旅鼠の厭世詩

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1:レミング◆yc:2019/09/13(金) 12:00

思い付いたときに詩を書いていきます。

詩ではなく短文に思えることもあると思いますが、
本人は詩のつもりで書いております。

乱入は可ですが、感想を添えて頂けると幸いです。
また、こちらからの感想はあまり期待しないでください。
何分、自分の意見を述べるのが苦手なもので。

362:レミング◆yc:2025/01/28(火) 04:59

淡く白んだ朝焼けの空
雨も上がってぬかるんだ庭
曖昧な時間と視界と悴む身体に
貴方の笑顔がひどく滲みる

足元に目を落とす
水たまりに映る貴方が嫌いだ

ひとりだけ吹っ切れたような顔
こっちの気も知らないで
僕がどんな思いで
雨に打たれたかなんて
考えたこともないくせに

乾いた風が背中を叩いて
寒くて震えて
そんな僕を貴方は
心配そうに抱きしめた

ああ、嫌だ
大嫌いだ

雨なんて上がらなくて良かった
雨に打たれたまま
誰かになんて救われないまま

いつか貴方が僕の涙に気付くまで
慟哭さえ掻き消す騒音の中で
貴方の声を聞いていたかった

朝なんて明けなくて良かった
夜に囚われたまま
誰かになんて救われないまま

いつか貴方が僕の心に近付くまで
一寸先も見えぬ闇の中で
貴方と見つめ合っていたかった

土砂降りの嵐の中
永遠に続くような夜の中
貴方の鼓動で踊っていたい
貴方の体温を頼りに生きていたい

あわよくば二人きりで
どうかずっと二人きりで

渇望と絶望が同居する
僕の空っぽな心臓を
貴方に預けてしまいたい

貴方に満たして欲しかった


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