歌×アニメ作品で二次創作!

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1:詩桜◆Yg:2019/06/27(木) 01:56 ID:emY

ボカロや、JPOP、KーPOPなどの歌の歌詞に沿って
アニメ作品の登場人物でストーリーを書いていこうと思います!

男子→女体化
女子→男体化

などの、腐向けもあるので
観覧注意ですよ!!


アンチや荒らしはダメです。
感想やアドバイスや注意は大丈夫ですので
その3つは下さると嬉しいです!!

NEXT>>2

2:詩桜◆Yg:2019/06/27(木) 02:03 ID:emY

記念すべき1作目は


天ノ弱(ボカロ)×文豪ストレイドッグス

です!


登場人物

中島敦(女体)
太宰治
芥川龍之介
中原中也(女体)

天ノ弱1番の歌詞の部分を
新双黒(芥川龍之介×中島敦(女体))

2番の部分を
旧双黒(太宰治×中原中也(女体))

3番の部分を
中島敦(女体)と中原中也(女体)の気持ちです!!


天ノ弱は、失恋曲(?)となっておりますので
失恋ストーリーとなります。
失恋系が苦手な方はご注意を!

それでは、小説へ
NEXT>>3 天ノ弱

3:詩桜◆Yg:2019/06/27(木) 02:25 ID:emY

第1章
『結ばれてはならない2人』視点:中島敦♀


僕等は………
きっと愛し合ってはいけなかった
此れが例え間違った選択だったとしても…
僕は…


〜2年前〜
僕は敵だったポートマフィア、
指名手配犯の芥川龍之介を好きになってしまった…
好きになったきっかけは判らない
出会いも最悪で好きになる筈なんて無かったのに…
其れでも僕は何時の間にか目で追ってしまっていた
唯、敵だったとしても…
彼奴の顔を見る度にドキッとしてしまう此の心には
嘘を吐け無かった…

晴れて今日、僕は其の芥川龍之介に告白…されたのです
嬉しくて、幸せで…全ての景色がキラキラと輝いて見えた

其れなのに…やっぱり僕等は結ばれるべき者同士では無かったんだ…
ポートマフィアと、探偵社は対立し合う者…
ポートマフィア側の芥川と、探偵社側の僕は
戦い合わなければ成らない…
殺.し合いになってしまう……
何時しかきっと……何方かがタヒんでしまうかもしれない…
大切な人を亡くす位なら…僕は…………

もう、愛する事を辞めてしまおう…そう思ったんだ…

其う決心したのは…告白されてから1年と半年がたった頃だった…


僕はやっぱり其れから半年間悩み続けていた
愛する人の傍に居たい
其う思う心は消えず、苦しく悲しい夜を何度も何度も過ごしていた…

そして昨日……
やっと、気持ちが整った…

もう、サヨナラしよう……
楽しく無かった訳じゃない…
沢山の幸せと笑顔を僕に呉れた人…
其んな人だからこそ、幸せになって欲しいから……

敵同士でも…僕は彼奴の幸せを願う……



……………_________________


中島敦♀「芥川……別れよう…」


冷たい風が僕の頬をそっと撫でるように、吹いていた……___


NEXT>>4 『嘘の思い』

4:詩桜◆Yg:2019/06/27(木) 13:58 ID:emY

『嘘の思い』視点:中島敦♀

芥川龍之介「貴様…正気か……?」

僕に少し怒りを入り交じった悲しそうな顔で芥川は言う…
嫌いになった訳じゃない…
何時か終わって仕舞う人生に…
最後迄芥川の傍に居られたらどんなに嬉しいことか…

中島敦♀「僕はずっと前から思ってた……
好敵手(トモダチ)に戻れたら其れ以上はもう何も望まない…」

其う云った僕に芥川は眉を寄せた

芥川「そうか、貴様が其れで善い楢勝手にしていろ。
僕だって構わぬ。僕の気持ち等貴様にはもう判らぬだろうからな」

溜息を付き、僕に背を向けた芥川は暗闇の街へと消えていった…


嘘吐きの僕が吐いた…
僕が芥川に送る、最後の愛………_____


NEXT>>5 『心と天気』

5:詩桜◆Yg:2019/06/27(木) 14:14 ID:emY

『心と天気』視点:芥川龍之介

今日は日差しが強い
晴天と云うやつだろう…

人虎(敦)の云った言葉が頭から離れぬ
其の所為か、任務に少し支障が出てしまって
腹が立っている
僕が任務に私情を持ち込むのが悪いと云うのは重々承知だ
然し乍、元々僕と人虎(敦)とは好敵手と云う綺麗な言葉では纏められぬ
僕は、3年前人虎を殺.そうとしたのだからな…
好敵手では済まされぬ

判って居る筈なのだが…
好きになったのは僕の方だ……

彼奴は僕に合わせて呉れた岳であろう
其れか、探偵社の指示か…
否、指示であればポートマフィアの情報を聞き出す筈か
彼奴はお人好しだからな…
唯、断れなかったか合わせたかの何方かに違いは無い…

外はよく晴れているのだがな…
僕の心臓(ココロ)は雨模様だ……___________


NEXT>>6 『休日と消耗品』

6:詩桜◆Yg:2019/06/28(金) 20:48 ID:3xo

『休日と消耗品』視点:中島敦♀

今日は仕事も無く、久々の休日…なのですが
鏡花ちゃんは、ナオミさんや与謝野医師と出掛けてしまったので家には僕一人しか居ない…
此の儘、寝て過ごそうかと思っていた矢先に
家の鈴(チャイム)が鳴る

中島敦♀「はーい…」

玄関の扉をガチャッと開けると、其処には包帯を身体中に巻き付けた男……
そう、太宰治が立っていた

太宰治「やぁ、暇かい?暇なら私に付き合って欲しいの岳れど」

そう云うと、太宰さんはニコッと微笑んだ
特にする事も無く、僕は「大丈夫ですよ」と云うと
支度の準備をして家を後にした

中島敦♀「太宰さんが何処かに誘うなんて珍しいですね…?」

「何かあったんですか?」と聞きたい処だったけれど
事情が有るだろうと思い、敢えて僕は何も聞かなかった
けれど、太宰さんはそんな僕の事をお見通して太宰さんは僕に云った

太宰治「私振られたのだよ」

其の言葉を聞いて僕はドキッとした…
昨日、僕は芥川に別れを告げた…
まるで其れを見透かされてる様な気がして怖くなった

中島敦♀「太宰さんでも振られる事…有るんですね…」

苦笑し乍、僕は其う云って誤魔化した
何も気付かれない様に……バレ無い様にと…

太宰治「そうなのだよ〜、振ったあの子は勿体無い事をしているよねぇ」

其んな会話をし乍歩いていると
綺麗なお花屋さんで足が止まった

其処には綺麗な紅い薔薇の花が沢山置いてあった…
何時かの僕の誕生日に…彼奴が呉れた……
紅い薔薇………

太宰治「消耗品は私には必要無いね……」

ボソッと云った太宰さんの声が…
少し冷たく悲しそうな響きをしていた……_____


NEXT>>7
第2章『見えない姿、唯見えるのは彼の日の言葉』

7:詩桜◆Yg:2019/07/03(水) 01:34 ID:tA2

第2章
『見えない姿、唯見えるのは彼の日の言葉』視点:中原中也♀


中原中也♀「手前ェは何時も其うだ…」

俺やポートマフィアを置いて、居なくなる…
又、手前ェは俺の前から消えるンだろ?
手前ェは、傍に居る様で居ねェ者だ…
一緒に夜を過ごした処で、手前ェは朝になると居なくなる…
愛し合ったって、不安は消える訳じゃねェ…
手前ェは彼の日……
俺に云ったよな?
『月は綺麗でも心は癒せない…』
手前ェは、俺の事愛しちゃ居ねェだろ?


なァ、太宰………____

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