嫌い…。いじめなんかして、何が楽しいんだろうね?」
あいつらのせいで長瀬さんが苦しい顔をしているのを見ると胸が痛くなる。でも、私は…。
「……長瀬さん…きっと辛い、よね。…私、長瀬さんの気持ち痛いほどわかる。私も、いじめられてた時期、あったから−−−」
さあなちゃんの口から驚く言葉が出て来た。
「えっ?!嘘…」
「ホントだよ。四年の頃ね…。私、その時ブスだったし、勉強も全然出来なかったし、地味で暗くて、足も遅くて、ダメダメだったじゃん?」
…そうなの?なんか今とは少し違う…?四年の頃はクラスが違ったからわからないけど…。
「それでさ、クラスのリーダー格?みたいな男女に目つけられちゃったんだよね。6人くらいだったかな。最初の頃は、靴隠されたり、はぶられたり、、ホントザ小学生って感じの悪戯みたいなもんだったんだけどさ…。どんどんエスカレートしていって…。それで、一時期不登校になってた時もあったんだよね」
「…」
さあなちゃんにそんな時期があったなんて…知らなかった。
「…でも、そいつらは…」
−−−−−−四年の頃の回想−−−−−−
「さあちゃーん!学校行かないのー?遅刻するわよー?」
「お腹痛い…休む。」
私は、そんな嘘をついて学校を休んでしまった。そんな日が一週間続いた…。
そんなある日だった。一本の電話が来たの。
『…はい』
『あ、さあな?ねーどうしたのよ。ずっと学校こないでさぁみんな心配してたのよ〜?』
いじめっ子からの電話だった。…心配、だなんてきっと嘘だろうな…。
『…もしかして、うちらのせい?だったらごめんね〜?もう何もしないよ。あっそうだ。明日学校来なよ。今までのお詫びするからさ。ね?』
…今までのお詫び?いじめてたこと謝るってこと?
『…信じていいんだよね?』
『もっちろん!うちら嘘は言わないから♪じゃあね、待ってるよ?』
そこで、電話は切れてしまった。
…私は、この言葉をその時は完全に信じきっていた…。
その翌日、私は言われた通り学校に行った。
「…あっあいつ!来たよ!笑笑」
昨日、私に電話をかけて来た奴がそう言った。
「うっわマジかよ笑笑ほんとに謝るって思ってたの?笑笑」
「…え」
なにそれ…嘘だったの…?
「俺らがお前に謝るわけないじゃん」
「そんな…」
私は、ちゃんとこいつらの言うこと信じて学校に来たんだよ…。なのに、なんで…?
「うちらさぁあんたが学校ずっと休んで退屈してたのよ。だから、ひさびさに遊ばせてくんない?」
「っそんなの、嫌だ!私、帰る」
こいつらに遊ばられるより、家でゴロゴロしてた方がまだマシだ…。
「は?ちょっと待ちなさいよ」
腕を掴まれる。
「あんたさぁ、うちらにはむかうつもり?良いわよ、分からせてやる。みんな、こいつ人目のつかないとこまで連れ出そう」
「オッケー!」
「え、ちょっと離して‼」
…。
そして、私は校舎から少し離れた所まで連れて行かれた。
「…こいつの髪、なんか臭くね?お前、風呂入ってんの?笑笑」
「…ははっこんな長い髪じゃ生活しづらいだろうしね〜?うちらがその目障りな髪の毛切ってあげるよ」
そう言ってそいつはハサミを取り出した。
「え、やっ!やめて!」
「たくみ!玲奈!ちょっとそいつ抑えてて」
「分かった!」
私は両隣にいたたくみと玲奈ってやつに抑えられた。
「ありがたく思いなさいよ。可愛く切ってあげるから!ブスなあんたのためにね!」
ジョキジョキ…。
「…うっ…なんで…」
「ギャハハ!宗村ぁお似合いだぜその髪型笑笑」
「えーたくみ悪趣味笑笑クッソダサいじゃん!」
なんでこんなことされなきゃなんないの…?
「ふふっうちらにはむかうからじゃん。もし、次逆らったりしたら次はなにするか分からないから!」
パシッ
「い…」
なぜか頬を叩かれた。そして、そいつらは去って行ってしまった。
家に帰り
「うっ…なんで、私がこんな仕打ち…あいつら…うっ…パパァ…」
私のパパは私が4歳の頃に他界していた。病気で死んでしまった…。ママは3年の頃に再婚したんだけど、その再婚相手(義父)は私はあまり好きではなかった。かっこいいんだけど、性格があまり好きじゃない。酒ばかり飲んでるし、前にママの事殴ってるの見た事ある……。そのあとごめんな、って抱きしめてたけど。。なんでママあんなのと再婚しちゃったの…?あんなDV男なんかと。
「パパ…また、会いたい…あ、そうだ」
引き出しに…パパからもらったお守りがあるんだった。私がずっと幸せでいられるように。パパみたいに体の弱い人にならないように、って…。
「これ…明日ランドセルにつけていこう。そしたら、もしかしたらいじめ、やめたりしてくれるかも」
なんて、そんなことを願い、私は御守りをランドセルにつけた。
その時、ママと妹たちが帰ってきた。
「…ただいまーさあちゃん…って、その髪どうしたの!?」
「あ…長いから切りたかったんだけど、失敗しちゃったの…」
いじめられてること言えるわけない…。
そして、夜。もうみんな寝静まった頃だった。
「宿題しなきゃ…。あ、そうだジュースでも飲みながらしよう」
そして、私は冷蔵庫へ行った。すると、義父がいた。
「…あ、あの」
「何?」
義父は冷蔵庫で酒を飲んでいた。
「あ、いやジュース飲みたいんだけど…。どいてくれない?」
「ああっ?!もっと良い言い方ねーのか!」
…あ、そうだ。。こいつ、、ママに暴力振るうのやめる気はないのかな。ママや姉ちゃん、妹たちは義父は悪くないって言ってたけど…。私は、そうは思えない。
「…ママに暴力振るうの、やめてもらっていい?もう見てられないの」
私は勇気を出してそう言った。
「はぁ…?早苗(さあなの母)に暴力振るうのやめろって?」
「そうよ。このDV男め!」
「……くっくくっははははっ!」
私がそう言ったらそいつは黙り込んだあと、笑い出した。
「ちょっと何が面白いの…」
「勘違いして欲しくないんだけど。元々あいつが俺の言う事聞かないのがわりいんだろ?メスはオスに従うべきなんだよ。なのにあいつは…だから、それを分からせてやってんだよ。それの何が悪いの?」
何こいつ急に開き直りやがって…。何言ってんのほんとに…頭おかしいんじゃないの…?
「ふざけないでよっ‼何よ、メスはオスに従うべき、って。あんた頭おかしいんじゃない?!」
「はぁっ?!父親に向かってそんな口聞いてんじゃねえっ!」
バシッ‼
「っきゃあっ!」
頬を思い切り叩かれる。
「はぁ〜、お前らはまだ子供だから我慢してやったけどさあながそういうなら、もう我慢しなくて済むなぁ。早苗が暴力振るわれるの嫌なら今度からさあなが代わりになってよ」
「っ…わ、分かった」
…そんな感じで、家での居場所も、狭くなっていた。
そんなことがあり、次の日学校に行った。
ちゃんと見ましたよー!杏ちゃんツンデレっぽくてかわいい(*´ω`*)
547:萌夏:2018/08/08(水) 15:31 546
おー!めろんさん❤見てくれてありがとう〜!杏ちゃんね〜ツンデレかわいいよね笑笑またあっちでもよろしくね
「あーあ、宗村のやつまあた学校来たぜ」
「この教室にいる価値もないのにね〜」
…御守り…あるもん。こんなのに、負けないし…!
「ん?宗村どうしたんだよその頬。誰かに殴られたの?笑笑」
男子が聞いてくる。
「…義父から…」
「え、義父…ってことは?何?宗村の本当の父さん死んだらしてんの?笑笑うわぁまじかかっわいそー!」
「っ…!」
ひどい。なんで、そんなこと…!全然笑える話じゃないじゃない。
「ていうか、あんたその御守り何?クソダサいんだけどぉ〜っ!」
「っこれは、パパからもらったやつで…大事な私の…あなた達のくだらないいじめに負けないためにつけ」
「でも、あんたの父さん死んでんでしょ?だったらそんなんつけてたって意味ないわよ。貸しなさい!」
「あっ‼」
パパの御守りを無理矢理取られる。
「ちょっと返してよっ‼」
「キャハハチビめ。届かないでしょ笑笑」
私は背が低い。そいつは私の背じゃ届かないところに御守りを上げる。
「たくみ、ハサミちょうだい」
「おけ〜笑笑」
ザクっ…
「…」
私の前には真っ二つになった御守りが落ちていた。
「ギャハハ!まじうけんだけど笑笑」
「ふふっ 」
「…許さない」
うんうん許せない。
550:萌夏:2018/08/08(水) 19:14 いちごパフェ(食べたい)さん
ですよね。私だったらキレて相手の目にハサミ奪ってぶっ刺しますよ!(流石に嘘)
>>550
アハハハハ!声に出して笑いました!確かにホントだったら慰謝料請求されるっ!
そうだね笑笑まあやるとしても叩くくらいだから大丈夫です!
553:萌夏 TWICE愛してる&:2018/08/08(水) 23:27 私は、そう一言呟く。
「っはあ?何言っちゃってんのよ笑笑ばからしい」
「許さない…許さない許さない許さない許さない許さない許さない!パパからもらった…私の大事な御守りを…許さないっ‼」
「え…?!きゃああああああああああ!」
ドゴッ…
私は近くにあった椅子で前にいたリーダー格の女を殴った。
「…や、やめ…」
そいつはそう言った。でも、私の怒りは収まらず、椅子を振り上げてまたそいつに振り落とそうとする。
「おいやめろ宗村っ‼」
が、たくみ、という男に阻止されてしまった。…ふざけるな…。何がやめろ、だ…!
「ふざけんじゃないよっ‼」
ガッ!
「っ?!」
どうしよう怒りが収まらない。
「や、やめ、ろ宗村…」
「お願い、ちゃんと、謝るから…」
「…今更遅いよ…こうなったら、全員まとめて…」
私がそう言いかけた時
「やめなさい宗村さん‼」
「っ!」
先生が教室の扉の前に立っていた。ある生徒が呼んだみたい。そして、私は我にかえる。
「…宗村さん…職員室、行きましょう」
「っ…はい」
あーあ、私、、やっちゃったんだな…。職員室できっと怒られるんだろう。流石にやり過ぎたことは反省しようと思った。でも、これは正当防衛、だなんて言ってる自分もどこかにいた。
職員室
「…そう。いじめ…」
「…はい。」
私は今まであいつらにいじめられていたことを全て言った。髪をめちゃくちゃに切られたことも、大事な御守り壊されたことも…。
「ごめんな先生気づいてやられなくて。いじめをしたのはあの子達が悪い。でも、流石にこれはやりすぎよ。こんなことしたら宗村さんもあの子達と同じ事をしてるようになったものよ」
「…わかってます。ごめんなさい…」
たしかに…見たところまだ喋る元気があったからいいものの…殴った部分が頭だったりしたら死んでたかもしれない…。まあ、別にあんな奴ら…なんて、、私サイテーだな。
「…先生。このことは親に言わないでください。あと、大事にもしないで。私、反省しますから。もうそれで終わったことにしてくれませんか?」
「え…は、はい」
…ママ達にだけは知られたくなかった。義父はきっとざまあなんて言いそう。
そんな感じでさあなの椅子暴行事件(?)は、あっけなく終わった。
…その日から私をいじめていたグループは急によそよそしくなった。完全に私を怖がっている。…いい気分。あの事件があって少し良かったかも、と思ったりなんかした。でも、御守り…。
私の心の傷はいつになっても消えることはなかった。
−−−−−−四年の頃の回想終わり−−−−−−
先生のセリフごめんな、ではなぬてごめんねでした
555:萌夏 TWICE愛してる&:2018/08/08(水) 23:30なぬて笑笑もう誤字気にしない!
556:匿冥:2018/08/08(水) 23:47 「謝るから許して……」というような言葉に、そのキャラへの胸くそ悪さを感じました。許しを請う位なら最初からいじめなんかするなよって言いたくなりますね。
これはいじめ経験者か知識がある人にしか書けない言葉ですよね……
もしかしていじめの経験があったりしますか??
「ちなみに今でもあいつらは私のこと怖がってるよ。あんな弱い奴らだったなんて笑っちゃうよね。御守りのことごめんって謝られたけどさ、絶対嘘だし」
「っ…そ、そうだね」
…まさか、さあなちゃんが四年の頃にそんな事されてたなんて…。あれ?
「そのいじめグループ野郎達はいいとして、、その、DV男の義父ってのは…?どうなったの?」
「あー…その時から何も変わってないよ。家に変な仕事仲間連れ込むし、相変わらずママ達のいないところで私の事殴るし…。もう割と慣れたんだけどね。まぁ、あいつのこと好きになる日なんて二度と来ないだろうな…パパのことは、大好きだった…。でも、もういない。私のパパ、は、あんなクソ男に変わっちゃったよ。。ママも、なんであんな男と…はぁ…」
「…そ、そっか…酷い義父なんだね…」
…私は、家でいる時が一番楽しいからよく分からないけど、そういう状況だと家にいるのが辛いこともあるのかな…。…みんな色々あるものなんだな。
「…まあ、だから私、長瀬さんの気持ちはわかるの。。辛いんだろうって。助けなきゃって思う。でも、、怖い。私もまたいじめられちゃうかも、しれないだから…。それが少し怖かった。だから、助けてあげられなかった…ほんと、サイテーな奴だって自分でも自覚してる、けど…。ごめん」
「え、、な、なんで謝るの。元々いじめてるあいつらが悪いんじゃん。さあなちゃんは悪くないよ。それに、さあなちゃんが無理なら私が…」
って、これフォローになってない気がするけど…。そうだよ。さあなちゃんがそういうトラウマ抱えていじめを止めることができないなら、私が…あいつらから長瀬さんを守ればいいんだ。…少し今更感はあるけど。
「…まずは、あいつら、どこ行ったんだろう?」
「…もうすぐチャイムなると思うから教室戻ってるんじゃないかな。」
「あ、そうだね。私らも戻ろう」
「うん」
そして、私はさあなちゃんと一緒に教室へ戻っていった。
556
こんばんわ!コメントありがとうございます。
そうですね最初からいじめなんかするなって感じですね。
はい、私も少し前クラスの男子達にいじめを受けていて、泣いたりした日もありました…。主犯が転校してからは無くなりましたが…その時はすごい辛くて。
思い出すとその男子達のあらゆる部分を椅子でぶん殴りたくなりました。
>>558
その気持ちを消すことは絶対にできませんが、背負うことはできます!
同じ轍を踏まないように、そして踏ませないように継承していくことも大事ですからね!
強く生きていきましょう!
はい…!
ありがとうございます!また見てくれると嬉しいです
そして、教室に帰り教室の扉を開ける。
みんな席についていた。先生もいる。
「…あいつらとの話し合いは、中休みってとこかな…。」
「話し合い…?」
そうよ。。話し合いさえすれば、少しは分かるかも。それが無理なら…力づくでやるしかないかな。
「向鶴さん、宗村さん席について?」
「「あ、はい!」」
菜畑先生に言われ私たちは席に着いた。
「…そういえば皆さん、六月は宿泊学習ですがどこに行くかは知ってますか?」
あ、そうか。6月4日、5日、6日は宿泊学習…。
「あーあれっしょ?秋吉台〜❤」
男子が言った。
「そう。今日はその宿泊学習についての話で…」
先生…いじめのこと気づいてるのかな?もしかしたら、鈍感な先生だから分かってないかもしれない。
「…先生に言った方がいいよね…」
でも、言ったところで…うーん、やっぱり直接あいつらに言うしかないか…。
「……」
その時、急に先生が黙り込む。
「…先生どうしたんですか?」
「あ、ううんな、なんでもない…えっと、秋吉台っていうのは…」
……先生、少し顔色が悪いみたい…?
「先生、顔色悪いですよ…。もしかしたら風邪かも。無理しないでください」
「あ、い、いや大丈夫よ。気にしないで…」
…本当に大丈夫だろうか…。
そして、先生はずっと顔色が悪いまま宿泊の説明を続けていた。それをみてあいつらは何故か笑っていた。
「菜畑のババアってさぁ…」
…?なんの話だろう…菜畑先生のこと話してるみたい…?…なんか怪しい。。後で聞いてみよう…。
そんなこともあり、中休み
「よっし!」
思い切って話しかけてみなきゃ!
「でさ、伊藤の奴全然役立たずでさぁ…」
「ねぇ、岸田くん達ちょっといいかな?」
私は伊藤?って人の話をしている岸田くん達に話しかけた。
「…?あーえっと、、な、なに?」
「…え、誰こいつ?」
「向鶴です。一応同じクラスなんですけど?」
呆れた。興味ない人の名前は覚えもしないんだな。
「あーそうなん知らん…」
「あっ!あれでしょあの暗い人笑笑いつも1人でいるじゃん。ぼっちってやつ…?友達いなさそうな笑笑で、そんなやつが俺らに話しかけるなんてよっぽど大事な用なんだよね?」
岸田くんが嘲笑いながら言った。
「…まあ」
暗くて悪かったな…。暗いとか、ぼっちっていうか1人が好きなだけだし…。それに、友達はいないわけじゃないし…。って、そんなことじゃなくて。
「…長瀬さんいじめるのやめてもらっていい?」
「は?」
い、言っちゃった…。
「何急に話しかけておいてそんなことかよ…くだらな」
「く、くだらなくないでしょ!…岸田くん達みたいなのにはわからないかもしれないけど、、長瀬さん、言わないだけできっとすごい苦しいし辛いんだよ…それを、分かってくれないかな」
正義ぶってる、なんて分かってるけど、これが私の本心…岸田くん達の方を見るとめんどくさそうにしてた。
「…で、それだけ?」
「そうだけど」
ていうか、よっぽどのことがなければこんな奴らに話しかけるわけない。
「あーそれだけなら俺らもういきまーす」
「はぁ!?それじゃおかしいでしょ!答えを聞かせて欲しいんだけどっ!」
なんなのこいつら…ムカつくっ!
「答えもなんもねぇ…そんなん言われても困るんだけど。てか、俺ら忙しいのに。今後のことで色々考えることあるからさ」
「そそ。ていうか、俺ら長瀬の気持ちとか考えたことないし…やめる気は無い」
「…あーそうですか」
やっぱり話し合いは無理だったな。
「…分かった。じゃあ、手を変えましょ。ちょっと人のいないとこに行きたいんだけど」
「…なら、屋上行けば?誰もいないと思うよ〜」
「岸田くん達もきて!」
「えぇめんどい」
こうなったら力づくで潰してやる。一応力はあるんだから…。
で、屋上なう。
「で、何?こんなとこ呼んで。さっきの話なら通用しないから。ふああ眠」
呑気に欠伸なんかして…。
「分かってるよ。話し合いじゃ通じないことはよーく分かりました!だから、こうなったら力づくであなたらを潰します!」
「…は?」
一応5歳の頃から空手をやっていた。2年になってやめたけど。
「とりゃー!」
「?!うわっあっぶねーな!なんなんだよ急に!」
…かすっちゃった。やっぱりもうやめて2年たってるから力はあれど相手の動きは読めない…。うぅ、こんなはずじゃ…。
「…ふうん、この俺らを殴ろうとするほど長瀬の事が好きで守りたいのかぁ…」
「すっすき?!そういうわけじゃ無いけど…」
守りたいのは本当…もともと長瀬さんと仲良かったり、ではない。でも、、いじめはダメだと思うから。
「…長瀬が入院してる理由知ってる?家に放火されたらしいよ笑笑」
「…え?」
「はーい放火犯つくねでーす!後輩とやったんだけどね!楽しかったよ!向鶴さんも嫌いな奴にやってみれば?笑笑」
嘘…ほう、か?こいつらが…?
「でさ、そんなに長瀬が好きなら向鶴さんもあいつと同じ目に遭えばいいんじゃないかなぁと思って!家どこ?」
「…家?学校から15分くらいで…って」
…危ない。危うく教えちゃうところだった。もし教えたら…何されるか。
「ていうか、いじめだけじゃなくそんなことやってたなんて…警察行きじゃん自首しなよ!」
「え〜無理〜!俺ら捕まっちゃうじゃん笑笑ぜーったいやだ!」
「っ…」
だったら…私が言ってやるんだから!
「あ、警察に言うとか変なこと考えてんならころすから」
「っ!?」
…なんで、分かったの?
「…余計なことしないでね?したら、ただじゃ済まないからさ」
岸田くんはそう言って微笑んだ。…こんな怖い笑顔、見たことない。…警察にこいつらの事、言わなきゃ。でも、ころす、ってさっき…。長瀬さん、私、どうすれば…。…でも、守るって、決めたんだし…ここは最後までやり抜かなきゃ…!
https://i.imgur.com/EK8Q3Hh.jpg
聖のイメージ画像です!
イアさんありがとう😆
黒髪最高…❤あ、でも聖は性格はクズです!
566:萌夏:2018/08/12(日) 19:14次はつくねかな?
567:萌夏:2018/08/12(日) 19:16 「とりあえず俺ら伊藤に用あるからもう行くね?」
「あ…う、うん。」
…とはいっても、少し怖くなっちゃった…。
やばい落ちる
屋上外では
「なんなんあの根暗...急に屋上呼び出して急に殴りかかってくるとか精神逝かれてんのか?」
「長瀬のこと守るとか言ってたけど、あいつには無理でしょ笑笑結局かすってたしな」
向鶴の話をしていた。
「...ていうかあいつの事はどうでもイイんだよ!ちょっと、聞いてくんね?あいつに6年全員のテスト負けたこと母ちゃんに知られたんだよ!そしたらめっちゃ怒られてさあマジムカつく...。ゲームも買ってもらえなくなったし、兄貴にも馬鹿にされたぁ!全部あいつのせいで、、。あぁーっもうあいつの顔思い出したらマジで殺意湧いてきた...こうなったら力也達殺ったあとで、あいつを1番最悪な方法で処刑してやるっ!」
「おぉ怖い怖い...1番最悪な方法で処刑ねぇ...。ていうか、涼のお母さんと兄ちゃん空気読めなっ!子供と弟の気持ち少しは考えてあげろよー(笑)」
「あーもうむしゃくしゃするっ!伊藤に八つ当たりしてこよーぜ」
「おーいいねそれ。ボコしてこよ」
そして、涼たちは伊藤の元へ愚痴を話しながら行ってしまった。
「...はぁ、あたし、ださいなぁ。長瀬さんのこと結局、守れなかった...にしても、放火、なんて...。そんなことしてたなんて...。これもう洒落じゃ済まないよね...やっぱり、先生に言うべきだ。少しでも長瀬神の、力になりたい...!」
ガララ…
私は、職員室のドアを開ける。
「…ふぅ…五年三組の、向鶴瑠奈です。菜畑先生に話したいことがあって職員室に来ました。入ってもいいですか」
私はそう言って職員室の中を見渡す。
「あら…向鶴さん、どうしたの」
あ、菜畑先生、いた。
「…あの、少し時間もらえませんか?」
「…?ええ…」
そして、私は菜畑先生を連れ出して人のいないとこまできた。
「で、どうしたの?こんなとこまで呼び出して」
「…菜畑先生に、大事な話があります…。先生、長瀬さんが1日入院してる理由…知ってますか?」
私は、地道に質問ぜめすることにした。
「…長瀬さん、…?」
「…はい。…先生知らなかったんですか。長瀬さんがいじめにあってること…。そういえばいじめアンケート配ってたけど…。…長瀬さん家…放火されたらしくて…」
私がそう言うと先生の方が震える。
「…先生?」
「…っえ、嘘…。…長瀬さんがいじめられてる事はしってたわ。本人と稗苗さんが言ってきたからいじめアンケートも配ってたし…。…でも、西岡先生が子供のイザコザは放っとけって言うから私…少し怖かったし…放置してた…。それが、そんな…はっ、じゃあ井上さんの件…」
…知ってたんだ…放置してた、なんて…西岡先生が言ってたのね…なんか色々分かってきたかも
「…とりあえず、先生…私長瀬さんのこと守りたいんです。。いじめは、無くならせなきゃって思うんです!だから私、岸田くん達にちゃんとやめるよう言ったけど聞いてくれなくて…どうすれば良いんでしょうか」
「…ちょっとちゃんと話し合って見たほうがいいのかしら…。分かった。私も長瀬さんや向鶴さんの力にならなくちゃね…」
先生…‼
「…ありがとうございます。」
…長瀬さん、どこの病院に入院してるんだろう。…行ってあげたいな…。
その時…
ピリリリリ…
『…はい』
『あっまふまふ…』
『真冬、よかった』
『長瀬さん、大丈夫…?』
小夢と大河と力也の3人は真冬に電話をかけていた。
『小夢ちゃんに大河に…大上くんっ…??どうしたの?あ、大上くん退院おめでとう。』
『ありがとう。…長瀬さん入院してるって聞いて、、大丈夫かと思って…電話かけた』
『私は声聞きたかった』
小夢ちゃん、大上くん…。
私はなぜかキュッと胸が締め付けられる。
『…うん…そっか。心配してくれて、電話くれてありがとう…3人の声聞けて良かった嬉しい…でもごめん。私ちょっと今は1人でいたいかも。』
私は暗い声で3人にそう返す。
『…そっ、か。ごめんね急に…。じゃあね明日…』
小夢ちゃんの声を聞いた後私は電話を切る。
「…私、酷いやつだなぁ…。自分勝手な理由で、小夢ちゃん達からの優しさもこんな…はるちゃん、達の事だって…私、色んなことに逃げすぎてる…。そういえばあいつら確か私のとこ来た時小夢ちゃん達のことも…はぁ、私、後、どれくらいの人を犠牲にするんだろう…。…はるちゃん達のこと守れなかった分、私が小夢ちゃん達のこと守らなきゃダメ、だよね…」
私は一人きりの病室でそう呟く。
…その時、病室のドアが開いた。
「ママ…」
「…真冬…家のことなんだけど…結構燃え方が酷くて、、引っ越しするから。あ、学校は変わらないんだけどね。引っ越しの準備してる間は家近いし美雨ちゃん家にとめてもらうことにしたから」
「あ、うん分かった」
…引っ越し…か。学校は変わらないんだ…。
「…あと、、、私たちの家、ね、、最初は火事?だと思ってたんだけど…警察の人に聞いたら放火…らしくて。今、犯人探してもらってる」
「っ‼」
…やっぱ、警察は分かっちゃうんだなぁ…。もしこれで捜査されてることがつくねくん達にバレたら私達…嫌だ、、考えたくない!
「真冬…?あ、あとここね達ね…」
「やめて…ママお願い。その話は夜聞くよ…今は1人でいたいの…。」
「っ…真冬…分かった…ごめんね…」
ママはトーンの下がった低い声でそういい病室を出て行った。
「…ごめん、ごめん…私…」
自分でもよく何を言っているのか、理解できなかった。
学校では
「っケホっ…ううっごめんなさい…」
伊藤は涼達にボコられていた。
「あっそーそー。伊藤さ長瀬知ってるだろ?」
「…長瀬、さん…?一応面識は、ある、けど…」
伊藤が這い蹲りながらそういうと、涼達はニヤリと笑った。
「いやぁ実はさあ今あいつ入院してて〜笑笑家がね放火されたらしいの笑笑それがこいつ」
「はーいつくねでーす。いやあ、あいつん家に火つけてるときは少し楽しかったなあ。それで、あいつは死なんかったけどあいつの妹と友達死んじゃったんだってよ笑笑俺、いいことした気分!」
「…は?」
伊藤は驚愕していた。
「でさ、あいつがいる病室行って色々話したの。俺、あいつ嫌いなんだよね。だから、最初は家に火つけさせたのもあいつが死んで欲しかったから。そしたらあいつさぁ…『私はまだ死にたくない!まだ、夢叶ってないもん!あ、そうだ。私、殺してほしい人いるの。その人達を先に不幸な目に遭わせて?!そしたら、私のこと壊したり何したりしてもいいからっ‼』って言ってさ?それで7人くらい殺してほしい人挙がってさ。そん中にお前いたんだよね。しかも最初に傷つけてほしいって言ってた笑笑」
「え、なんで…」
ママがうるさいので一旦落ちまする。
長文投稿したはずなんだけどバグりましたすごいショック…
573:萌夏:2018/08/16(木) 20:07バグほんと何とかして欲しい。
574:萌夏 おかしくなったみたい:2018/08/17(金) 01:33 https://i.imgur.com/8rxIcXX.jpg
つくねのイメージ画像。ゆこさんありがとう❤
ちょっと大人っぽくなったな
最近全然更新できてなくてごめんなさい😰現実で夏休み満喫してて小説のこと忘れてました!
576:萌夏:2018/08/19(日) 20:49 「は?なんで、って何?笑笑」
「…だって、だって僕何もしてないんだよ?!長瀬さんに!それに…長瀬さんとはそんなに面識はないけど、、僕、長瀬さんがそんなこと言ったりする人だなんて…思えない‼だから、何かの間違いだと思う‼」
伊藤は、立ち上がりながらそう言った。
「…ふん…はぁ、なんでそんなに長瀬のこと庇うかなあみんな。あいつにそんな価値あるわけ?」
「…庇うとか価値とかそういう問題じゃないよ…。 それに、放火って…笑って許される問題じゃないよ僕、警察にいうからっ!」
ダッ!
伊藤はそう言い残し何処かへ行ってしまった。
「はぁっ!?待てよ伊藤!お前、サツにいったりしたらタダで済むと思うなよっ!」
涼はそう言ったが伊藤には届いてないみたいだった。
「ちっ…もし言われたら溜まったもんじゃねぇ…」
「…あっ俺いいこと思いついた!あのさ…」
聖は涼に耳打ちをする。
「…あーそれいいな!」
「だろー♩」
充電やばみ一旦落ちてからまたあげます!
「…嘘…だろ?あいつらが…?」
力也は木陰から涼達の話を聞いていた_。
教室
「もええんの事放っといた方がいいのかなぁ…」
「だろ。あの状態じゃなあ」
小夢と大河が教室で話していると
「こゆゆちょっといい?」
力也が小夢に話しかけてきた。
「力也?どうしたん?」
「…長瀬さんの連絡先教えて欲しいんだけど。電話番号…」
力也がそういうと小夢と大河はえっ、と声をあげる。
「なんで急に…」
「いいからーっ!」
「…うーん変なことに使わないでね?えっと、083…」
小夢は真冬の電話番号を力也に教えた。
「…ありがとっ!じゃな」
「んー…なんやったんやろ?」
「さあな。真冬が恋しくなったんじゃねえの?」
−−−−−−−−−
「…今、かけるのはあれだし放課後にしよう…。長瀬さん。もしかしたら詳しいこと知ってるかもだし…それより涼達に…いや、あいつらとは今口聞きたくないし…よしまあとりあえず後は放課後の話!」
力也はトイレの個室に籠り独り言を呟いていた。
「…っ、西岡先生!」
伊藤は担任の西岡に涼達のことを話そうと職員室に向かう。
「ん?なんだ伊藤か…どうしたんだ」
「…聞いて欲しいことがあって。きてください!」
伊藤は西岡を職員室から引っ張り出す。
「あっ?!なんだてめー急に‼」
「大切なことなんです聞いてください!さっき、岸田くん達に呼ばれて−−−」
伊藤はさっきの出来事を西岡に一通り話す。
「…って。だから、警察に…」
「あーなんだそのことね?それなら僕知ってるよん」
西岡はにんまりしてそう言った。
「っえ、知ってるんですか…?なんで」
「だって涼達が自分達から言ってきてくれたんだもん。いやー面白いネタが増えたって思ってさ笑笑しょーじきさ、いじめ事件とかはどーでもいいんだけどこーいうのはこーふんしちゃうんだよねっ!あと、サツに言うのはやめた方がいいぞぉ?涼達が捕まっても別になんも思わないけど僕がこの話聞いたとして黙ってて共犯になったらたまったもんじゃないしなぁ。あと、伊藤。お前もどうなるかわからないからな笑笑じゃ、僕は鈴谷先生に用あるから〜あ、鈴谷せんせぇーっ!僕の武勇伝聞いてくださいよぉっ〜!」
西岡は職員室に戻ろうとする。
「…最悪。なんだよそれ…ふざけんなよっ…。それでも先生なのっ!?」
だが、伊藤が西岡に掴みかかり阻止される。
「おま、この僕に掴みかかるなんて…!」
「伊藤くんっ?!やめなさい!」
鈴谷が止めに入ってくる。
「先生に暴力振るうなんて…何考えてるのっ!?」
「っだって…」
「鈴谷先生凶暴な生徒から助けてくれてありがとうございますうっ…!」
西岡は鈴谷に抱きつく。
「西岡先生もこんな生徒を持って可哀想に…私が慰めてあげるわ。あなたは教室戻りなさい‼もう、チャイム鳴るし他の生徒が心配するわよ」
「…くそっ!」
ダッ‼
「…なんなのかしらあの子…」
「…はっバカだなあいつ…」
「…西岡先生?」
「あ、武勇伝の話なんですけどー♪僕が高一の頃の話でぇ…」
2組前
「西岡先生も鈴谷先生も…教師やめちゃえばいいのに…なんであんなこと…長瀬さん、、」
伊藤は一人俯いていた。
「伊藤クン❤」
「…げっ岸田くん達…」
涼はにっこり笑顔で伊藤に話しかける。
「げっ、って酷いなぁ♪ねぇ伊藤クン‼今週土曜日五年の男子全員で男子会しない?うざい女子のこととかさぁ愚痴ろーよ〜♪」
「え…」
(嫌な予感しかしないんだけど…)
「あ、黙ったってことはオーケーってことだよね?りょー‼じゃあ一時半に俺ん家集合だから❤絶対来いよ来なかったからころすー♪」
涼はそう言いスキップしながら教室に戻って行った。
「…はぁ…?なんでそんなとこ行かなきゃなんないんだよ〜絶対またパシられるやつじゃん…最悪」
教室では
「ねぇ大河〜」
「…なんだお前らかよ。何?まぁ、対したことないことだろうけど」
涼は大河にも話しかけていた。大河はめんどくさそうに対応する。
「(しね…)まぁそんなこと言わず聞けよ。今週土曜日さ一時半から俺ん家で男子会するんだよね♪うざい女子のことでも話そうぜー♪」
「は?無理。あ、小夢あのさ〜…」
大河は即決して、小夢の元へ行ってしまった。
「…ちっうぜーやつ!この女好きが💢ていうか、力也は?」
「トイレでも行ってんじゃね?」
「ふぅ、スッキリした…」
力也はトイレで用を済まし教室に戻った。
「あ、力也クーン❤」
涼は力也に抱きつく。
「っ?!なんだよ気味悪い…」
「(お前もいっぺんしね…)あのさ、今週土曜日男子全員で男子会するんだー♪一時半から俺ん家ねっ!ほらあ、女子うぜーし、そのことでも愚痴ろ❤」
「え、普通に無理なんだけど…まだ、女子会混ざって行った方がマシ…あ、なぁ大河〜っ‼」
力也も即決し、大河の元へ行ってしまった。
「がーっ!この女好き男2人めーっ!伊藤の次はあいつらころしてやる…っ!」
「まあまあ落ち着け涼」
そんなこともあり放課後(?)学校終わり
力也宅
ピリリリリ
『…はい』
力也は真冬に電話をかけていた。
『あ、良かった長瀬さん出てくれなかったらどうなるかと思った〜』
『っえ…大上くん…どうしたの?てか、なんで私の電話番号…』
『あ、それは…こゆゆから聞いた急にごめん』
『…あー…そうなんだ』
真冬がそう言い少しの間沈黙が続く。そんな雰囲気を破るように力也が言う。
『…家、火事に遭ったんだよね?大丈夫、、じゃないか』
『っ‼う、うんまあね…火ちゃんと消してなかったみたいでさぁ、ほんと私バカだよねーあはは』
真冬はそう言って電話越しに笑った。
『…嘘言わなくてもいいよ。…涼達の話、俺、聞いちゃったんだよね。長瀬さん家に、放火したって…』
やばいこの先ホラー小説になる予感。覚悟してくださいね。すこしグロかも…。苦手な人はブラウザバアアアアック‼
581:萌夏 バカみたいに:2018/08/20(月) 02:59 『っ!…あ、その…』
『…ねぇ、もう隠さないで…正直に教えて。お願い。今まで裏で、どんなことがあったのか。俺、長瀬さんの力になりたい。友達、だから…』
力也は真剣にそう言った。
『っ…大上、くん…ありがとう。…実は、ね…』
真冬は今まで裏で涼達にやられていたことを全て力也に話した。力也の家行った時怪我してたのは涼のいとこの大学生がやったこと、はるちゃんのこと、涼のいとこの大学生達に自分を汚されたこと、放火のことも全部_。
『…なんか、話して、スッキリした』
(…はるちゃんのこととか、絶対誰にも知られたくなかったのになぜか大上くんなら話してもいい気がした…なんでだろう…?)
『っ…酷い、酷すぎるあいつら…。殺人、してたなんて…。あのさ、そこまでやられて、、涼達のこと恨まなかったの?』
『…憎い。憎いよ。あいつらのこと‼はるちゃんのことも、久美さんの事自殺に追い込んだらしたのも、、ここね、いおちゃん、ちーちゃんのこともいっぱいいっぱい憎い‼なんであんな奴らがのうのうと生きててなんの罪もないはるちゃん達が苦しい目に遭わなきゃならないのか、意味がわからない‼できることなら、復讐、したい。』
真冬は声を張り上げてそう言った。
『…だよね。ならさ、しちゃえばいいんじゃない?復讐。俺もあいつらに恨みはある。反省させてやらなきゃ気が済まない』
『…大上くん…。そうだよね。入院しちゃったのもあいつらのせいなんだもんね。…でも、はるちゃんが復讐望んでるのか…分からないから』
『望んでても望んでなくても同じだよ。でも、長瀬さんがもし無理だったら、、俺1人でもやる。…闇に手を染めても…長瀬さんやそのはるちゃんって人たちの恨み晴らしたい』
(大上くん…)
『…分かった。私、やるよ』
『でも、何をするの?』
『んー…詳しくは決めてないからなぁ…。とりあえず…明日学校来るでしょ?そこで詳しく話そう』
『…わかった。…あ、看護師さん来た!じゃあね』
『うん』
力也の返事を聞いた後真冬は通話終了ボタンを押す。
「萌夏ちゃん…今誰かと話してた?」
「あ、は、はい。友達と…」
「…そう。あ、ここねちゃん達のこと、お母さんから聞いたと思うんだけど……」
(復讐…か。上手くいくといいけどな…)
「…で。葬式は2日後に行われる事になったから…」
「あ…はい」
(葬式…ここね達の顔見るのか…辛いな…とりあえず明日、ね…ここね達の恨み、晴らしてやるんだから…!)
そして翌日…
ガララ
私は教室のドアを開けた。
教室の中はどんよりと重い空気が流れていた。
「…え、何この空気…」
「あ…まふまふおはよ」
小夢ちゃんが暗い声で私に話しかけて来た。
「おはよう…どうしたのこの空気…」
「…いや、もええんの機嫌が悪くて…なんかね、妹が亡くなったらしくて…。昨日からずっと元気が無いの…よほど悲しかったんだろうな」
「っ…」
いおちゃんの事…そっ…か。
巻き込んじゃってごめん、、萌奈ちゃん。でも、もうすぐでいおちゃんの恨み、晴らすから…。
「長瀬さん」
「あ、大上くん」
「ちょっと来て」
そして、私と大上くんは教室から出る。
「昨日の話なんだけど…復讐のことね。」
「あぁ…復讐って言ってもなにするの…?私あいつらも同じ目に遭わせてやらなきゃ気が済まない。…だからって、、涼くん達の家に火をつける気はない。なんの罪のない家族の人たちがシヌのはやだし…。」
私がそういうと大上くんがはぁぁとため息をつく。
「そうだね…。肉体的か精神的かの問題かなぁ…。ボッコボコにしてやるか、精神的に追い詰めたりとか…。というか先に警察いった方が良い気もするけどなぁ」
「あ、警察…。警察なんか頼れないよ。…涼くん達の親に言った方がいいんじゃないかなと思う。…それと、周りの人を巻き込まない形であいつらをはるちゃん達と同じ目に遭わせてやりたい」
「…うん。やっぱそうなっちゃうよね。俺だって、家族傷つけられたら相手のことすごい憎むよ。だから、反対はしない」
大上くん…。真剣に考えてくれてるのかな。
「精神的…あ、私が本当にじさつすればいいのかな。遺書残してじさつしたら…」
「え、変なこと考えないでよ?」
「…なんて、、ね。でも、効果が全然ないってことはないんじゃないかな。遺書だけ残して学校休めば信じるんじゃない?」
あーでも、ママ達が学校に連絡するかな…
「なんかすぐバレそうなんだけど…やっぱ証拠の動画とか撮った方がいいんじゃない?こっそり携帯使って〜」
「…あー…」
…そういえば、録音機使ったことあったっけ。。失敗に終わったけどね。
「それかもう1人に標的絞ってそいつが1人になった瞬間顔隠してボッコボコに!凶器になるものならなに使ってもいいんじゃね?」
「え、私は肉体的なことは絶対負けるからやだな…」
「…まあ、女の子だしね…。そういうのは男の俺がやった方がいいかなぁ…あと、他には_」
それから、朝休みが終わるまで私たちは復讐の話をしていた。
更新忘れてた…😭
キーンコーンカーンコーン
私たちが話しているとちょうどいいところで朝休み終わりのチャイムが鳴った。
「あ、、チャイム。行こう。遅れたら先生に怒られる」
「うん」
結局、肉体的な事は大上くんがやってくれることになったけど…涼くんたち相手だし、大丈夫かなぁ…って思うのは大上君に失礼かもしれない。
教室に戻り
「…あ、まだ先生来てないみたいだね」
「だね」
良かった。間に合った〜と思ってると長瀬さん、と声をかけられた。
「え…あ、向鶴さん。どうしたの?」
「いや…先生来てないって言ってたから…。先生なら一回教室来たよ。それで、、中畑くん以外の男子連れてどっか行った。多分…いじめのことだと思う…」
え…先生が?
「っごめん。私さ勝手に先生にあのこと話しちゃって…。でも、力になりたくて…」
「…?何?あのことって…」
「あ…いや、、その。き、岸田君たちに聞いたことで…」
向鶴さんは少し言いにくそうに下を向く。
…何だろう?
「…ごめん。やっぱ何でもない…多分先生から詳細は聞くと思うから…じゃ、じゃあ私は席に戻るから」
タタ
あ、向鶴さん行っちゃった。
「…?向鶴さんどうしたんだろうね?」
「…涼くん達から聞いた…?…」
放火のこと、だったりしないよね…。もしそのことだったとして…やばいと思って先生に言ったとか…?向鶴さん…。
「まぁいいや。早く俺らも席つこう」
「あ、うん…」
そういえば、萌奈ちゃん…。
「…はぁ…」
…やっぱ元気がない…まぁ、当たり前か…。ごめんね、萌奈ちゃん…。
私の胸の中には罪悪感がたくさんあった。だって、私のせいで関係のないいおちゃん達まで巻き込んで…。萌奈ちゃんやほかの家族のみんなに苦しい思いさせちゃってるから_。
謝らなきゃ。萌奈ちゃんに…。ちゃんとほんとのこと言った方がいいかもしれない。じゃなきゃ…萌奈ちゃんが苦しみから解放されないと思うから。私のことは嫌いになっても、いいから…。
…そして、1時間目の始まりのチャイムが鳴る。
その時やっと先生達が戻って来た。
涼くん達は澄まし顔で、先生は暗く重そうな表情だった。
「…」
何だか、嫌な予感がする…。いじめの話し合いで涼くん達がこんな澄ました顔するわけない、よね…?
その時、涼くんが私の席に来て耳元でこう言った。
「…さっき話し合って考えたんだけど、菜畑も、コロす奴の一人に追加してやってもいいぜ…?」
っ?!
「やめてよっ!」
ガタッ
私は椅子から勢いよく立ち上がって涼くんを睨みつける。
「あー怖い怖い…冗談に決まってんじゃーん笑笑バカだなお前」
涼くん達は笑いながら自分たちの席に戻る。
ほかの人たちはこっちを唖然として見ていた。
「っ…ごめんなさい」
私は大人しく席に着いた。
…菜畑先生も、ころす奴の一人に追加って…何?!一体話し合いの時に何が…?
でも、冗談って言ってたし…私を驚かせようと言っただけだよねきっと…そうであってほしい。
「…えっと…朝休みはごめんなさい。ちょっと色々あって…で、では1時間目の国語の授業始めます…。」
先生は元気のない声でそう言った。後ろからは男子達の笑う声が聞こえて来た。
…そして、中休み。
「ねぇ、真冬ちょっと良い?」
「あ…」
萌奈ちゃん…。
「…二人きりで話したい」
…いおちゃん達のことかな…。
「うん…分かった」
そして、私たちは人目のつかないところまで無言で行った。
「…それで、どうしたの?」
「いおたちのことでさ」
あぁ、やっぱり…。
「っうん…ごめんね」
「…え、いやなんで謝るの…。…確かにさ、真冬の家が火事になって…あの3人は死んじゃった、けど、別にそれが真冬なわけではないよね…?それと、私が話したかったのは…聞いちゃって。なんか、、家が放火って…」
「っちがうの!」
萌奈ちゃんの話を遮るように私は大声を上げる。
「え…でも、警察が捜査して発見したことみたいだし…」
「ち、ちがうの…。私、私が悪かったの…。火が家の中広がってるのも、気づいてあげられなかったし…。それに、私が、3人のこと見殺しにして…。私が消防車に電話してた時炎が私の近くまで来てたの。…それで、やばいと思ってたら…ここね達が私の前に立って私のこと守ってくれたの…でも、私は自分のことしか考えてなかった…‼だから…逃げちゃったの。3人を見捨てて。あの時、四人で逃げればまだ少しの怪我で済んでたかもなのに…助かってたかもなのに…全部、私のせいなの…ごめん、ごめんね…」
私はそう言った。そしたら、涙が溢れて来た。
「…何それ。…許さない…」
「…ごめん」
(そうだよねそうなるよね…。)
もう、萌奈ちゃんの顔見れない。
「ごめん、本当に…。許せないよね。こんな奴がのうのうと生きてるなんて…死んだ方がいいよね」
「…あのね…命がけで助けてくれた3人の勇気…無駄にしたままこれから生きていくのは許せないよ。だから、真冬もあの3人が真冬を助けた勇気分…真冬もそういう勇気持って困っている人を助けて、守っていかなきゃ私は許さないって言ってんの。…確かに真冬のせい、、って言っちゃうのも仕方ないかもしれないけど、私が憎んでるのはその放火した奴、だから。でも、真冬のしたことも私は憎い。だからって死んでほしいわけじゃない。これから強く生きなきゃ、、意味ないでしょ…?強く生きて、誰かのこと勇気を持って守って…それで3人のこと思いながら、それで死ぬなら私は別に怒らない…。真冬だって大切な友達なんだよっ…私だって…今まで真冬にひどいことしてきた。だから、自分なりに頑張ってきたつもりなの。少しでも、真冬の力になれるように…ちゃんと反省、して…また、友達になりたくて…。」
「っ…萌奈ちゃん…」
萌奈ちゃんの顔を見ると涙目になっていた。
「っ…ごめん急に自分語りしちゃって…。とりあえず言いたいことは…あの3人の勇気無駄にして勝手に死ぬなんて私が許さない、って事…。私は私で…絶対放火犯見つけ出すから…真冬は真冬で頑張ってくれたら…嬉しい」
「萌奈ちゃん…あっ」
萌奈ちゃんはそれだけ言い残し何処かへ去って行った。
「誰かのこと勇気を持って、守る…」
真冬はぼそり、とつぶやいた。
「っ…うっ、グスッ……」
萌奈は真冬から離れ1人静かに泣いていた。
いつ終わるの?
588:萌夏:2018/08/23(木) 20:42 587
まだもう少しかかるかも…。ちなみに終わり方は完全なるハッピーエンドにしようとは考えてないです‼まぁ、気が変われば…
https://i.imgur.com/METRF21.jpg
力也のイメージ画像です。
そらねさんありがと〜!また恋バナしましょ!
暗すぎると思います。
591:萌夏:2018/08/28(火) 12:46ごめんなさい😭
592:匿名:2018/08/28(火) 23:23 最初と比べるとめっちゃ分かりやすい
がんば
本当ですか?ありがとうございます‼😭
594:いちごパフェ:2018/08/31(金) 20:34更新待ってますね、萌夏さん☺
595:萌夏 ともするとトーク:2018/09/07(金) 16:26ごめんなさいしばらくは更新できません・・・。修学旅行もあるので
596:とくめーきぼー:2018/09/09(日) 21:04大丈夫ですよ!ずっーと読んでますけど、これこそ、いじめの現状を書いていて、書籍化されて漫画化されても良いと思います。そのくらいに、現実を見据えた小説だと思います。これからも頑張ってください!陰ながら応援してます!!
597:萌夏 ともするとトーク:2018/09/30(日) 16:50 ありがとうございます😢
皆さんに報告です。なぜか、ホスト?かなんかでここに書き込めなくなりました。巻き込みかもしれません。今は違う携帯でしてます。なので、解除になるまで書き込めないと思います。すみません。
こんにちは。いきなりの書き込み失礼致します。
心情を顔文字や記号などで表すのはいかがなことかと思います。
確かに記号を使えば簡単に表せてしまうと思いますが、文で心情を書き込んだ方がより詳しく、丁寧に見えると思います。
また、同様に行動も描写がないので分かりにくいです。どこかに移動したならばそのように書くか景色の描写を増やすと良いと思います。
(全く関係ないことで申し訳ないのですが、主人公ちゃんのあだ名は某歌い手さんのバーコードの方を意識したのでしょうか……?私の勘違いでしたら謝らせていただきます。)
大変申し訳ない。書き込めないと記載されていましたね。
なかったことにして下さるとありがたいです。
こん。違う携帯でしてます。
滅茶久しぶり、
はっしょくさんコメありがと!
アドバイスありがとうございます。
歌い手?まふまふさんですか?
この小説を書いていた時は知らなかったので・・・💧