私が愛してやまないトビオをにょたさせて、みんなに愛してもらいます!!誤字脱字、さーせん!でも、一生懸命やるって自分決めたっス!うっす!!
影山飛緒
烏野高校男子バレー部のマネージャー
黒髪サラサラストレートショート
身長は172センチあたりで、バストはAよりのB
女バレでがんばってたけど、あの事件がね
中身はほぼ原作トビオ
国見と金田一とは仲がいいが、及川さんにはバレー以外でマジで興味ない
「コート上の女王様」
みたいな感じです!追加設定とかあったら、いろいろ書き足します!!“亀!更!新!”です!!ちなみに、名前が似ているにょた司さんもやってます。よろしく、ツッキー!(ツッキーごめんよ。ついノリで)
レシーブもトスもスパイクも、ぜんぶ俺一人がやればいい。
俺なら拾える
俺なら上げられる
俺なら打てる
もっと速く動け!もっと高く飛べ!!
もっと、もっと!!
そして
トスを上げた先
そこに誰も
いなかった
ーーーーーーーーーーーーーーーー
「国見!!勉強教えてくれっ!」
「…なんで?勉強する必要なくない?推薦じゃないの?」
「…ごめん、それに関してはまだ言えねぇ」
申し訳なさそうに俯く影山に、国見は何も言えなくなった。
頭の悪さが口では言い表せないほどの彼女が、いきなり勉強を教えて欲しいと頼んできたのだ。きっと何かあるに違いない。
(それを言ってもらうのを待つのが、“友達”なんだろ…)
しばらく待っておこうと考えて、あまり考えないようにしていた。
のに、彼女はいつも斜め上のことをする。
「俺さ、推薦受けねぇんだ。烏野っつー高校に行く」
「…なるほどね。だから最近真剣に勉強してたんだ。」
「ああ。…言うの遅くなって悪かった。」
勉強を見てあげて2週間ほど経っただろうか。帰り道、影山が国見と金田一に打ち明けた。
「別に謝ることじゃないだろ。それに烏野行ってもバレー続けるんだろ?」
「…それなんだけどさ。俺、もうプレーしないって決めたんだ。」
「……は?」
「何だよそれ。なんで…」
そして彼女の打ち明けた内容もまた、斜め上を行く。
「…悪い。けど、もう決めたんだ。」
「もう、その意見曲げるつもりないの?」
「ああ」
「…そう。なら今更なに言っても無駄だな。」
「おい国見、なんでそんなアッサリして…!」
「影山が自分で決めたことだし、俺たちが口出しできることじゃない。…それに女子と男子じゃ立つコートが違う訳だし。」
「っ…。そりゃ、そうだけど…!」
「バレーで手助けはできなかったけど、他の部分でカバーすりゃ良いじゃん。」
「手助け…?」
「ちょ、おい国見!?」
「最近勉強頑張ってるけど、それでも一人じゃ限界あるじゃん。俺と金田一で良かったら勉強教えるよ。」
ニコリと小さく微笑みかけると、彼女は嬉しそうに、彼は呆れたように笑った。
その日から国見と金田一で、空いた時間に影山に勉強を教える日が増えた。
そして、努力の甲斐あって見事に影山は烏野高校に合格した。
俺は国見と金田一の協力のおかげで、無事に烏野高校へ入学できた。
でも烏野に入学してから、どこの部にも所属しないと決めていたため、HRが終了するといつも速攻で帰宅。
友達は欲しいがどう接したら良いのか分からず、学校ではつねに一人。それに、自分にも非があるとはいえ、あの試合が原因で女子と接するのが少し怖い。
そんなある日、校内探検と名付けて歩き回っていたら、第二体育館からボールの音が聞こえてきた。
興味をそそられ中を覗けば、一人で練習をしているやつがいた。
(あいつ…俺より背が低いくせに…すげぇ飛ぶじゃねぇか…!!)
ジャンプ力には感動したが、プレー自体は荒削りで、下手くそなことが見ていて丸分かりだった。
(バネも体力もやる気もあるのに何て宝の持ち腐れだ!俺の感動返せ!!)
いやでも、腹立つけどそれは勝手に腹を立てているだけであってたぶんアイツは悪くな…いや、やっぱアイツが悪ぃな。
そんな感じで腹を立てていた自分のところに、ボールが転がってきた。
それを追いかけてきたさっきの飛ぶやつと、拾い上げた俺の目が合った。
これが、日向翔陽との初めての出会いだった。
「あぁぁ!!ごめん!!」
キレイなオレンジ色の髪の毛が、眩しかった。でも、それ以上に
アイツの汗が眩しかった。
(でも、高い運動能力、反射、自分の身体を操るセンス…きっと他にも持ってんだろ…それらを持っていながら)
「お前は中学の3年間、何やってたんだ!?」
そう言うと、アイツはものすごくショックを受けたような顔をした。
いや、ショックを受けたのだろう。
渡したボールが、アイツの手から落ちた。
俺はそのまま体育館を後にした。
体育館を出た直後、第二体育館へ他の男子バレー部員が現れた。どうやら俺を知ってるようだ
『なんで影山がここに!?』
「女子バレーはこの体育館じゃないんだ」
俺は否定しようと口を開く。だがそれよりも早く口を挟んだのが、メガネ男だった
男子だけでなく、女子の大会決勝戦も見ていたそいつに、過去の俺のプレーを暴露される
何か言われても、何も反論できなかった
「俺は…俺は二度とプレーはしねぇ…!」
必死に声を出しても、それしか言えなかった
沈黙が訪れ、その場にいることが辛くなりそこを逃げ出した。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
次の日学校へ行けば、昇降口に昨日の下手なやつがいた。素通りしようとすると、そいつに腕を掴まれた
「俺、日向翔陽!俺にバレーの技術教えてくれ!」
(まさかのお願いされるとは…!…つーか普通、昨日ショックを与えられた相手に頼むか?)
突然の出来事に固まっていれば続けざまに
「お前、バレー上手いんだろ!だから頼む!」
と再度懇願される
ひとまず昼休みに話を聞くからと一度解散し、それぞれの教室へ
昼休みになると約束通り日向がクラスまで訪れ、一緒に体育館へ向かい話を聞く
「なんで俺にバレー指導しろって言うんだ」
「え、だってお前バレーしてたんだろ?」
「お前じゃなくて、影山飛緒だ
…確かにしてたけど、別に俺じゃなくても問題ないだろ。男バレの先輩とかに聞けよ」
「いや、先輩達にもお願いしたいんだけどさ、その…」
「……」
「今度1年vs先輩でミニゲームすることになってさ。俺、中学時代まともに練習できてなかったから下手くそで…」
「確かに下手くそだったな」
「うっ…それで、一緒にチーム組むのが昨日いた月島と山口で…あ、月島ってのはメガネで、山口はその隣にいた奴な」
(あのメガネ、月島ってのか…)
「で、あいつらに比べて俺って明らかに下手だし、練習してても足引っ張っちまってさ…その度に月島に溜息吐かれながら嫌味言われるの悔しくて…
それで話聞いたら影山、バレースッゲー上手いんだろ!?俺、もっとちゃんと練習して上手くなりたいんだ!だから頼む!」
「…俺は二度とプレーしないって決めた。バレーに関わるのはもう嫌なんだ。」
すると、俯いて顔を隠した俺の肩を掴み、正面からその顔を見据える日向。
その真剣な表情に息を呑む。
「嫌だって言うなら、ちゃんとコッチ見て言えよ!バレーが嫌いだって、したくないって、はっきり言えよ!!」
「はっ…!?お前なに言って…!!」
「言えるのか、言えないのか、どっちだよ影山!!」
「お、俺は…バレーは、き、きら…ッ嫌いになんか、なれる訳ないだろ!?
できる事ならまたプレーしたい、コートに立ちたい…!っけど、同時にコートに戻るのが怖いんだよ…」
「影山…」
「…トスを上げた先に誰もいないのは怖い。俺はいらないんだって、あの試合ではっきりと言われた。そんな経験をもう、したくないんだよっ…!」
心情を吐き出したことで塞き止めていたものが溢れ出し、ボロボロと涙が流れる。
俺の思いをしっかり聞いていた日向は、肩を掴む手に力を込める
「…なあ影山。やっぱり俺にバレー教えてよ」
「っはあ!?おま、今の俺の話聞いて…!」
「だって影山は今でもバレーが好きなんだろ!?好きなのになんで我慢してんだよ!」
「だからっ、」
「誰かがお前にプレーするなって言ったのか!?コートに立つなって言ったのか!?言われてないじゃん!全部、お前が勝手に線引きして目ぇ逸らしてきただけじゃんか!!」
「ッッ!!」
「好きなら諦めるなよ!手放すなよ!!もう一度頑張ってみろよ!!!」
「……っ、」
「それでもコートに立つのが怖いなら、俺が代わりに影山を高い所に連れて行ってやる!レギュラーになってコートに入って、いっぱい試合に勝って!そんで!」
「…ひな…っ、」
「一緒に頂(てっぺん)に立つんだ!」
力強く、俺の目を見つめて宣言する日向。もう言葉も出てこず、涙を流す俺に慌ててティッシュが差し出される
「だからバレー、教えてくれ…」
…先ほどまでの勢いはなんだったのか。という程、再度弱々しく教えを請うてくる日向
その態度の変わりように涙は引っ込み、思わず吹き出した。
「手加減は一切しないから、覚悟しろよ」