メンバーが集まってから始めます
リレー式にやっていきます 自分入れて3人で書きましょう
おはうでぃ(こんにちは)
3:匿名さん:2020/03/10(火) 08:42 ID:Kzgでは書きましょうか
4:匿名さん:2020/03/10(火) 08:43 ID:Kzgあと1人ですね。まだ待ちましょう
5: すみれ ◆u6:2020/03/10(火) 09:20 ID:6Ek参加してもよろしいでしょうか〜?
6:匿名さん:2020/03/10(火) 09:24 ID:Kzg やったー!ありがとうございます!
順番はkzg→オイラさん→すみれさんでもいいですか
イイでっせ!皆さんの文楽しみにしてます!遅筆ですがシクヨロです!
8:匿名さん:2020/03/10(火) 09:26 ID:Kzg ルール
SSっぽく書きますよー
分かりやすいようにセリフの前に名前を入れる
例
霊夢「あーなにもやるきしないわー」
荒らしは絶対無視でしつこいようなら誰かアク禁出しておいてください。
長いお話にしたいので頑張りましょう!
OKです!
10: すみれ ◆u6:2020/03/10(火) 09:28 ID:6Ek少し地の文を入れたりするのはアリでしょうか?
11:匿名さん:2020/03/10(火) 09:36 ID:Kzg ー紅魔館ー
レミリア「咲夜、美鈴、小悪魔入りなさい」
咲 美 小「お呼びいただきありがとうございます」
レミリア「パチェ、あんたから説明しなさい」
パチュリー「サタンムーンと言うのを知っているかしら?」
咲夜「サタンムーンとは666年に一度月が魔の力に侵され、この幻想郷が危機に陥る現象のことですよね」
パチュリー「ええ、それが、あと4週間後に来るわ、それも最大級のね このままだと幻想郷は永遠消失するわ」
咲夜「なっ!……」
レミリア「ショックよね、あなたはまだ若いんだから きっと、博麗の巫女も知っているわ あなたたちの仕事はすぐにこのことを幻想郷の住人すべてに知らせること、そして妖精、妖怪、神、鬼、力を持つ全ての人材を集めることよ」
咲 美 小「はっ!」
フラン(…この幻想郷が、消えちゃう⁉)ガタガタガタガタガタガタ
おk
13: すみれ ◆u6:2020/03/10(火) 09:38 ID:6Ekりょーかいしました!
14:匿名さん:2020/03/10(火) 10:33 ID:Kzgすみれさんの番です
15:匿名さん:2020/03/10(火) 12:01 ID:Kzgあ、オイラさんの番か
16:匿名さん:2020/03/10(火) 14:56 ID:Kzg ー博麗神社ー
霊夢「私も少し調査に行ってたから知ってるわ。」
咲夜「そうでしたか…」
魔理沙「じゃあどうすんだよ…」
咲夜「お嬢様のお考えは、里の人間ではなく我々のように力のある者が結集し、消失を防がなければならないということ、今美鈴と小悪魔も戦力を集めてるところよ」
【書いてくださるまで、書いて待っています】
18:匿名さん:2020/03/10(火) 16:51 ID:Kzg チ 大「……!永久消失…」
咲夜「あら、池の妖精じゃない、戦力になってくれないかしら?」
チルノ「でもどうやってあたいらが戦うの?」
霊夢「私は、そのサタンムーンの芯を潰せばいいと思うの」
【ただいま帰りました〜、今から書きますね】
ほい!
21: すみれ ◆u6:2020/03/10(火) 19:15 ID:6Ek
咲夜「一応聞くけれど、サタンムーンの芯の目星はついているのかしら?」(キッと目を細めて)
霊夢「パチュリーやレミリアの言っていた通り、幻想郷からありとあらゆる妖怪や人間を寄せ集めて、魔術や妖術で総攻撃。それならきっと芯にへと攻撃は届く」
咲夜「…もしもそれが通らなかったら?」
霊夢「サタンムーンが今でも幻想郷に伝わっているってことは今までにサタンムーンが現れた時、必ずそれを何とかする手段があったってことでしょ。…少なくとも私はそれが戦いにおいての最善手だと思う」(拳を握りしめ)
咲夜「…なるほど、それが貴女の意見なのね。チルノはどう思う?」(くるっと踵を返し顔をチルノの方へ向け)
チルノ「あたいはあんまり難しいことは分かんないけど、とりあえずそのサタンムーンってのを氷でやっつけたい!いっぱい攻撃すればきっといける!」(自信満々に)
大ちゃん「でも…失敗しちゃったら、みんな消えちゃうんでしょ?そんなの…やだ、うう」
チルノ 「大ちゃん泣かせるサタンムーンってやつぶっ飛ばす!大ちゃん、あたいが倒して見せるから泣かないで!」
咲夜「私はまだ伝える人がいるから、もう行くわね。妖怪たちにも声をかけておいて」
霊夢「分かったわ…、あと4週間だなんて」
ー妖怪の山ー
椛「…貴様ら何をしに来た?妖怪の山に入るのが許されるのは……って貴女でしたか」(刀を鞘に納め)
霊夢「椛、悪いけど緊急よ。ここを通してくれる?」
椛「本来なら通せないと言う処ですが、…現在はあの方がアポを取っております。どうぞお通り下さい」
霊夢「嗚呼、あいつが取ったのね。まったく、こんな時ばかし仕事が早いこと…」(一つ溜め息をついて)
椛「そういう事です、幻想郷の危機が迫っているのでしょう?ここで協力しないのは天狗との誓約に反します」
霊夢「逆に言えば誓約に反しなければ協力しないってこと?」(問い掛け)
椛「…さぁ、どうでしょうね」
ー地霊殿ー
さとり「サタンムーンを破壊するのね、でも666年に一度来るということは一度破壊した、でもまた来るということは以前より力が増幅してるかもしれないわ」
お燐「とすると、誰かがサタンムーンを作ってる可能性が…。」
霊夢「そんなものを造れる存在なんて… 月の都?いやあいつらは下手にこちらには干渉してこないから考えにくい…」(ぶつぶつ)
空「(サタンムーンね。幻想郷を破壊するほどの力を持っているなんて、もしかして神様と闘っても勝てちゃうかもしれない!)」(わくわく)
さとり「…お空、あまり不謹慎なことを考えるのはやめなさい。それより今大事なのは犯人探しではなく、サタンムーンが幻想郷に迫ってきているという事実ではありませんか。そろそろ解決法を考えなければ…」(じとっとした瞳を向け)
燐「でもさとり様、大元のサタンムーンを造り出している存在を消滅させれば幻想郷の危機は逃れられるじゃないですか!」
さとり「…けれど、あと四週間しか時間は残されていないのです」
お燐「ひとまず、この1週間はサタンムーンの影響を見てみましょう、4週間かけて来るそうですから。」
さとり「それでは遅いかもしれないのですよ」
霊夢「まあ、地下ばっかにいたあんたたちには専門外だからあまり深く考えるのはやめなさい。」
こいし 「…!」(物陰に隠れ)
霊夢(もしもの事があれば…、私も先代たちみたいに…)
さとり「あら、昔の思い出に浸っているときかしら」
霊夢「違うわよ、今の幻想郷があるのは先代たちのおかげなんだから」
さとり「そう…、まあどちらにしろこの幻想郷にそろそろ影響を与え始めるはずよ、くれぐれも警戒して 里の人間の命を第二、自分の命を第一に考えて」(小さく口早に話し、月に関する厚い本を閉じて)
霊夢「そんな事、物心ついた時からやってるわ それじゃ、もう行くから」
ー魔法の森ー
アリス「……」
魔理沙「だから、今力があるものだけが紅魔館に集まるように言われているんだ 3日後には紅魔館で寝泊まりしてサタンムーンの影響観察だの、被害想定だのやるみたいだ 他の奴らにも伝えておいてくれ じゃ」(面倒なことをせずに本体だけやっつければいいのに、というような顔で)
アリス「ええ……、あ、魔理沙!」(行こうとしている魔理沙を引き留め)
魔理沙「ん?なんだ」
アリス「私少し知っているんだけど、今までこの幻想郷が平穏だったのは博麗の先代巫女のお陰…でも知ってる?私たちに家族がいない理由…」
魔理沙「んなことは今どうだっていいんだよ!」
アリス「いいえ、大事なことよ きっとサタンムーンの影響の余韻が私たちの親たちにも影響したのかもしれないわ」(素早く返答し)
魔理沙「そう考えると、サタンムーンはエネルギー源を絶ってもその…まあ『余韻』としよう、その余韻が住人に影響をもたらすとしたらかなり大変だぜ…」
アリス「あと3日、私も少し調査をしてみるわ」
魔理沙「そうか…次は私は人里に行くことになってるからもう行くな」
アリス「なんとしてでもこの幻想郷を、守らないとね」
魔理沙「ああ、私も人間の命という短い時間の中で、この不思議な幻想郷をもっと知りたいし、老いぼれて死ぬならここがいいしな…」(ホウキにまたがり、寂しそうに)
ー人里ー
小傘「さぁて、今日は誰のお世話するんだっけ…」
魔理沙「おーい!傘妖怪ー!」
小傘「あ、こんにちは」
魔理沙「実は…」
小傘「そうだったんだ…どうりでここ最近、わちきがお世話する子たちが体調悪そうにしてたのはその影響かもね…」
魔理沙(マジか…人里までもう影響が出ている)
魔理沙「だから、3日後に紅魔館へ来てくれ!」
ー 永遠亭 ー
永琳「…へぇ、成る程そんなことが」(頭を抱え)
霊夢「力がある人間、といえばアンタ達が一番に思い浮かんでね。後で太陽の畑や命蓮寺にも向かうつもりよ」
輝夜「本来なら異変解決は博麗の巫女の仕事だけど、…幻想郷の危機となれば私達も手を貸さない訳にはいかないわね」
永琳「噂では聞いていたけれど、まさか本当に…仮にそうだとしたらあの通りに配置して」(ぶつぶつ)
霊夢「協力してくれるのね?」
輝夜「ええ、月の都に居る時ならばいざ知らず。今の私達は身も心も幻想郷の人間だもの。協力しない道理がないわ」
優曇華「師匠、薬を人間の里に配ってきましたよ…って、どうしたんですか?この空気?」(きょろきょろ)
永琳「ウドンゲ、…覚悟はいいかしら?」
優曇華「…」(ゴクリと唾を飲み込んで)
優曇華「随分といきなりですが、分かりました!私は元々エリートだったんですから!平気ですよ!」
優曇華「え…そ、そんな、そんなことがあと四週間後に起きるなんて…」(自分の身体を抱きすくめ)
永琳「話を聞いた時から、てゐは迷いの竹林中の兎を寄せ集めて簡易砲撃部隊的なものを作って訓練を行っている。力はあれば有るほど成功率は上がるの、貴女も協力してくれるわよね?」
優曇華「当たり前じゃないですか、幻想郷がもしも永遠消失してしまえば…もう私達の居場所はなくなっちゃうんですから!」(息荒く)
永琳「…フフ、貴女ならそう言ってくれると信じていた」
永琳「博麗の巫女、私達永遠亭は最大限の協力を惜しまない。人望のある貴女にメンバー集めはお願いする」
輝夜「これでいいでしょう_」(段々と声が掠れていき)
霊夢「なぁんか妙に他人行儀なのが気になるけれど、まぁいいわ。ありがとう。次は妹紅にも声をかけてみましょうか…」(くるっと背を向けて)
輝夜「ええ、あいつは色々と勘違いされ易いけど根は良いヤツだから…ついでに慧音も連れてきなさい。今は…人間の里で寺子屋の授業を行っているから一発でわかる筈よ」
霊夢「…どうして慧音の行動がわかったの?」(訝しげに)
輝夜「タダの勘よ」
ー寺子屋前ー
霊夢「永遠亭の奴らの話し方、やっぱり気になるわ…一応候補として見ておきましょうか、あの紅いやつが妹紅で、青いやつが慧音ね」
妹紅「ん?博麗の巫女か…、珍しいじゃないか」
慧音「そんな真面目な顔してどうした」
妹紅「そうか、んで主犯の目星はついているだろうな」
霊夢「永遠亭のやつらが少し慌ただしく感じたわ、まあ一度退治しているし、そんなことはないと信じたいけどね」
慧音「サタンムーンなぁ…、私らはそんな幻想郷全体のことはよく分からない、足手まといになるだけだ」
霊夢「質より量という言葉を教師のくせに知らないの?」
慧音「分かった分かった」
妹紅「鬼どもにも声をかけておけ、私らより力はあるしきっと暴れたがってるところだろう」
霊夢「私、アイツら苦手なのよね…」
ー鬼の溜まり場ー
正邪「あー、暇だ」
萃香「暴れたいよぉー!」(ジタバタ)
ー 鬼の溜まり場にて ー
霊夢「もう、暴れないでったら!」(お札を取り出して)
萃香「お、戦う気なのか霊…」
霊夢「話を聞いて頂戴」(言葉を遮るように)
萃香「何だよ、つれないなー」(不満げにグビッと酒を口に含み)
勇儀「そーそー、鬼ってのは基本的に肉体言語だからさ!」
霊夢「…正邪、アンタよくこの空間の中で平気でいられるわね…」
正邪「そりゃあ二人とも私と同族だしな。人間相手に怯える人間はいるまい?」
霊夢「いや、意外とよく見るわ」(首をブンブンと振り回し)
正邪「…さいですか」
勇儀「ンで、霊夢。早速本題に入ろうじゃないか。」(気迫を放ち)
霊夢「…!?(ぞくっ)どうして私の目的に気づいたの?」
勇儀「いやぁ、基本的にお前ってこんな酒臭いところには何か目的でもなきゃ来ないだろ?」(ハハハ)
霊夢「妙に観察眼が鋭いわね…」
霊夢「…ということなの」
正邪「まあ私は幻想郷の住人共がどうなろうと知ったこっちゃねえが、私のショバがなくなるのは悲しいしな」
勇儀「人間に憎まれている私らだが、こうなりゃ協力するしかねえな」
萃香「3日後だね、行くよ」
霊夢「そう…よかった」
勇儀「おい、私に考えがある」
霊夢「あら、力だけで生きてるものかと思ってたわ」
勇儀「んだとてめこら!」(睨み)
霊夢「(ビクッ!)…いいからあんたの考えってのを聞かせなさいよ」
ー太陽の畑ー
幽香「今日も美しい花を見せてくれているわ、さぁて水の時間よ」
にとり「ねえ幽香、いくら私が水を操れる能力を持ってるからってなにも毎朝私を呼びつけなくても…」
幽香「あら、いいじゃない その分のお礼はしているんだし」
霊夢「あ、河童もいるのね 一石二鳥ね」
にとり「博麗の巫女じゃないか、何の用だい?」(他の河童に隠れるように手で指示して)
霊夢「率直に言えば… 協力を要請しに来たの」(真剣な顔つきで)
幽香「…で、その協力に対する見返りは?」
霊夢「幻想郷を救うために必要なこと…」
幽香「ええ、そうなのね。…で、結局見返りはどうなのかしら?」
霊夢「…?! 幽香、アンタ」
にとり「ゆ、幽香ァ!?幻想郷の危機だっていうのに協力しないって…」
幽香「だって私自身に利点がないもの。そうでしょう、ねえ」(霊夢の顔を覗き込んで)
霊夢「……成る程、判ったわ。サタンムーンへの止めはアンタに譲る」
幽香「おーけいおーけい、なら了承するわ」
霊夢「…( 相も変わらず末恐ろしい妖怪ね )」
にとり「でもさ、幻想郷がなくなったら幽香の好きなお花たちも全部…」
幽香「少しお黙りなさい?」(勇儀以上の気迫を出して)
にとり「ひゃあっ!(涙目で黙る)」
霊夢「そろそろ紅魔館に行って、人数の報告でもしないと…」
ー紅魔館ー
フラン「なんで⁉どうして幻想郷が消えちゃうの!そんなの私やだ!」
レミリア「騒ぐのはやめなさい、サタンムーンが来ることは避けられないの、だから迎え撃つ方法を今考えているのよ?そうでしょ」
小悪魔「お嬢様!ただいま戻りました」
レミリア「人数は?」
小悪魔「申し訳ありません、博麗の巫女にどこも先を越され…白玉楼の主、庭師だけ了承させました」
霊夢「その博麗の巫女、とうじょーう」(頭の後ろで手を組みあくびをしながら)
レミリア「博麗の巫女、数は…」
霊夢「魔理沙、アリス、永遠亭組、鬼組、にとり、幽香、地底の妖怪たちね」
レミリア「そう、なかなかじゃない」
霊夢「あんたはいいわよね、玉座に座って待ってればいいんだから」
レミリア「待っているだけじゃないのよ、策を講じて…」
霊夢「あーはいはい、で?今のところのあんたの考えをもう少し詳しく教えてくれないかしら?」
レミリア「私はサタンムーンが学習性を持っていると考えているわ、つまりサタンムーンは何かしらの魔物、魔獣が月に憑依されている姿」
霊夢「それなら問題ないわ、さとりにサタンムーンの心を読ませれば…」
【すみれさんの番ですよ】
39: すみれ ◆u6:2020/03/12(木) 18:51 ID:6Ek
パチュリー「レミィ、ところでもしもサタンムーンの扱っている言語が幻想郷のものと違ったらどうするの?それだったらさとり妖怪が読んでも…」(疑問を投げ掛け)
レミリア「その点は大丈夫よ、さとりが読むのは心の内であって心を言語化したものではないからしっかりと伝わるわ」(得意気に)
小悪魔「…ひ、一つ聞きたいんですけど、サタンムーンと意思疏通してどこかにへと行ってもらう…というのは」
パチュリー「無理に決まっているでしょう?幻想郷を脅かすような存在よ、仮に意思があったとしても悪意や敵意。そんなものよ」(強い視線で射抜き)
小悪魔「で、ですよねぇ…」(しゅん)
霊夢「そういえば、魔理沙から聞いたんだけど人里で疫病が流行っているそうよ サタンムーンの影響と見ているそうよ」
早苗「おじゃまします…私、サタンムーンの勉強をしたんです、なぜサタンムーンが幻想郷を滅ぼす力があるのか」
霊夢「あんたは守矢の…」
早苗「里の疫病はサタンムーンの影響ではなく、ただの流行病です サタンムーンは強力な力を使い、外の世界と幻想郷の間にある博麗大結界を砕くそうです」
【猫の巫女さんどうぞ】
42:猫の巫女さん:2020/03/12(木) 19:26 ID:SzE 霊夢「そうだったの…ありがとう早苗」(下を向いて頭を抱える)
早苗「…そろそろ行きますね…」
霊夢「分かったわ。こっちでももう少し調べて見る」
早苗「では…」
魔理沙「おーい霊夢、こっちでも色々と調べてみたんだけどあまり情報はなかったんだ」
霊夢「そぅ…」
レミリア「あら、博麗の巫女のあなたでも怖気付くのね」
霊夢「…」
レミリア「ハァ…、分かったわ」
パチュリー「魔理沙?」
魔理沙「ん?」
パチュリー「月に関する本がたくさんあるから、ヴワル図書館に寄って行きなさい」
魔理沙「そうさせてもらうか」
レミリア(あとはこれをどうやってヒステリックになってるフランに伝えるべきかしら…)
【すみれさんどうぞ】
45:匿名さん 拡散希望:2020/03/13(金) 11:30 ID:Kzg レミリア「フラン…」(フランの部屋のドアを開けて)
フラン「やだやだやだやだ!消えたくないよ!」
レミリア「フラン、落ち着いて聞いて頂戴。幻想郷は崩壊しないわ」(語りかけるように)
フランドール「どうして!?お姉様が消失するかもしれないって言ったんじゃない!」(ガタン)
レミリア「あの頃は詳しく解決方法が分かってなかったからよ、今ならわかるの」
フランドール「その解決方法って何?!何なの!」
レミリア「総攻撃よ」(勇ましい顔つきで)
フランドール「…は?」
レミリア「私達のように力のある者が結集し、サタンムーンの芯を総攻撃するの」
フラン「リスクとかは…」
レミリア「最悪…消えて、…二度と復活できない…」
フラン「あ、ああ…」(震えて)
レミリア「だから落ち着いてって、いい?3日後に霊夢たちがここに来て、サタンムーンの破壊について話し合うわ みんな、この幻想郷が消えないように頑張っているの それだけここがみんな大好きなのよ?みんなだって消えてしまうのは怖いはずよ、でも消失を防がないとって怖い気持ちを押し殺して頑張っているの、だからフランも怖がらないで私達と頑張りましょう?」(フランの肩に手をおいて、しゃがんで目線を合わせて)
フラン「…わ、分かった」
3日後
ー紅魔館 宴会ホールー
レミリア「みんな、集まってくれてありがとう 今夜からみんなにはここに泊まってもらい、サタンムーンの破壊の策を考えてもらうわ」
【猫巫女さんどぞ】
50:猫の巫女さん:2020/03/13(金) 14:27 ID:SzE パチュリー「そういえばフランは…?」
レミリア「遅いわね…何してるのかしら…」
コンコン…
フラン「遅れてごめんなさい。お姉さま」
パチュリー「あら、遅かったじゃない。どうしたの?」
フラン「…」
レミリア「いいわ。それでは一人一人の案を言ってくれる?」
アリス「この3日間でサタンムーンの歴史について調べたわ」
正邪「私らはそんなんグダグダ言われたって理解できないさ、破壊方法だけでいいじゃないか」
リグル「だめですよ、サタンムーンの事をよく知っておかないとやられるばかりです」
正邪「うるせえよ優等生気取りのゴキブリが」
妖夢「リグルさんの言うとおりです、ちゃんと聞きましょう アリスさん、お願いします」
【すみれさんどぞ】
アリス「まずはサタンムーンとは666年に一度月が魔の力に侵され、この幻想郷が危機に陥る現象のこと。これはまあ皆分かるわよね?」(全員に問い掛けて)
リグル「…」(コクコク、と頷いて)
正邪「チェッ、そんな誰も彼も知っているようなこと…」
アリス「ここから先が問題なのよ」(キッ)
アリス「一度はこのサタンムーンは先代博麗の巫女やその他の強力な妖怪達のお陰で終息した。しかしサタンムーンは確かに幻想郷に怨恨を残していったわ」
アリス「その結果がこの今回の最大級の現象よ…これを止めるのは恐らく今までで一番の難易度となる筈」
アリス「だからこそ貴女達には協力し合ってサタンムーンを止めてほしいのよ。…ここまで言えばわかるでしょ?」(腕を組み)
妖夢「了解しました!にしてもサタンムーン…私のこの刀の錆にしてくれます!」(ギラリと刀身を覗かせて)
アリス「危ないから今は出さないでね」
妖夢「あ、ハイ」(しまう)
レミリア「アリス、ありがとう 月の都のあんたたちはどうのかしら?」
てゐ「私は他のうさぎの射撃訓練、大量生産とかしてるけど」
正邪「うさぎはバカか!今更ガキ共作ってどうなるんだよ!」
てゐ「兵団づくりだよ…ただ今から育てると遅すぎるから、やりたくなかったけど、師匠の薬で成長を早めているんだよ」
永琳「まあ、防衛にはリスクはつきものよ」
霊夢(やっぱりこいつら怪しいわねぇ)
霊夢「はい」(レミリアをみて、だらしなく手を上げて)
レミリア「霊夢、なにかあるの?」
霊夢「前から思っていたけど、こいつらおかしいと思ってたの」(永琳を親指で指して)
正邪(ケッ、またグダグダと…)
レミリア「おかしいってどう言うふうに?」
霊夢「私がこいつらに協力を要請しにいったとき、妙に輝夜と永琳が他人行儀で、何か迷いの竹林の中を気にしているようだったから…うさぎが何匹か怪しい箱を運んでいたのよ…今アレがどういうことか説明してほしいわ」
正邪「だー、もううるせーな!今そんなことよりサタンムーンの破壊についてだろ、やってらんねーなバカばかりでよ!」
萃香「正邪、気持ちはわかるけどサタンムーン創造の犯人かもしれないから、今霊夢が気になってることを聞いてるだけで…」
【猫巫女さんどぞ】
正邪「ちっ…分かったよ」
霊夢「はぁ…あんたってやつは」
正邪「あ?」(睨み
霊夢「…」(呆れ
レミリア「ま、まあ2人とも…」
霊夢・正邪「…」
レミリア「話はそれてしまったけど…さっ!仕切り直しましょう!」
霊夢・正邪(ジトーッ)
レミリア(困った顔)
フラン「ね、ねえお姉さま。」ガタガタッッ…
レミリア「なに?フラン」
フラン「もしも今みんなと話し合って決まった事でサタンムーンをっ」
レミリア「すこし黙りなさい」
フラン「…」(シュンッ…
幽香「あらあら、ここまできての仲間割れなんてお笑いね、フランちゃんだっけ?言ってみなさい」
フラン「もし話し合って決まったことでもサタンムーンに通じなかったら…」
幽香「大丈夫よ、サタンムーンの事をちゃんと調べて戦うんだから心配はしなくていいわ」
幽々子「霊界の方でも霊たちを集めて消失を防ぐつもりよ」
正邪「バーカ!ふわふわしてる奴らが戦力になっても変わらねえだろ!」
幽々子「あら?1+1は1より少なくなるかしら?」
魔理沙「正邪、なんか言わないと気がすまねえのか 少し黙れよ」
正邪「…チッ!」
【すみれさんどぞ】
57: すみれ ◆u6:2020/03/14(土) 11:42 ID:6Ek 霊夢「とりあえず永琳、あの運んでいた箱について教えてくれるかしら?」
永琳「嗚呼、アレは単にサタンムーン討伐の際に必要だと思って予め用意しておいた薬よ。怪しいものでも何でもないわ」(フッ)
霊夢「本当の本当の本当?」(強く念を押して)
永琳「本当の本当よ、随分と疑り深いのねえ」(困り顔で)
霊夢「…今は信じておいてあげるわ。でも、疑わしい行動をした瞬間退治してやるんだからね」(札や封魔針を両手に持ち構えて)
永琳「あら、物騒ね…」(冷や汗を流して)
霊夢「もしものことを考えてのことよ、アンタらが変な気を起こさなければ良い話でしょう?」
レミリア「妖怪たちはどんな対策をしてるのかしら?」(チルノやリグルたちの方に目を向けて)
リグル「私達は、詳しくは知らないのであなた達に従って戦うだけです…すみません」(もじもじしてうつむいて)
幽香「大丈夫よ、もしものことがあれば私に何でもいいなさい 同じ妖怪同士なんだから」(優しく微笑み)
霊夢「いつも威圧的なあんたが珍しいわね」
魔理沙「ていうかよ正邪、お前さっきからダメ出ししてばかりってことはお前らはなんかいい案あるんだろうな?」
勇儀「まあ、あることはあるが…正邪、説明しろ」
正邪「おめーらに理解できるかわからんが説明してやるか、よく聞けよ」
【猫巫女さんの番です】
【すみれさんどぞ】
60:猫の巫女さん:2020/03/14(土) 16:56 ID:SzE 正邪「簡単に説明するとな、そのサタンムーンってやつにおめぇらのパワー(力)でぶっ飛ばしゃいいのさ」
幽香「…」
勇儀「まあ、そうゆー事だ。」
レミリア「分かったわ…誰か他にないかしら?」
しーん…
レミリア「フランは?他に何か?」
フラン「え、えと、お姉さま…私は…その、…」
レミリア「落ち着きなさい。」
魔理沙「そうだぜ。一旦落ち着いてみたらいい」
フラン「わ、分かった…」すーはー(深呼吸)
チルノ「ねぇ。あたいにいい考っ」
勇儀「おいっ(コソコソッ)すこし黙った方がいい。」
チルノ(コクリッ)
小傘「みんな少しギスギスしちゃってるよ、一旦落ち着こうよ ここでみんながケンカしてもどうにもならないしさ」
一同「………」
レミリア「ま、まあ今は幻想郷の危機だしみんな混乱しちゃってるわよね フラン?何かある?」
フラン「えっと…ただ単に総攻撃だけしてもサタンムーンに動きを読まれそうな気がする、もしサタンムーンに意思あったとしたらの話だけどね」
チルノ「うん、でねあたいはね」
正邪「Hの意見なんか…」(ボソッ)
チルノ「…!あ、あたいはっ」
正邪「Hじゃないもーんww」
一同「……⁉」(ざわっ)
チルノ「ムッカァァァァァァ!」(ガタン)
パァン!
正邪「いって!このやろっ!おらっ!」
ドンガラガッシャーン!
チルノ「う、うう うわあああああああああああ!」(ホールのドアを開けて走って)
大 リ ル「チルノちゃん!」(チルノを追いかけて)
正邪「……フン」
萃香「正邪!あんたなんてことを」
勇儀「今のはやりすぎだろお前…」
レミリア「あんたなんかに協力されたくないわ、帰って!今は大変なことになっているのに、あんたに構ってるほど時間がないのよ!出てって!」
正邪「バカの意見なんか聞いても無駄だ!」
魔理沙「だからって突き飛ばすことはねえだろ!」(正邪の胸ぐらを掴んで)
正邪「…離せ」
魔理沙「グッ……」
ー廊下ー
チルノ「あたいだって、幻想郷を守りたいのに…」
大妖精「チルノちゃん、大丈夫⁉」
【すみれさんどぞ】
64:匿名さん:2020/03/15(日) 11:53 ID:Kzg ー宴会ホールー
正邪「…」(みんなを睨んで)
正邪「フン、こんな奴ら…」(ホールから出ていって)
勇儀「みんなごめんな、同族として謝る」(頭を下げて)
萃香「ほんとーにごめん!」(手を合わせて)
レミリア「そんな…あんたたちが悪いわけじゃないんだから」(焦って)
魔理沙「あんなやつほっとこーぜ、それよりチルノは…」
チルノ「ごめん、勝手に逃げちゃって…あっ、」(フラフラと歩いて、倒れて)
レミリア「チルノ、少し休みなさい」(チルノに近寄って)
チルノ「やだ、あたいだって…バカなのは分かってるもん… バカって言われても仕方ないと思うけど…幻想郷を守りたいのはみんなと同じだから…」
レミリア「…分かったけど、無理は絶対しないで 立てる?ほら、座って」
チルノ「うん…」(レミリアに支えられて席に座って)
レミリア「それで、チルノの案は?」(しゃがんで、チルノに目線を合わせて)
チルノ「あのね、アタイはね、…例えば魔法とかを使うときってさ、火と水を同時に相手に当てちゃったりしたら効果が消えちゃったりするでしょ?」(小首をかしげながら)
レミリア「……ええ、それはそうね」(コクリ、と頷いて)
チルノ「それでそしたらね、例えば一緒に使って相性の悪い能力とかもあるじゃん?だからさ、ただ闇雲に総攻撃し続けるんじゃなくて、タイミングとか人の配置とかもきちんと考えるべきだと思うんだ…」(段々声が小さくなっていき)
レミリア「……!!」(驚き)
チルノ「ど、どうかな?」
レミリア「…! なるほどね、例えば前線部隊や後方部隊などに人を分けて、前線部隊は攻撃を行い、後方は支援をする…みたいに役割を分けたり、攻撃のタイミングを調整したりした方がいいんじゃないかってことね?」(ニッと歯を見せて笑って)
チルノ「そう、そうなの!」
レミリア「スゴいじゃないのチルノ!…私たちはサタンムーンをどうやって破壊するかの方法に執着しすぎてたわね」
レミリア「じゃあ、チルノの意見に沿ってもう一度策を練り直しましょう!」
深夜
レミリア「今日はありがとう!策を確認しましょう」
レミリア「一つ、兵団を強くするため数を多くしいつでもサタンムーンに対抗できるようにすること 二つ、闇雲に攻めるより、タイミングを図り相性の良い相手とペアを組んで戦うこと これでいいわね」
一同(うなずき)
レミリア「今日はありがとう、みんな疲れたわよね メイドたちにみんなの個室は確保させてるからゆっくり休んで頂戴 それでは解散!」
霊夢「チルノ!お手柄じゃない!」
早苗「すごいですね、私達が思いもしなかったことを思いつくなんて」
大妖精「チルノちゃんは最強だもんね!」
チルノ「えへへ…」
魔理沙「じゃあな、おやすみ!」
チルノ「おやすみ、みんな」
【猫巫女さんどうぞ】
68:匿名さん 拡散希望:2020/03/15(日) 14:01 ID:Kzg 咲夜「お嬢様…もう遅いというのに」
レミリア「私はみんなを引っ張らないといけないのよ、あなたも休みなさい」
咲夜「いいえ、お嬢様がまだ働くのでしたらお供します」
レミリア「…わかった、じゃその資料持ってきて」
咲夜「はい」
次の日
レミリア「みんな、おはよう…大変よ!私のミスで計算し間違えていたの」
フラン「ど、どういうこと⁉お姉さま!」
レミリア「サタンムーンの発生が明日だったの…」
一同「⁉」
妖夢「そんな…まだ策の完成がまだなのに…」
勇儀「なんでそんなに大幅に間違えたんだ!」
正邪「やっぱな…」(ホールのドアを勢いよく開けて)
一同「正邪⁉」
正邪「私なりに月を観察してたが、レミリアの予想より月が紅くなるのが早いと思ってな…」
レミリア「…ごめんなさい」
フラン「お姉さまを攻めてもしかたないよ!来るものは来ちゃうんだもん!早く完成させよう!」
レミリア「みんな落ち着いて‼」(バンッ‼
みんな"ビクッ‼
レミリア「確かに計算を間違えたわ。でもそういう時こそ落ち着くのではないの⁉」
みんな"…
フラン「お、お姉さまのバカッ!」
レミリア「フラン!まっ…」
霊夢「やめなさい。レミリア。あなたはここのまとめる人でしょう?だったら落ち着かないと。さっきあなたが言った言葉は何?そういう時こそ落ち着くんじゃないの?」
魔理沙「そ、その辺にしといたほうが…」
霊夢"フンッ…
正邪「じゃあ誰が援護して、誰が集中攻撃するか決めようぜ。」
みんな「うん。」
チルノ「ハイハーイ!あたいが前に出るぅ~‼」
大妖精「!?」
レミリア「分かったわ。じゃあ今から言う人は集中攻撃お願いね。」
レミリア「私・霊夢・フラン・咲夜・・・ね。」
レミリア「読んでない人は援護をお願い。」
レミリア「じゃあ、今日はもうここで解散 各自サタンムーンについて最後に調べてきなさい はい解散!」
フラン「お、お姉様…」
レミリア「もういいから、それより早く準備しなさい」
フラン「う、うん…」
正邪「おいレミリア!ちょっとこっち来い」
レミリア「ええ」
ー紅魔館裏口付近ー
【すみれさんどぞ】
73:匿名さん 拡散希望:2020/03/16(月) 09:30 ID:Kzg 正邪「お前には指揮者を任せられないと思うんだ」
レミリア「……」
正邪「だってそうだろ?まともにみんなをまとめられていないし、サタンムーンの発生の計算を間違えてみんなに報告してしまった だから…」
レミリア「その分、私がカバーしてみせるから」
正邪「…だとしてもなぁ、私はパチュリーに従う」
レミリア「そう…」
レミリア「……」
フランドール「お、お姉様は別に…仕方なかったのよ!それにたった一回のミスだもん!これから取り返せば…」(精一杯フォローして)
レミリア「…これに関しては正邪が正しいわ。私が悪いの」(深く溜め息をついて)
フランドール「そんなことないよ!そもそもは私がいつまでもウダウダ落ち込んでたからで…」
レミリア「…ごめんなさいねフラン、少しだけ一人にしてもらえるかしら」
フランドール「!… うん、わかった」(とぼとぼ歩いていく)
レミリア「…(私ったらフランに当たって、姉失格ね)」
正邪「まあ、と言うわけだから これじゃ、サタンムーン討伐の指揮者どころか紅魔館の当主としてもダメだな」
レミリア「……そう…ね」(そんなこと、分かってるわよ…)
正邪「もう行っていい 私はもう少しサタンムーンについて勉強しないといけないんでな」(シッシッ)
ー輝夜の個室ー
永琳「輝夜様、準備は整っております…」
輝夜「ええ、他のうさぎたちにも配置につくように指示をして」
永琳「はっ!」
ーレミリアの部屋ー
レミリア(私のせいでみんなに迷惑をかけちゃったんだから、みんなより頑張らないと)
レミリア「月が紅くなるのが早いわ…そろそろなのね」
ー人里ー
文「ふーん、特に目立った災害などは見られませんね…」
椛「文、そっちはどうだった?」
文「異状なしです」
椛「昼間だというのに暗いわね、ほんとに世界の終わりの雰囲気プンプンって感じね」
【猫巫女さんどうぞ】
77:匿名さん:2020/03/16(月) 12:01 ID:Kzg ーサタンムーン発生ー
霊夢「ついに始まったわ…サタンムーン」
パチュリー「みんな、絶対に油断はしないで!準備はいいわね!」
一同「おおっ!」
魔理沙「それじゃ、戦闘開始だ!」(同時にみんなが飛び立つ)
レミリア「みんな!力を解放しなさいー!」
フラン「分かったわ!お姉様!」
魔理沙「おうっ!」
力を解放すると、右の頬にV字型の赤色の模様が出る。
レミリア「いくわよ!」
【すみれさんどうぞ】
80:すみれ◆u6:2020/03/17(火) 10:16 ID:6Ek 霊夢「それじゃあいくわ!異変を起こした存在は、等しく退治される運命にあるのよ!」(周囲にお札を何枚も浮かせ、その外周を陰陽玉が漂っており、さらに指と指の間には封魔針を3本装備する。彼女に妥協はないらしい…)
咲夜「私のナイフが通用するかは判らないけれど…貴女の時間は私の物。そこには例外などないんだから…」(ナイフに自らの高純度の魔力を宿らせては、片手に懐中時計を持ち、エプロンドレスは辺りを流れる紅い紅い風で棚引いている…)
チルノ「アタイだって負けないよ!最強との格の違いってヤツを見せてやる!」(メキメキとその質量を増していく結氷で作り上げた剣を握りしめて、周りには強力な冷気を纏わせる…)
魔理沙「全速全開!先ずは私からいかせて貰うぜ!」(八卦炉を持ち出してはエネルギーを順調に溜めていき、それをサタンムーンの芯らしき場所に向ける。そして熱と星を究めたその絶大な魔法がサタンムーンを襲うッ!)
(そのホットな心を持ちながらも頭の芯は強く冷えている…そんな今の彼女はまさしく大魔法使いと呼ぶに相応しいだろう)
パチュリー「…へェ、なかなか良質な魔法と魔力を扱うようになったじゃない。少しは見直したわ」(ジトリとした冷たい視線で魔理沙を射抜き)
魔理沙「言葉と表情が合ってないぜ!…んじゃあ感心させたし本は返さなくても」
パチュリー「それはダメ」
魔理沙「そのくらい良いじゃないかよ…」
レミリア「直接的にダメージを与えるパワー担当は!」(強く紅いオーラを身体に纏わせている)
フランドール「私とお姉様に任せてよ!」(手には炎の剣を握る)
霊夢が札をサタンムーンの外壁に当てる
魔理沙はマスタースパークを撃つが外した
咲夜は素早く飛び立ち、霊夢の隣に並びナイフを投げる
チルノは幼児のように氷の剣を振り回す
レミリアとフランは手を結びバランスを取り、サタンムーンの様子を見ながら攻撃をする
他の部隊は大結界の修復に向かった
だが、一人だけ何もせず黙って見ているだけの者がいた
正邪「……」
【猫巫女さんどうぞ】
83:猫の巫女さん:2020/03/17(火) 13:10 ID:SzE 正邪"ザッ…(去る)
フラン「タァァァァッッッ!」
レミリア「駄目だわっ…ぜんっぜん効かない…」
咲夜「お嬢様!ここは任せてください!」
パチュリー「ええ。レミィはガンガンいって!」
霊夢「え?正、正邪がいないわっ!」
レミリア「え?」
フラン「キャアァァァッ‼」(地面に叩きのめされる)
レミリア「フラーン!!」
魔理沙「ゲッ…回復魔法が効かないぜ…」
レミリア「そ、そんな!」
フラン「お姉さま、みんなはあいつをっ…サタンムーンを頼むわ…」
レミリア「で、でも」
フラン「いいから行ってっ!!」
霊夢「私の頬にっ」
レミリア「力が解放されたようね…」
チルノ「あっ!あたいにもっ!」
レミリア「ど、どうして…フランの頬だけ…模様の色が赤じゃなくて…紫なの?」
魔理沙「うわっ!!」
レミリア「ま、魔理沙!」
魔理沙「こ、これくらいだいっ…」
レミリア「ま、魔理沙も、頬が…赤から紫に?」
魔理沙"バタッ…
正邪「…私なんか、いつだって嫌われものなんだ 自分でも十分に分かっている…私がいたところでアイツらに迷惑をかけるだけなんだ」(山の崖っぷちに立って戦っている遠くのみんなを眺めて)
フラン「勝手すぎるんだよあんたは!ハァハァ」
正邪「⁉ お前、なんで…」
【すみれさんどぞ】
86:すみれ◆u6:2020/03/18(水) 22:39 ID:6Ek フランドール「何がキラワレモのさ!何が迷惑をかけるだけさ!そんなのやってみないと分からないじゃない!」
正邪「…会議の時だって私は顰蹙を買ってただろ、アレで結果は出てるんだよ」
フランドール「それだけで最終的にどう転ぶかなんて予測できないよ!第一、この幻想郷の危機に敵だの味方だの指名手配犯だのないよ、勝手に諦めないでよ!」(涙滲ませ)
正邪「う、うるせえ!私があそこにいったらどうせ自分勝手にやって、この幻想郷は消えちまうんだ…」
フラン「バカ!やってみないとわかんないって言ってるじゃん!…さ、一緒に戦おうよ ね?」
正邪「グッ…お前に私の何が分かるってんだ!私はお前らとは違う、協調性も情もなく暴力的でいつも誰かに何かいちゃもんつけて文句言わないと気が済まねえ屑だ!自分でもどうにもならねえんだ だから…だからこんな奴は仲間になる資格はない……」(崖の先に近づきながら)
フラン「せ、正邪っ!」
正邪「こっちへくんな!あっち行けこのガキ!」(涙ぐんで)
フラン「………てるよ」
正邪「⁉」
フラン「私は知ってるよ、正邪のこと 正邪がチルノを突き飛ばして紅魔館から出て行って、私もこっそり抜け出して正邪のあとをつけたんだよ 正邪…木の上に座って、泣いていたじゃん…『私はなんてことを』って泣いてたじゃん!だから正邪は本当は優しいって知ってるの!」
正邪「うるせえ…、うるせえうるせえうるせえ!」(耳を塞ぎ叫んで)
正邪「お前なんかに私を理解されたって嬉しくもなんともねえ!いいからあっちいけ!」
フラン「やだ!正邪と一緒に戦う!」
正邪「…クソっ!」(崖から飛び降りようとして)
フラン「正邪っ!」(正邪の左腕を引っ張って)
正邪「やめろ!やめろおおおおおおお!………うわあああああああ!」(死のうとしたが抑えられて、気持ちが萎えて)
闇フラン「アハハハハハハハッ」
正邪「!?」
正邪「グアァァァッ!」
フランは闇に染まって正邪は亡くなった。
レミリア「フ、フラン?フランなの?」
闇フラ「ソウダヨ?オネエサマ?」
レミリア「違う。あなたはフランじゃない…」
闇フラ「ナニヲイッテイルノォ?オネエサマ?」
ズドォォッッーーン!!
闇フラ・闇レミ「ミンナモアッソビィッマッショォッ⁇」
魔理沙「グッグウゥ…グアァァッ!」
霊夢「ま、マリサァァッ!!??」
魔理沙「わ、私が染まらないうちにとどめをっ…助けて欲しいんだ…みんなを幻想郷を守りたいんだ…お願い…お願いだ…グッ…」
霊夢「ま、魔理沙にそんなことできるわけないじゃない!今までどれだけ一緒にいたと思ってるのよ!?
闇マリ「タイムアップ…ダ」
みんな(闇になってない人)!?
闇マリ「ダークスパーク」ズドォオオォッッ!
パチュリー「はっ!」
闇マリ「ちっ。」
闇マリ「スーパーダークスパーク」ズドォォォォッッッッン‼
闇フラ「ココハマリサ二任せルワネ!」
闇マリ「ワカッタゼ…!フラン様!」
闇フラ「オネエサマイキマショッ!!」
闇レミ「エェ♪」
闇マリ「オツギハダレトアッソボウカナッ♪」
正邪「……」
正邪「サタンムーンに取り込まれたらこうなってしまう可能性だって…」
フランドール「可能性の話じゃない!不吉なこと言うのはやめて早く来て!」(グイッと腕を引っ張り)
正邪「…うう、だって私は……」
フランドール「だってじゃないよ!…行こう、幻想郷を救いに!」
正邪「」(こくっ)
バキバキッ バリバリバリバリッ(結界が砕ける音)
霊夢「まずいわ!戦力が足りない!はっ!う、腕が!」
レミリア「正邪がいないのよ!うっ、サタンムーンに腕が黒化させられてる…」
勇儀「クソっ!あいつはこんなときも勝手だ!グッ!うぉぉぉぉぉぉお!」
正邪「……!」
正邪「あぁ…みんな怒ってる…」
フラン「ほら!行くよ!」
レミリア「あら、フランじゃない!うぐぐぐっ!今のうちに、萃香!」
萃香「行くよ!ええぃっ!」
正邪「おい…みんな」
勇儀「正邪、お前っ!今の今までどこへ行ってたこの卑怯者!」
正邪「…!(ビクッ)」
霊夢「ほら、あんたそこどいて!」(ドンッ!)
正邪「うわっ!」
魔理沙「お前ここまできて邪魔すんなよ!」
正邪「ああぁぁぁ………、今私が出ていったらきっとこんな事に…」(土下座のように体をうずめて頭を抱えて)
【猫巫女さんどうぞ】
94:匿名さん 拡散希望:2020/03/19(木) 22:36 ID:Kzg 正邪「やっぱり無理だ!」
フラン「もう!えい!」(怪力で正邪をみんなの所へ飛ばして)
霊夢「せ、正邪!」
猫巫女さんどうぞ
96:猫の巫女さん:2020/03/21(土) 00:30 ID:SzE 闇フラン「ワタシノアイテハフランヨ。」
フラン「タァァァッ!」
闇フラン「グッ…」
フラン「ハァァァァッ!」ズドォォォォン
闇フラン「グァァァァッ!」"消滅
闇マリ「ダァァークスパァーク!」
魔理沙「ハァァ!マスタースパーク・鬼」
闇マリ消滅
レミリア「偽りの私たちは消えたようね。さて、どうし……ぇ?フ、フラン?どうし…
グハァァァッッ!」
レミ「ちょっとフラン何やって…ゴホッッ」
フラン「まだ気づかないノ?わたしがしゅっ」
魔理沙「…タースパーク!」
フラン「ちっ。わたしが主犯よ。うふふ。気づかないなんて哀れね。アッハハハハハハ」
フラン「みんな破壊してやるヨ。バイバイ。さよなら。」
レミリア「そ、そんなの。キッ(目が赤く光る)あなたの姉、そして紅魔館の主であるわたしが許さないわよ。」
フラン「だったらお前の能力を破壊してやるよ。」
バキイィィッ
正邪「…てな感じでお前が主犯なんじゃないのか?!」
フラン「やめてよ失礼な!」(プンプン)
フラン「第一なんで私がサタンムーンを作れる力があるというの!」
正邪「ふん、どうだろうな」
フラン「ふふっ、いつのも正邪だ…」
フラン「とにかく、行くよ」(グイッ)
正邪「ちょっ!おまっ…」
勇儀「クソっ!なんでこんな時にあいつがいねーんだ!」
萃香「あんなやつほっときなよ!ん?あれはなに!!」
霊夢「あれは、九尾の狐!」
正邪「み、みんな…」
みんな「せっ、正邪ぁ⁉」
勇儀「お前っ!幻想郷が消えるかもって時にこの野郎!」(正邪の胸倉掴んで)
正邪「うっ………」
フラン「みんな待って!正邪は…正邪は!」
フラン「正邪は本当は…」
勇儀「いいやつだから許してやれダァ?」
フラン「…!」(ビクッ)