ミクオリジナル曲の《こちら、幸福安心委員会です。》のストーリーを書きます。
本作の重要人物
*サイレン女王様/オンディーヌ/翠川 初音
本作の主人公でヒロイン。
水の妖精でサイレン女王と一心同体だったけど……
初音にしか見えないオンディーヌが聴こえて見えちゃう。
親友の凜と仲良しで、漣が好きだけど引っ込み思案で告白出来ない。
*黄波 漣
本作の副主人公でヒーロー。
8年前に初音と初めて会ったときから気になりながら観察をしている。
幼馴染みの従姉弟の凜がいる。
仔猫みたいで、マイペース型だけど好奇心が目覚めたら興味深く探って真相突き止める。
クールっぽいところもある。
*黄波 凜
初音の親友で、漣の幼馴染みの従弟だけど実のところ漣に片想いしているけれど親友想いで初音のことを応援している。
初音と漣と同じく幸安委員のインターに入っている。
*青村 解/キューレボルン
青村芽衣子の弟で、高校生だけどバカふざけして芽衣子を怒らせる。
幸安インターに入っていてアイスが大好き。
キューレボルンに入れ替わった姿でもジョークを言いながらザいる。
*青村 芽衣子
初音の引き受け人保護者でありながらも大学生で正式幸安。
毎回解がやっていることで微笑ましいケンカをするから怒らせると怖い人。
〜オリキャラ〜
*黒見 未来(くろみ みらい)
サイレン女王様に二番目に近い存在でありながらも一番近い存在の初音との恨みと憎しみがあるため,密かに初音を狙っている。
そして不幸分子にスカウトされがちだけど…?
あと、能力を持っている。
《過去と未来を予言で分かる》と《時間を止めたりしている》とか《タイムリープで魂だけ戻れる》その3つの能力を持っている。
*緑鳥 透 (みどりとり とおる)
不幸分子のボス緑鳥巡の弟は、初音と漣と凜と同じクラスで漣に対抗意識的なのを持っている。
仲良しな四人だけど、密かに初音を想っていて告白が出来ないツンデレタイプ。
巡はまだ知らないけど透は、初音の謎が気になるけど怖いって思って幸安インターに入った。
第1章 D無くなった記憶の欠片9
病院から出てちょっとしたところで、私を見てくれた病院の先生が見えた。
「あの,先生ありがとうございました」
先生が私の声に気付き、此方を向いた。
「翠川さんなんだか、気になることがあったらココに来て下さい」
私は気になることは、今はないけども心配で不安な物は持っている。
「じゃあ、お大事に」
そう言ってから、先生は歩いて去った。
☆
家に着いてから、ミニ・オンディーヌがふてぶてしい笑顔で浮かび上がってきた。
《記憶ガ蘇ってクル》
楽しそうに言って、私は記憶の欠片のことが気になってしまって何も手につかないんです……
私は何者なんですか、教えて欲しいです…
第1章 D無くなった記憶の欠片10
私が水妖姫ミニ・オンディーヌの言葉を聞いていると,漣君が優しい声で何かを言ってきたんです。
「本当に大丈夫か?」
「……う,うん………」
また心配させちゃったと思いつつ,普段通りにして見せた。
「……漣君、ありがとう…ね」
「―――ああ」
漣君は一瞬だけ,私の目と漣君の目が合ってから立ち上がり私の部屋を出る様になったから私も立ち上がった。
時計を見ると、夜の6時頃になっていた。
「遅くなっちゃったね……」
申し訳ない様に,漣君のことを上目使いをして見てみた。
「そうだな、でも僕は帰り遅くなることを言っているから大丈夫だ」
そう言って、階段を降りているとミニ・オンディーヌが前にまた現れてきた。
ふてぶてしい笑みをして、私を見て言ってくる言葉が……
《期待スルな,後で泣クことになる》
漣君を好きになることが駄目って、言われている感じで少し怪訝な顔付きでミニ・オンディーヌを睨んだ。
そうしていると頭の中が、漠然とした光景が浮かび上がった。
《それガ,お前ノ結末ダ》
どう言うこと?
階段を降りてから、玄関まで漣君を送った。
「じゃあ、また明日」
「……うん……、また明日…」
私は漣君を見送ってから、ミニ・オンディーヌがふてぶてしい笑みをして微笑んで言う。
《変わらナイ、漣がスキでも変えるコトは出来ナイ》
何で?、どうして?
こんなことが浮かび上がる……
ミニ・オンディーヌが言っていることは、記憶が無い私に関係しているのかな……?
第1章 Eサイレン女王の秘密1
-翌日-
今日は早く起きてから学校に到着したけど、まだ誰も来てなかったんです。
「あれ……、まだ誰も来てない?」
教室に入ってから、机に向かい歩いて椅子に座った。
「早起きしたから、眠い…よ」
目を擦りつつ瞼が落ちていく。
「皆が来るまで,寝よう」
寝る体勢をして机で、顔を伏せて目を閉じた。
ただひたすらにアドバイスをしたい
58:アーヤ◆Z2 初音side :2018/05/15(火) 20:12 ID:Uso 第1章 Eサイレン女王の秘密2
〔夢の中〕
私は夢でも見ているのかな、私以外の人がいた。
解お兄さんに似ている男性が,こっちを見て口角を上げて微笑んでいた。
《おや、珍しいですね?》
(えっ、貴方は誰なの?)
《私ですか?》
男性は腕を胸元まで持っていき,《名乗るほどでも,ございません》と一礼する。
(ココはどこなんですか、……えっと案内人さん?)
首を傾げていると可笑しそうに笑い出した。
そう,笑い上戸みたいな笑い方なんです。
まだ笑いが止まっていないけど、何かを話し出した。
《貴女は記憶障害が,ありますね》
(っ……!!?)
《記憶を戻したいですか、前の記憶が戻って欲しいですか?》
案内人の男性が記憶を無くして、戻って欲しいって言葉を2回言った。
私は悩むけど、(出来れば戻って欲しいです,私が何者なのかを知りたいからです!)と言ってニッコリと笑い私のことを見つめて言う。
《知りたいと強く想うほど,近付きますよ》
そう言ってからぼやけた感じに、消えていたんです。
第1章 Eサイレン女王の秘密3
キューレボルンが居ないって、最高だわ。
私は、最上階で市民の幸福と不幸のグラフを見ていたりしているんです。
「まったく最近は、アバターのオンディーヌ達が観察してくれているけど……」
何かが変だってことに、気付く。
「オンディーヌが,少し最近異常な電波を送って来るから私は時々破損されそうになって困る……」
何なのよ!
この今まで無い感情を想うと胸が苦しくなったり,熱くなってきたりだからもう捨てるしか無いんだわ!
そう独り言を言っているとキューレボルンがモニターから、顔を映して話し出した。
《どうしましたか、我らが女王陛下(ハー・マジェスティ)?》
私はタメ息を吐き、何でも無いとキューレボルンに告げたけど分かっていると99.9%分かるんです。
>>59はサイレン女王sideでした。初音ではありません。
第1章 Eサイレン女王の秘密4
今日は土曜日で、昼からの授業なんだけど初音が無防備に机で伏せて寝ていた。
静かに机に向かい椅子に座りながら,初音の寝顔を見て起こしたらいけないけど皆が来ると思い優しく体を揺さぶってみた。
「スゥ〜スゥ〜」
寝息だけが聞こえてきただけで、揺さぶっても起きないからどうしようと思いつつ初音の片方のツインテールを触った。
「初音の髪は綺麗だ」
初音の髪にじゃれていると,僕は今見とれていたのか?
「ん〜〜,あれ漣君お早うっ……!?」
初音は僕が片方の髪にじゃれているから驚いていた。
「……れ,漣君?」
初音は離して欲しい様になっているから、僕は髪を離した。
第1章 Eサイレン女王の秘密5
62:アーヤ◆Z2 解side :2018/05/15(火) 21:31 ID:Uso >>61の続き
第1章 Eサイレン女王の秘密5
俺は悩んでいた。
まあ,いつもは皆から不真面目に見られるけどもやる時はやる男だ。
「これは消すべきか、消さない方法でいきたいけど解らない……」
何か解らないから適当とかは、許されないけど……
二人が会ってエラーになって、初音がサイレン女王の分身でもう一人の俺が確信してしまった以上は……
どうする俺……
,を使う理由は?
64:アーヤ◆Z2 サイレン女王side :2018/05/16(水) 09:35 ID:h6E 第1章 Eサイレン女王の秘密6
幸福ですか?
義務なんです。
幸福ですか?
義務なんです。
私は、幸福だけど消えかけた記憶をどうにか戻したいって思い幸福の唄を歌い続けているんです。
第1章 Eサイレン女王の秘密7
授業が始まったけど、どうしてか解お兄さんが私達の教室を廊下から覗いて見ているんです。
どうして覗いて見ているのかな?
私が見ていると解お兄さんが、私を見て手招きしてきた。
私は留流子先生に,保健室に行ってきますと嘘をついて椅子から立ち上がって廊下に向かう。
「解お兄さんどうしたの!」
私は首を傾げて伺いながら言うと,解お兄さんは漣君を見てから教室を離れようとして歩き出した。
「漣がいつの間にか、この危険な本を持っていたんだが初音は知っていたのか?」
そんなこと言われても困るけど、ゴシックで見せられても困るんです!
第1章 Eサイレン女王の秘密8
歩きながら聞いていると,私の手首を優しく掴んできたので驚いて後ろを見ると漣君だった。
「保健室に行くんじゃないのか?」
解お兄さんを少し睨みながら、漣君が手首から掌に変えて繋ぎ言った。
「解さんもしかして、あの本に何か言えないことが書かれていたの?」
冷静に推測する漣君って凄いけど、私は漣君みたいに頭が良くないからと思っていると解お兄さんは漣君の言葉を聞き頷いた。
「そうなんだ漣、少し厄介な任務になりかねない」
厄介事って?
私は解お兄さんの続きの言葉を待ちながら、漣君の表情を見上げて覗いてみたりした。
「そう厄介事が、何か言って解さん」
私の心をまた読まれた様に,漣君は解お兄さんが口を開くのを待っていたんです。
「この厄介事は、サイレン女王に……あと――――」
「サイレン女王に関わる事件なの?」
解お兄さんが言い終わるまで全部言わずに,私は首を傾げて顎を人差し指に乗せて言った。
「まあ、関連性ってことだろうね」
冷静に言い推測していた漣君は、もう任務のことでも考えていそうだ。
第1章 Eサイレン女王の秘密9
初音が保健室に行くって言ったけど、本当は解さんが呼んだからだって推測をした。
「凛少し,初音のこと見て来るな」
凛は小声で「OK,あとで私も行くから」と言うけど保健室には居ないんだよな。
「初音と解さんが見えたけど、何か話しているのか?」
僕は初音達のいるところに向かって、手首を掴み少し解さんに怒っているけど不機嫌な態度で言う。
「保健室に行くんじゃないのか?」
僕は手首から掌に変えて繋ぎ直していると,解さんがゴシックに映し出している画像が本と言っても危険度が高い本だ。
「解さんもしかして,あの本に何か言えないことが書かれていたの?」
ゴシックに映っていたのを、まじまじと見る。
解さんが僕の発言に頷きながら、お手上げの様な表情をする。
「そうなんだ漣,少し厄介な任務になりかねない」
初音も僕も、その厄介事が何かが分からないけど危険度が高いってことだけが分かる。
僕は、その厄介事を聞いてみた。
「そう厄介事が,何か言って解さん」
「この厄介事は,サイレン女王に……あと―――」
そう言うと,解さんは続きを言わずにいると初音がもしかしてという表情で解さんを見て伝えた。
「サイレン女王に関わる事件なの?」
有り得なくないかも知れないな。
「まあ、関連性ってことだろうね」
「そうだ関連性は,有り得るんだけどな」
そう言う解さんはどこか、言えない様に僕達には秘密にしたいっていう表情をしていた。
「初音は、記憶を戻したいか……?」
初音の記憶が戻って欲しいって、初音が願っていることだ。
「漣は,一番大切で大事に守りたいものは何だ?」
僕と初音に、質問をされたけどこの質問に意味があったということは僕はまだ分からなかった……
でも僕は、初音の記憶が戻って欲しいって思っている。
第1章 Eサイレン女王の秘密10
私は中央区第一中学校の中に潜んでいるのは、もう記憶が戻りそうな予感だからオンディーヌ又は初音に会う為なのよ。
でも見てしまったんです。
青村 解と黄波 漣又はイエローマーカーとオンディーヌの3人で話しているのを見掛けてしまった。
「キューレボルンの姿にもなれる青村 解だが,質問して何を企むんだ?」
私は見掛けてから、不幸分子の遥を観察しに回った。
第1章 F遥の初恋1
授業が終わって帰る準備をしたけど、漣君は解お兄さんの事件内容が気になったのか先に帰ってしまったんです。
凛ちゃんは用事があるから、一緒に帰れないって言った為悩んでいると後ろから遥君が顔を覗いてきたんです。
「一人だったら、一緒に帰る?」
「遥君と……?」
初めて遥君と帰る私は、仕方が無いから一緒に帰ることにしたんです。
☆
帰り道に【39アイス】に寄って、アイスを買いながら一口二口と舐めて食べ歩きした。
「初音って、案外洞察力があるよな…」
珈琲を飲んでいる遥君が、突然言い出して驚いたけど洞察力があるって誰がと考えてしまう…
「漣って結構,初音に期待していそうだよな」
「……漣君が…?」
漣君は、私より凛ちゃんに期待していると思うんだけどなあって落ち込みやすくなって来る。
落ち込みやすくなってしまったのは、片想いの相手が一緒だからっていうのもあるんだけどね……
「初音危ないって!」
遥君が手を伸ばして私の腰を、グイッと引いてきたからビックリしたけどもっと吃驚したのは―――
ドキドキと遥君の心臓が聞こえるぐらいの至近距離で,少し動くことが出来ないぐらいに固まってしまったんです……
「……危なっかしいけど、漣はそんな初音を繋ぎとめているんだよな…」
「……………うん」
ギクシャクの私達は、固まり状況で数分間この状態でいた。
あのー
71:アーヤ◆Z2:2018/05/16(水) 17:22 ID:h6E スミレさん呟きだったら、つぶやきスレに行って呟いて貰いたいです。
コメだけ描いて欲しいんですけどね……
第1章 F遥の初恋2
ギクシャク状態が続く中、やっと至近距離から離れたんだけど胸の音がドキドキして鳴り止まない。
「……遥君,…帰ろうか」
そう言って帰り帰り思っていると,初音の家に到着した。
俺は初音の顔が、今何でか見れないけど逸らしたまま「じゃあ……」って言って背中を向けさせた。
初音は、やっぱり普通だったなあ…
漣には敵わないってことだよな……
第1章 F遥の初恋3
私は家に入ってから、すぐに階段を上がって自分の部屋に入りベッドに潜り込んだ。
今さっきは遥君に、腰を引いたのはビックリしたけど至近距離だったけど見上げる感じだった距離で驚いてドキッとしちゃったよ……
だけどもっとドキッとしたのが、ドアのノック音なんです。
コンコンとドアを叩く音にびくりと背中がすくんでしまって、「……入って良いか?」と聞き出す人物はたったの1人しかいないんです。
「……漣君!」
私はガバッと布団を放り投げる様にして起きて、慌てて言う。
「ちょ……っと待ってね」
布団を良い様にして、鏡を見て髪が乱れてないか確認して整ったら漣君に入ってっと言いドアが開き入って来た。
「初音先に帰ったけど、一人で大丈夫だったか?」
漣君が心配して言ってくれるってことに、私は驚いたけどアノ事は無かったことにしたいから摘まみ上げて話した。
全部話してから、漣君が安心して言う。
「遥と帰ったのか、良かった一人じゃなくて」
一安心しているけど、私はそうでもなく……
なんだろう、この感情は……?
いやいやいやいやいやいいいやいやいや真面目に突っ込みたいからこうやってコメントしてるんです
75:スミレ◆aw:2018/05/16(水) 18:11 ID:87o>>63をみてください
76:アーヤ◆Z2 初音side :2018/05/16(水) 18:13 ID:h6E 楽しく描きたいので,迷惑です。
何回かされてはι(`ロ´)ノ
つぶやき目的でないので話を聞いてください
78:アーヤ◆Z2 初音side :2018/05/16(水) 18:19 ID:h6E じゃあ一応聞こうかな?
楽しく描きたいので,アドバイスじゃあなくストーリーでココが面白かったとかの方法が良いので聞きますそれだったら
,を使う理由は?
ん?もう一つ
アドバイスされたら嫌なんですか?
二次創作の小説は、楽しく描きたいからコメで面白かったところとかの方が嬉しいから。
なのでここではアドバイスはNGです。
小説版のスレは、アドバイスはしても良いんですけどね。
言いたいことも言わせて貰えないんじゃ、あなた嫌われますよ?
批評はつきもの。誉めてくれる人だけなんて無理です。小説を書く以上は受け入れてください
アドバイスは描いても良いんですけれど、私も言わせて貰いますよ。
いちいち描いてくるのは、スレの1000が早く行きそうでちょっと鬱陶しいんですけど……
なので今度書く時は、【第1章 F遥の初恋】が終えてからアドバイスを纏めて描いてください
いちいち? 返信されないから何度も書いてるんです。手早く済ませたいなら個別返信をする方が安く済みますよ
84:アーヤ◆Z2 漣side :2018/05/16(水) 18:49 ID:h6E 第1章 F遥の初恋4
初音の様子がおかしいことに、気付く僕は敢えて何も知らない様に次の任務のことを話し出す。
「初音サイレン女王様の関連するものを、集めてきたんだ」
初音は聞いているのか分からないけど、1つ分かったことはピンクに頬が染まっては真っ青になったりで本当に様子がおかしいと感じた。
「大丈夫か、初音?」
肩がびくりとして、僕の言葉に気付きコクコクと頷き返した。
「なら,良いけど…?」
でも僕は初音が、今までにない真っ青だから心配になったけど帰る時に遥と何かあったのか?
じゃあ一応、呟きスレを作ります
86:アーヤ◆Z2 遥side :2018/05/16(水) 19:55 ID:h6E >>59
第1章 F遥の初恋5
昨日のことは驚いたけど、漣が早くに初音と何かあったって聞き出してきそうだな!
日曜の朝に初音の家の前に集合した。
「お待たせ……」
素っ気無い表情では、初音に嫌われると感じた。
何故こんなことを思うんだ,俺。
おかしいぞ!!
>>59はサイレン女王sideです。
第1章 F遥の初恋6
消される前にやって置くことが,あるの。
私と初音(オンディーヌ)は、もう少しでってあれ噂をすれば…
初音(オンディーヌ)達がいるのが見えた。
でもって、不幸分子のはずなのに幸せに見えるのは……?
もしかして、遥かな?
私はヒトと恋をする,それは危険だって教わったけど―――
不幸分子がサイレン女王の敵っていうことは知ってる。
でも,遥は初音に恋心を持っていると思う。
>>87は未来sideです!
第1章 F遥の初恋7
集合した私達は、カフェに行き色々話し出したんです。
私は漣君の隣に座って、凛ちゃんと遥君が一緒に座って向かいあわせで喋り出す。
「まずは,遥だ」
漣君は平然と言う。
「何が,漣?」
「もしかして初音に、聞いた?」
凛ちゃんが不思議そうに問うけれど、すぐに遥君が漣君を見てから私のこともみた。
「何々、何があったの?」
「無いよ……」
「まあ、昨日初音の家に行った時におかしかったから?」
あったけど大したこと無いんです。
それにしても漣君との,距離感が触れそうで恥ずかしいって思ってツインテールの片方を口元と頬の辺りで顔を隠してみた。
「まあ危なっかしい初音を、漣の代わりに守ってやったんだ!」
漣君は遥君の発言に興味なく、返事をした。
でも私は、まだ知らなかったんです……
止められない感情が破裂するドキドキが待ち受けていることを……
>>88は、初音sideだよ!
第1章 F遥の初恋8
珈琲とカプチーノを飲みながら、遥の僕の代わりに『守ってやった』という言葉はどういう意味なのかと感じた。
それにしても、次の任務について話さないといけないんだ。
「まあ初音は危なっかしいって思う。
だけど、その話をする為に四人で集まったんじゃない」
真剣に考えないと,いけないんだって思うから話題を変えて話し出した。
初音は何故か真っ赤になっている様に,思えたけど目の錯覚なのか?
「次の任務は、危ないんだ」
危ないっていうことだけで,何故危ないのかっていうことも凛と遥に言った。
第1章 F遥の初恋9
次の任務が危ないっていう漣は、私達を見てゴシックを見せた。
「次の任務について,サイレン女王が関係すると解さんから聞いたんだ」
サイレン女王に関係するってことの意味が、よく解らないでいる。
「ねえ、漣どういうことなの!?」
「凛ちゃん落ち着いて……、ここお店の中…」
私が机をダンッと叩いたら、初音がどうどうとして落ち着かせようとしてきた。
それにしても、遥が初音のこと好きって想いは間違い無いね。
私は漣が好きだけど……、初音も漣が好きだから複雑過ぎだよ……
「初音は良いよねっ……!」
初音はキョットンと首を傾げて,いた。
もう複雑でも、譲れないよ漣は。
第1章 F遥の初恋10
任務についての話が終わり、飲み物を半分飲みほしたんです。
「そろそろ,出るか?」
漣君が椅子から立って言い,私に手を差し出してきたのでそっと繋いだ。
遥君は何故か、私と漣君を見ていたけどすぐにそっぽ向けた。
「初音」
漣君が耳元で囁いてきてドキッとした。
「っ……何,漣君?」
私が見上げようとした瞬間に、漣君が私の口元に人差し指を当ててきたからビクッと肩がすくんでしまったんです。
「ここに、クリームが口元についていたから取った…」
「っ………!?」
私は驚きながら、人差し指で取ったクリームを舐めたのに驚いたんです!?
私は漣君の,意外な一面を少し見たのかも知れない……
第1章 G動き出す記憶1
カフェから出て、次はどこに行くと話した結果彼処に行くことにしたんです。
凛ちゃんが行きたいところは、【ELPアーケード】って場所だけど私が買える物はあんまり無いと思うんです……
「……はぁ」
タメ息を吐いたのに気付いたのか、漣君がどうしたのかって目で語ってきた。
(なんでも、ない……)と私も目で語り返したんです。
☆
ELPアーケードに到着してから、何から見るとはしゃぐ凛ちゃんに漣君が私と凛ちゃんを交互に見て言う。
「見たいのがあるんだろ、だったら先に凛が見たいのを回ってから―――」
「初音の見たいのを、見て回って行こう!」
漣君が最後まで、言いきってないのに遥君が過って喋って言った。
遥君は、少し漣君の台詞を取ったこと分かっているのかな?
第1章 G動き出す記憶2
私は服を見たいから、ファッション売り場に駆けつけて向かった。
「早く、早く!」
3人はゆっくりと歩きながら、行くから私は急かした声で言った。
あれは、新作の感情同調型の『堅い(スマート)リボン』商品が置いてあるんだけど!
「ちょっと、ここ見て良い?」
「じゃあ、服は見ないってことか?」
少しだけ見たいのに、漣は興味無さそうに言い私は頬膨らませて怒った。
「バカ漣、服も見るよ!」
私は文句あると、偉そうな態度をして見せた。
「じゃあ、凛ちゃん時間が勿体無いから見る…?」
「うん!」
初音は私を見て、可愛く言うからつい抱き締めちゃった。
第1章 G動き出す記憶3
凛ちゃんが『堅いリボン』を見ているけど、値段が高価だから買えないんです……
「初音、どう?」
リボンがピョコンと私の前に、出てきて驚いたけど凛ちゃんに似合う色合いで可愛く見えた。
「うん……、凛ちゃんに凄く似合ってる」
「そうかな?」
「……もう良いか」
エヘヘと照れ笑いをする凛ちゃんを、よそに漣君が溜め息を吐き呆れ顔で私達の顔を見て言う。
「うん、買わないから良いけど初音は?」
買うか、買わないかを言われて首を左右に振り「買えないよ……!」って断ったんです。
「なんで?」
な、何でって言われて困ってると漣君が私の代わりに言ってくれた。
「凛お前なあ、『なんで?』って普通分かるだろ……」
呆れがちに凛ちゃんに、言うけど分からないって表情をする凛ちゃんに何が言わないといけないと思った。
「凛ちゃん……、私は幸福貯蓄点が足りないから買えないの…」
「そう言うことだ、凛」
凛ちゃんは、私と漣君の言葉で理解したのか分かったって顔をして店から出てファッション店に向かった。
☆
ファッション店に着いてから、可愛い服を見ては試着をする凛ちゃんだけど私を見て服を見せてから着ると言われた。
私は試着してから、漣君に見て貰うと「可愛い……」って言われたけど漣君の言葉ではなかったんです。
遥君の台詞だったから、漣は私を見てそっぽ向いていた。
耳元が真っ赤に見えて、漣君照れているの…かな?
第1章 G動き出す記憶4
初音が試着したけど、可愛いの一言が言えずに遥が言ってしまった…
「何で言えば良いのに、言えないんだ……!」
初音の顔を見れずに、そっぽを向けた。
「今度は、初音が行きたいアーケードだけど?」
どうするかは自由なのに、さりげなく39アイスの店に向き歩いたけどどこか見覚えがある様に感じた。
「色々あるね」
「……ねっ!」
初音に凛が楽しそうな表情で言い合っていた。
グラッよろけたけど、なんだか楽しさに酔ったのか?
第1章 G動き出す記憶5
「色々あるね」って凛ちゃんがハグっとしてきて、私は「……ねっ!」っと楽しそうに応えた。
そしてグラッとよろけてきたのを、漣君が腰を支えてきて「大丈夫か?」って心配してくれたんです。
「あ……ありがとう、大丈夫だよ…」
「無理してないか、初音?」
無理してないけど何かがおかしい感じがするけど、漣君には心配かけたく無いから言わないで置こうって思っていると―――
「有るのか?」
「有るって…、漣君まさか心を?」
また漣君に読まれてしまったけどんです。
そしてアイスを注文してから、私はアイスが出来るのを待っていた。
「初音は、何のアイスにしたの?」
凛ちゃんは向日葵みたいな笑顔で教えてくれた。
「私はね、オレンジ&レモンティーのWのアイスだよ!」
凛ちゃんらしいって思っていると、私達のアイスが出来たんです。
私のアイスを見て美味しそうとしていると、漣君と凛ちゃんが私のアイスを見ていたんです。
「初音これって、人気No.1のチョコチップ&グリーンシャロットだよね!」
人差し指で言う凛ちゃんだけど、漣君はアイスを見て推測するからキヨットンとして聞いた。
「グリーンシャロットの<シャロット>は、別名ネギ。」
「えっ……?」
でもその台詞が、どこかで聞いた様に思うけど気のせいなのかな?
私はアイスを舐めながら、片方の手を胸に当てて考えてみた。
漣君は珈琲を飲み、遥君はグリンティーのシングルアイスを食べている。
「初音アイスが溶けるぞ」
「……うん」
聞いたことのある言葉を思い出す様に、私はアイスが溶けてきたのを舐めながら食べたんです。
第1章 G動き出す記憶6
アイスがほとんど無くなってきて漣君の言葉に、何か聞いたことが有るような無いようなとグルグルと回った。
《思イ出しタラ、処分ヲスル》
私はミニ・オンディーヌの声がして、どこに現れたのかを見て慌てるんです。
「……えっ」
ふてぶてしく微笑むミニ・オンディーヌが私と漣君の間に現れて、私は目を大きくして驚いた。
《馴れ馴れシクして、後で泣クはめにナルよ!》
知ってるけど、でも好きだからと心の中で呟いたんです。
アイスを食べてからは、オンディーヌの処分と泣く羽目って何かを考えたんです……
第1章 G動き出す記憶7
私はあとをつけてやって来たんだけど、どうやら初音は記憶を思い出したのかな?
初音いやオンディーヌは、漣達と離れてどこかに行ってしまったのを見て追い掛けた。
「待って!」
私は漣達が見えて無い場所で、声を掛けた。
初音は驚いて、私のことを見た。
私は記憶を思い出したいけど、思い出したしたく無いって感じているんです。
第1章 G動き出す記憶8
「待って!」
突然現れた未来ちゃんの声で振り返って、私に近づきながらも言ってきたんです。
「えっ、どう……して此処に居るの!?」
「どうしてって、記憶を思い出しているんじゃないの?」
思い出しているけど、何で知ってるの?
私は少し警戒してしまい、未来ちゃんはクスッと笑い出す。
「何で記憶のことを、知っているの……?」
だってこないだ会ったばかりの人に、記憶消失になったの知らないはず……
「えっ!?
それは……、噂で聞いたのよ!」
嘘だ、私はそう思った。
噂なんて嘘なんだって、分かるんです。
第1章 G動き出す記憶9
初音が離れてから凛と遥だけになった。
「ちょっと初音戻って来るの遅いな、様子を見に行って来るよ」
僕は小走りで初音を、探しに行っているとシアン色の長いツインテールが揺れているのが見えた。
「嘘って分かるよ、それに似てる気がする……」
初音は誰と話しているのか?
似てると言ったけど、何のことなんだって観察をして続きを聞きたいけど不作法だよな。
「……私も同じく思っているけど、邪魔が入って言えなくなったね」
「えっ?」
第三分館でこないだ会った子だったけど、何で初音と二人だけだったんだ。
初音は振り返った瞬間、僕を見て言った。
「れ、漣君いつの間に!?」
驚いた表情をする初音だけど、僕は聞いてなかった様にしておきたいけどなあ……
「まっ、私はもうちょっとで思い出すけどね」
「えっ、まさか未来って!?」
その子は未来と言うのか?
僕は初音の記憶が戻ってくるって、信じていた。
第1章 G動き出す記憶10
私はつい未来ちゃんのことを、呼び捨てに呼んでしまった……
「思い出したら分かるよ」
未来ちゃんは、そう言ってきてから漣君の方を見て私のことも見て小声で囁いた。
「貴方は初音のことを、よく観察しているけどどう思っているの?」
「っ……!!?」
私は真っ赤となり、未来ちゃんは試す様に漣君に言った。
「初音は好きだ」
「っ……!!?」
漣君が私のことを好きって、どう言う好きなのって想い言われた瞬間に胸が弾みそうになったんです。
「好きって言うけど、貴方は鈍い感じだね?」
そんなに簡単に好きって、言われないからって未来ちゃんの方を見て言った。
「バカな奴は嫌いだ」
「……………」
「……やっぱり、鈍感な人」
私は漣君の言葉に困って言えない感じでいると、未来ちゃんはやれやれと言う様子な表情で私達に言った。
私のことが興味ないって言われなくって、本当に良かったって心底思ったんです。
第1章 H謎に包まれた影1
未来ちゃんは「嫌な記憶でも、受け止められる覚悟でいるんだよ」って言われ去ったけどどう言う意味なのかな……?
「去って行ったけど…?」
漣君はそう言いつつも未来ちゃんのことを、観察しているのが分かったけど今さっきの言葉がどうしてか気になってしまう……
「初音今さっき言われた【記憶】のことだけど、戻ったのか?」
「ううん……、戻ってないけど漠然と浮かんでくるの……」
思い出すのは嫌な記憶か、良い記憶かは分からないけど思い出したいんです。
第1章 H謎に包まれた影2
今日の温度は29℃なんです。
暑くも寒くも無いちょうど良い気温だけど、目眩がするわ……
パタンと倒れかけた私は意地でも、ベッドの方に行く。
「ハア、忙しさで倒れてしまったけど……」
完璧完全な私が倒れたことを知れ渡ったら、いけないんです!
でも、不思議なことに1人のオンディーヌが記憶を思い出したけど……また何か忘れているんです。