スレタイの通りです。色々なジャンルで書いていきたいです。この以下の注意、>>2に書くであろう書きたい予定のジャンルを確認してくださると嬉しいです。
注意
感想は書いてくださるととても嬉しいです。ですが、スレチや板チになるような雑談はおやめください。
私の書く内容はほぼほぼ自己満足です。ついでに文章力皆無です。
ジャンルによってはネタバレが含まれるかも知れません。
以上がokな方以外の閲覧は遠慮した方が良いと思います。
書き忘れましたがキャラ崩壊注意です。
書くジャンル(予定)
・ダンガンロンパ
ネタバレ要素大。大体学園での日常系が多めになると思います。絶望少女、V3書く予定は今のところ無いです。
・東方
異変とかの話じゃなく、こちらもまた日常系かと。主人公多め。
・オルタナティブガールズ
キャプテンなんて居なかった、良いね?女の子達が仲良くしてるの書きたいです。
・軌跡シリーズ
現在空、零のみ書く予定。中身は未定。
多分色々増えていきます
【ダンガンロンパ】【日常】【ネタバレ小】
朝7時。来るのには少し早かったかな?と疑問を抱きつつ、幸運の少年は自分の教室のドアを開いた。
今は桜が散って新緑が芽吹き出す時期。“超高校級の幸運”として私立希望ヶ峰学園にやってきた苗木誠は、ようやく新しい生活に馴染めてきたところだった。
───私立希望ヶ峰学園。超高校級と呼ばれる才能を持つ学生を集めた政府公認の超特権的学園だ。入学は学園からスカウトされた現役の高校生、なおかつ超高校級の才能を持っている者しか許されていない。それ故この学校を卒業すれば人生の成功を約束されていると人は言う。
学園では毎年、普通のそこらにいる高校生から抽選で“幸運”の才能を選んでいる。今年の、78期生の“幸運”は他の誰でも無い、苗木だった。
苗木誠という高校生は、何に対しても普通であった。勉強も、運動もそれなりにはできるし、好きな映画だったらランキング1位を見れば大体それ、強いて言えばちょっと前向きで身長が実の妹より小さい。つまり世の中にある平凡さをこれでもかと詰め込んだよな高校生なのである。
そんな彼は栄えある希望ヶ峰学園に入学できた事に喜びを感じつつも、自分がこの場に居ても良いのかと少し不安だった。
野球選手、アイドル、ギャル、御曹司、格闘家……エトセトラ。テレビや本なんかで見た人達が同空間に居る感覚に最初は戸惑い、どうすれば良いかとうろちょろするばかりでいた。それでも持ち前の前向きさでやっとその感覚に慣れて、そこそこ会話も続くようになってきていた。
そして、5月始めの今日。久々に早起きできたので教室に行って皆を待とうとしているのが今の苗木の状況である。
教室の引き戸にかける手が少し緊張している。どうせ誰も居ないだろうと思いつつも、なんとなくこうなってしまう。思い切って扉を開けようと、手に力を入れた時。
「あら、苗木君?」
あまり聞き慣れない、だけど聞いたことのある冷淡な声が背後から聞こえた。
【>>3の続き】【色々自分の妄想あり】
「霧切…さん。お、おはよう?」
驚きながら振り返ると、そこには自分より背の高い女子がこちらを見つめていた。
彼女の名前は霧切響子。才能は“超高校級の探偵”。才能の通り鋭い観察眼を持ち、いつも冷静な態度を取っている、それでいてミステリアスな雰囲気を持ち合わせている少女だ。
苗木もあまり霧切と話した事が無い。というか、霧切が人とあまり関わりたくないようなオーラを漂わせているのだ。だから今どうするのが良いかと狼狽えながら苗木は疑問符付きの挨拶を投げた。
「………どいて。」
「えっ、あ、ゴメン!」
挨拶を無視されたかと思えば、今度は命令される。ドアの前に立つ苗木は、慌ててドアの横に移動した。
霧切の背中越しに教室内を見てみると当然誰も居らず、彼女が今から入ろうとしているだけだった。
苗木も霧切に続いて教室に入るが、中には謎の圧迫感が渦巻いていた。その理由は霧切の振り撒いているオーラが全ての原因だろう。しかも、今に至っては冷たく鋭い視線を自分の席から扉付近の苗木の方へ投げ掛けている。
この教室には生徒の席が縦四列横四列の計十六個あり、苗木の席は霧切の席の左に位置している。この状態で隣に座るのはそれなりに度胸を要する事だろう。
これで明るい世間話でもしようものなら一週間、いやそれ以上の期間あの視線を受ける事になるかも知れない。
この場で最良の策はなんだろうと考えながら恐る恐る席へと歩を進める。一番窓際の列の一番後ろ。それが彼の席で、その右が霧切の席。席に行くために、霧切の前か後ろを通らなければいけない。そのせいもあってか、苗木は余計に緊張していた。
───そうだ。適当に校内をふらついているのはどうだろう。未だに分かっていない場所も沢山あるし、授業開始まで一時間以上もある。それが、霧切の真後ろに来て漸く出した答えである。
そしてやっと席の前に来た。机に教科書やらノートやらが入った鞄をそっと載せて、取り出す。それを机の中に少しずつ入れ、鞄をロッカーに置く。その間にも霧切から視線は送られていた。
この空間の気まずさからさっさと逃げようと、用意を終えた苗木は後ろの扉から教室を離れた。
【>>4の続き】【ネタバレ・捏造注意】
霧切からの視線を逃れて、廊下で溜め息を吐いていた時。
苗木達が入った前方のドアでどこかで見た事がある男性を見た。その男性は今、教室に入って行くようで、それ以上姿を見ることはできなかった。
苗木が足を動かそうとした瞬間、教室内から何やら迷惑げな冷たい声が微かに聞こえた。
「……何の用?…………」
「いやぁ…………だろう?」
それに対し、少しおどけたように男声は返す。恐らく、というか絶対に霧切と今の男性の会話だろう。気になった苗木は耳をドアに寄せるが、今と対して結果は変わらなかった。
続き
これ以上は何も得られないと踏んだ苗木は、ゆっくりその場から立ち去り学園の施設を見て回った。帰り際に迷って遅刻し、来たクラスメイトに笑い者になったのは後の話。
それより苗木は、霧切が先生と思わしき男相手に敬語も使わず接していた事が不思議でならなかった。
とりあえず1回切ります
【ダンガンロンパ】【未来機関加入直後の苗木】【短】
「とりあえず、服を変えたまえ。それでは少々埃っぽかろう。」
江ノ島を倒して、学園から脱出できて、未来機関というところに助けられて。
そして、今。苗木達はその未来機関へ加入した。
「コロシアイ学園生活を生き残った者達」
というのは、この絶望が蔓延した世界にとってはどれほどの希望になるかのわからない……らしい。
苗木達も早く元の世界に戻る事を願っているし、自分がそれに貢献できるというのは思ってもいない事だった。
だから皆で一緒に入った。そしてそれぞれ会長の天願に渡されたのがこの服であった。
「はぁ……」
小部屋に入って渡されたものを手に取る。
それは真新しい背広だった。黒のスーツ上下に白のワイシャツ。その二色は苗木に重苦しい印象を与えさせた。とりあえず溜め息を吐いて着替え始める。
まずは今までの服を脱いで、次にワイシャツに手を通して。
「なんか……名残惜しいなぁ。」
ぽつりと呟く。今まで着ていた服はどうせ処分されるだろう。それが少しだけ寂しかったのだ。コロシアイ学園生活を過ごしたあの日々でずっと使っていた、この服が。
ちょっぴり愛着の湧いていた制服に別れを告げつつ、苗木は同じく黒いネクタイを締めた。ちょっとだけこれからへのやる気が出てくる。
畳んだそれに背を向けながら、苗木は小部屋を出た。
「お待たせしました!」
なんか天願さんのコレジャナイ感が否めない……
9:匿名希望◆m7w:2017/06/27(火) 20:03 ID:h82 【森】【とりあえずごめんなさい】
「…………え?」
タコツボ小隊リーダーことユーダイは、ソレを見た瞬間凍りついた。その視線の先にあったのは、困り顔の小隊メンバー、リヨコとナツメ。それと───やけに女の子らしくなった脳筋、ヒガサキの姿だった。
「こんなの……何かの冗談だろ?」
「これもひとつの別件か?」
ユーダイの横に居たタカシと、シューヘイも声を震わせながら疑問符を投げる。ヒガサキを連れてきた二人も未だに現状を理解できていないようで。
でも、それは無理は無かった。いつも手入れが行き届いていなかった髪が綺麗に梳かされてカチューシャが被さっていた。服も毎日だぼっとしたシャツとズボンだったのに、真っ白ブラウスにクリーム色カーディガン、鮮やかな赤色のプリーツスカートを身につけていた。終いに顔にはうっすら化粧が施されていて、綻んだ唇がいつもより健康的に、細めていた目元もなんとなく大人っぽくなっていた。
これではまるでどこぞの令嬢さんのようにしか見えない。
いつものヒガサキとは考えられない。
「あら……?皆、どうしたの?」
いつもはもっと低くて荒い口調であるはずの声が、五人の鼓膜を不快に震わせた。
それぞれで顔を見合わせていた視線が一気にヒガサキ(?)の方に集まる。ソレは少し首を傾げてこちらをじっと見つめていた。
ヒガサキを睨むようにしていたタカシが唐突に話した。
「おい、お前は本当にヒガサキハツミなのか?タコツボ小隊隊員、脳筋筆頭のヒガサキなのか?」
「何言ってるのタカシ?私が脳筋なんてあり得ないでしょ?」
深刻な問題を、夢の話のように笑い飛ばす。どうやら、すぐに解決できる問題ではないのだろう。
いい加減書きますぞー
>>9は森じゃなくて森ホでしたー
【>>9の続き】
「………とりあえず、今日はここで解散にしましょ。これじゃもうどうしようもないわ。」
なつめが諦めたように言った。それに四人は無言で頷いて、それぞれが家路に着いた。
誰もヒガサキと一緒に帰ろうとしなかったため、その後彼女がどうなったのかわからない。だが、全員「こいつなら家に帰るだろう」という謎の信頼を寄せていたため、恐らく何事も無く平穏に帰ったのだろう。
翌朝、ユーダイは久しぶりに一番乗りで教室に入った。支度をしている時に次々とタコツボ小隊隊員が入室し、残るはヒガサキになった時。
「昨日のあれさぁ……ヒガっちゃんの冗談とかだったりしないかなぁ……?」
「んな訳無いだろ。本物だったらタカシの発言でボロを出してるだろうし。」
「でも、ハツミってそこそこ演技上手いのよね……ヨッコはどう感じた?」
「特に。霊的なものでは無いみたいだよ。」
「まぁいつか戻るだろ。」
ユーダイを中心にして会議が始まる。全員心配そうな顔をしてはいるが、一大事とまではいかないようだった。
他のクラスメイトが大体登校してきたときにはいつの間にか会議が終了し、各々が各々で自由に過ごしていたその時だった。
ガラガラという扉が開く音の後、ガタンという大きな音が後ろから聞こえた。驚いてそちらを見ると、見慣れた脳筋がそこにいた。
終わりかた不自然だけどこれにてエンドです。どうして彼女がそうなったのかはご想像にお任せします。
13:匿名希望◆m7w hoge:2017/10/25(水) 20:02 ID:Fkw 黙々と、歩く。目的地はあるけれど、其処に行くまでの心の準備がかれこれ一時間、まだできていなくて。
抱えていた花束を置いて、今すぐにでも逃げ出したくなる。結局貴女が好きだったのはクロッカスだったのを今思い出した。勝手に似合っていたからスイートピーを選んでしまった。本当に帰ってしまいたい。
「愛してる」、と言ったのは貴女の方。「さよなら」と言ったのも貴女の方。だけど、せめてもの証に、貴女にこの花束を送りたかった。
最初で最後の贈り物。
贈ることは叶わなかった。
もうわたしにはこれ以外方法が無いの。
そう思って駆け込んだのは学校の屋上。誰も居ない時間を狙ったんだ。それなのに靴をかたっぽ脱いだわたしの目には、三つ編みの、けれどお洒落な女の子が映っていた。
長らく放置してしまった……これから少しずつでも書けていけたら良いな。
16:◆m7w:2018/08/07(火) 19:17 ID:Nhg 閃の軌跡 アンゼリカ+トワ page1
あの内戦が終わって二ヶ月が過ぎた。トワから聞いた話だが、Ⅶ組の皆はこの三月でトールズを辞め、それぞれのやるべき事に向かうらしい。リィン君を除いて。トワも、NGOで色々なところを見てまわると言っていた。
これから、帝都でトワに会って久々に友達らしい事をしてみようという事になった。今は帝都行きの列車に乗っている。バイクが無いのでしょうがなく、長時間こうして揺られている。
『──次は、帝都ヘイムダル、帝都ヘイムダルです。降車の際は、お忘れものに、ご注意ください。荷物搬出の為──』
可憐な女性の声がアナウンスをする。漸く目的地だ。立ち上がって、適当に持ち物を詰めたバッグを網棚から掴んで取り出した。
列車はゆっくりと速度を緩め、停止した。次々に人が流れ出ていく。人がいなくって伽藍堂になった後で、私はゆっくり列車を出た。
まずいほげ忘れた
余談だけど、>>13 はシャルル、>>14 はわたしのアールを元にして書いていると思われ。もうなんで書いたのか理由がわからない