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俺、進藤 翔は声優を目指していた。
「全っ然ダメ!なんかー声に、心がないってうか、死んでるっていうか まあとにかく
やり直し‼」
高校2年 17歳 進藤 翔 声優志望。
もう、声優を目指して5年がたっていた。俺は、中学のころすっかり落ちこぼれて不登校になっていた。ほとんど部屋に引き込もっていて、常にパソコンを見ているような生活だった。2次元は、最高だ。裏切らないし、現実のことを考えなくて済む俺にとってのたった1つの方法だった。そんな時、声優さんのブログを見た。そこには、今まで引きこもりだったこと、いじめられていたことが書いてあった。まるで、僕じゃないか。僕も変われるのか。いや、変わりたいんだ!
スレを立てました〜
良かったら、読んでみて下さい!
転校生のあの子
https://ha10.net/test/write.cgi/novel/1533868840/l2
>>40
絶対見ます!
ありがとうございます!
43:6231◆gU:2018/08/10(金) 20:57とても面白かったです。転校生のあの子の更新頑張って
44:名梨:2018/08/11(土) 08:28更新、頑張ります💪
45:名梨◆S2 トリップかえてみた:2018/09/01(土) 13:37 新作の小説です。
死んでもいいから、私はアイツに恋されたい!https://ha10.net/novel/1535775784.html
こんにちは、猫又です。
遅くなりましたが『恋に落ちるのは意外と簡単⁉』
最後まで読ませていただきました。
簡潔に感想を言うと、おもしろかったです。
話に筋があり1つの物語として成立している。
お互いの心情の変化も見て取れるし、
ストーリー全体を見ても
声優→お手伝いさん!?
みたいな名梨さんの才能が見て取れる。
少なくとも読めない、理解できない文ではないので、
正直アドバイスコースとしては言うことがありません。
ので、さらに上の『読んで楽しめるか』という話をします。
褒めといて何ですが、この小説に足りない点があるとすれば、この3点です。
1 文法とかの決まりや禁じ手
2 シーンを作りきれていない部分がある。
3 キャラの特性を活かしきれていない
1 文法とかの決まりや禁じ手
まず句読点の位置でしょうか。
・「」(カギカッコ)の最後にマルを付けない。こんなの→「〜〜。」
・読点(、)は読みやすいよう付ける。
→読みやすいって?
本来読点は息継ぎのタイミングですが読みにくい所。
そしてとかかなり付けます。失礼
そして、とか、かなり付けます。
こんな風にひらがなで、やこしい所にも付けます。
覚えておいて下さい。
もう一つは視点変更。
>>6 で視点が果穂に移動していますがこれは危険です。
イヤホンで音楽聞いてたのにいきなり別の機器に差し替えられたようなものです。
読者が困惑したり、感情移入がそこで確実に切れますので、プロでも視点移動は基本的にしません。
キャラの過去や思いは行動やセリフからでも読み取れます。果穂の過去はメイドや果穂自身も翔に伝えてますし、それで十分だと思います。
(本当は怖かったことを示すなら、>>16 で手だけすごく震えてたとか、やりようは色々あると思います)
今後書くときには、ちょっと気をつけて見て下さい。
2 シーンを作りきれていない
例えば冒頭の部分。『俺』の説明になっているため、入りにくい可能性があります。
きちんとシーン、場面として書く必要がありますが、
そものそもシーンには最低何が必要かというと、『どこ』と『だれ』
場所と人物を必ずハッキリさせる。そうすることで、
読者はシーンという『絵』をイメージし、物語に入ることができます。
例えば冒頭、
『俺は鏡の前で着る服を悩んでいた。
着る服を悩むなんてオーディション以来だ。
夢を半ば諦めた今、まさかこんな日が来るなんて……。俺は服を選びながらあの日のことを思い返していた』
なーんて文を追加すると、鏡の前で服を選ぶ主人公からその思い出へ、自然に入ることができると思います。(多分)
さらに言うと、『場所』と『人物』が変わった場合、
必ず文章で書く必要があります。
たとえば冒頭の「全っ然ダメ!」から始まるセリフ。
これは一体『だれ』のものでしょうか? おそらく声優学校の先生でしょう。
回想に出てきたのなら。
『発声指導の大声が耳で反響する。高校2年 17歳 進藤 翔 声優志望。 もう、声優を目指して5年がたっていた』なんてどうでしょうか。
自然に回想に繋げた。……ような気がします。
この場合『場所』が書かれていませんが、
なんとなく『レッスン室』だと読者が察してくれる構文なのでOKです。
このように『場所』と『人物』をハッキリさせ、文を読んで頭の中に『絵』が描けるかどうか気をつけてみて下さい。
3 キャラの特性を活かしきれていない
例えば進藤 翔の声優志望という個性。
これが冒頭で消えてしまっているのが非常におしい。
例えば >>8 でのメイドさん
翔を雇った理由が『女性の声を出せるから』とか。
男性に慣れてもらうため、声のトーンを落とした翔に果穂がちょっとドキッとするとか。
更衣室で不意に男の声出たのをドア越しに聞いてた果穂が、男の子を連れ込んでると勘違いしてヤキモチとか。
色々やりようはあると思うのですよ。ええ。
まあ、個性を全面に押し出せばいいというものでも無いです。
恋に落ちるのは簡単ってタイトルですし、
特に接点もなかった。話するのもバイトだけ、なのに……。
ってコンセプトならアッサリしてるのもアリだと思います。
ただキャラクター=個性です。
参考に『転校生のあの子』『死んでもいいから、私は アイツに恋されたい!』も目を通しましたが、登場人物の個性を活かせると面白い作品になるなーと感じましたし、キャラ(特に主人公)の『目指す場所』がハッキリすると、キャラが作品を引っ張ってくれるようになります。
目指す場所とは何なのか、それは
【この『作品』でこの『登場人物』は『何をしたい』のか『どうなりたい』のか】です。それがキャラクターの魂と言っても良い部分です。
誰かに好かれたい。助けたい。頑張りたい。壊したい。
作品の中でそれぞれのキャラクターが貫く『思い』『願い』『夢』を決めて見て下さい。
それからその願いを『どうやって』叶えたり、伝えたりするのか。
この部分が個性になります。
『好かれたい』から『好かれることをする』
『好かれたい』から『嫌われることをする』
『誰かを利用する』『弱いふりをする』
中には好かれる方法が分からずに目の前でサンバを踊るキャラも居るかもしれません。
(ドン引きでしょうがすごい個性ですw)
実際にいるかどうかはさておき、
個性は読者を楽しませます。
キャラ作りの時に意識してみて下さい。
と言った感じで本当に長々話してしまいましたが、
結局何が言いたいかと言うと、
この作品、おもしろかったです。
新作も更新待ってます。
それではー。
凄く丁寧にアドバイスを下さり、ありがとうございます!
猫又さんのアドバイスは、納得のできるアドバイスで、とても分かりやすかったです。
確かに、句読点のことを気にせず書いていたり、小説内の説明の文章が足りなかったなと反省しております。キャラも、私の小説は薄くて、ペラッペラでしたね……。
猫又さんのアドバイスを小説に生かすことのできるよう、頑張りたいと思います。
本当に、丁寧なアドバイスありがとうございました!