繋げてってなんかお話作って!
218:匿名:2018/07/01(日) 21:25 「あーあーもう、泣くなよー」
良治が笑いながらティッシュを何枚かとって美菜子に渡した。
「...ご、ごめんなさい。兄様がわたしのこと、そんなに思っていてくれてたなんて」
美菜子が途切れ途切れに言う。
美菜子がこんなに感情的になるのは滅多にないことだ。
「大丈夫?美菜子…」彼が美菜子の頭を撫でる。
221:匿名:2018/07/02(月) 21:48 美菜子を宥め、夕食を終えてその日良治は床に就いた。勉強は早起きして取り組むことにしたのだ。
そしてその夜彼が見たのは優しい夢だった。
『...リョウ君...リョウ君』
自分を呼んでいる声がする。
あれはきっとあの子だ。あの子が、自分を呼んでいるのだ。
優しい声...。君は怒っていないの?俺のせいで死んでしまうことになったのに。君は許してくれているの?
朝。良治は目を覚ました。
つーっと頬に涙が伝っていた。
「はぁ…椛怜…」口からその名が溢れて余計に涙が出てきた。
優しい声がまだ頭に残っている。『リョウ君、私は……』
椛怜は何を言おうとしたのだろう。良治はケホッと咳をしてから涙を拭いた。
『リョウ君、リョウ君は私のこと、どう思ってる?』
記憶がバッとよみがえった。あの時、あの時椛怜はそう言ったんだ!たしかにそう…
俺は…何て返した?ちゃんと好きだって返した…?
閉じてしまった記憶の扉を開けたくなった。
いや、今日はこのまま眠ってしまおう。そんな気分だった。
226:匿名:2018/07/03(火) 21:42くっ…思い出しかけの記憶が気になって眠れない…
227:匿名:2018/07/03(火) 21:53 良治は洗面台に立って水を出した。こんなに気にしてたらダメだ…
冷たい水を顔にかけて彼はぶるっと震え上がった。
「兄様」
「うわっ?!」
良治がタオルで顔を拭いていると突然背後から声がした。仰天して振り向くと美菜子が立っている。
驚いた顔のままの良治の頬に手を伸ばし、綺麗な指先ですうっとなぞった。
「兄様...また苦しんでいたのですか?あの人のことで」
苦しいよ、美菜子。
その言葉を呑み込んで良治は首を振る。
そっ気ない素振りだった。
良治は足早にに立ち去ろうとするが、後ろから美菜子が強い力で手を引く。
「何で隠すんですか?!何年兄様と一緒にいると思ってるんですか!嘘ついてることなんてすぐにわかります!」
美菜子は良治の目をじっと見つめた。
「…わかったよ、美菜子にはかなわない」
良治はははっと笑ってはなしをそらす。
「も〜兄様は…」
美菜子は呆れたように良治を見た。心地いい。こんなやりとりでさえも彼にとって心地良かった。
美菜子がいる。友達がいる。それで良かった。今の弱りきった良治には、それぐらいがちょうどいい。
234:匿名:2018/07/05(木) 23:36 でもそう思っていても椛怜の姿が何度も頭に浮かんでくるのだ。
…好きだからだった。心から、椛怜のことを想っていたから…
凛として、赤朽葉色の瞳が美しいさわやかな女性だった。いつも良治が悩むと、一緒に悩んだ。とてもいい人で、椛怜に心を奪われる男は多かった。
236:匿名:2018/07/06(金) 20:45自分もその1人だったのだ。
237:匿名:2018/07/06(金) 22:53 先程から椛怜のことばかり考えているのにも関わらず、良治が一つだけ思い出せないことがあった。
それは、あの子が最期に自分にくれた言葉。
『リョウ君...私は』
良治はどうしてもその続きが思い出せないでいるのだ。
もうこれ以上考えるのをやめようと決意する。
考えたところでどうしようもないのだから。あの子は二度と帰ってこない。
「兄様、ご飯…」
「あ、大丈夫。俺ちょっとみなとの家で勉強してくる。午後には帰ってくるからね」
勉強をして、気持ちを切り替えようと思った。
「わかりました。気をつけてください!」
美菜子はニコッとして彼を見送った。
「よー」
「良治おっすー」みなとはドアを開けて片手をあげた。
「どこまで進んだー?」みなとが机にお茶を置いて良治と目を合わせた。
「あんがと。 √のとこまで。」
良治は教科書をペラペラとめくった。彼の教科書はぼろぼろだった。
「…すげー勉強してんのな。」みなとが良治の手元をまじまじと見て言った。
「ん。お前と違って予習、復習してるから。」良治は得意げだ。
「うんうん、いい事だねぇ」みなとは自分のピッカピカの教科書を撫でてニコニコした。
「…いやいや、みなとも少しは勉強しろよ。」良治はみなとの頭を軽く叩いて笑った。
「まぁ努力してる人には誰も勝てないけどな。」みなとは、ははっと笑った。
244:匿名:2018/07/11(水) 20:09
ただ、医者になりたい。
人の死を目の前にして、彼はそう思うようになった。
父、母、それから椛怜。
すごく辛かった。まだ小さいながらに、彼は医者になることを決意したのだ。
「…じ。良治!」
目の前にみなとの顔があった。
「うわぁ!お前急に男の顔見せんなよ!ビックリだわ!」
「いや、急にそんな事言われて俺もビックリだわ!」
みなとは良治の肩をパンっと叩いた。
「お前はいつも女子が寄ってるから男に慣れてないのかよ。逆に」
「ちげーよ」良治が嫌そうな顔をした。
「あー俺も彼女欲しいなー」
みなとは頬を膨らましてシャーペンを置いた。
「俺も彼女いないし。勉強しよ。」
良治は呆れてため息をついた。
その夜。
「兄様お勉強お疲れ様です。」
美菜子がお茶を差し出した。
良治は帰って来てもなお勉強を進めていた。
「ありがとう、美菜子」
差し出されたお茶を左手で受け取る。
ほのかに生姜の香りがした。
250:匿名:2018/07/13(金) 21:20ついでに磯の香りもした。
251:匿名:2018/07/15(日) 22:40彼は暖かいお茶を身体に流し込んだ。
252:匿名:2018/07/15(日) 23:02意外!!それは、ミルクティー!!!!
253:匿名:2018/07/15(日) 23:03やったぞ…これで世界は僕のものだ!!
254:匿名:2018/07/16(月) 00:04いよっしゃあ!!うれぴー!!!
255:匿名:2018/07/16(月) 20:22美菜子は思いっきり引いた。
256:匿名:2018/07/16(月) 20:37良治は慌てて首を振った。
257:匿名:2018/07/16(月) 20:43「美味しい」良治は笑顔になった。
258:匿名:2018/07/16(月) 21:03 「…兄様。お話があります。」
3巻へ続く。
「ありがとうございました」
もっと早く言えたらよかったのに
良治は美菜子を丸のみにした。
「…っはぁ!」
良治は息苦しさに目が覚めた。
「…夢か」
美味しかったぴょー
262:匿名:2018/07/16(月) 21:28 枕もとを見ると美菜子の腕が転がっていた
ふと口元をふくと紅の血が袖を染めた
そんなバナナ
264:匿名:2018/07/16(月) 21:29 そうだ、俺は椛怜もこんな風に殺してしまったんだ。
良治は思い出した。
口が生臭い
266:匿名:2018/07/16(月) 21:31良治「俺は人食いだったのか」
267:匿名:2018/07/16(月) 22:05 そこに突然、懐かしのあの三人組と縛り付けられたままの先輩とsyamu、そして男が彼の元へ訪れた。
良治に向けて突き刺さるような目線を飛ばしている。
順平から「タスケテホシイダデ・・・タスケテホシイダデ・・・」と独り言が聞こえる。
良治「わかったよ、ゾット帝国読んでやるよ」
269:匿名:2018/07/16(月) 22:20 良治はまず三人組を味見するかのように舐めた
そしていっきに丸のみしたそして先輩とsyamu、男もぺろりと平らげた
みんな食ってやるー!がおー!
271:匿名:2018/07/16(月) 22:27 しかし、良治は後悔してしまった。
syamuの自宅後悔と同じくらいの後悔だ。
(先輩とsyamuを撮ってニコニコに上げればも◯うを超える真のニコニコの王となり会長の座を獲れたかもしれなかった・・・!)
良治「皆食っちまったなう」
273:匿名:2018/07/16(月) 22:29なんとそこに美菜子の霊がっ
274:匿名:2018/07/16(月) 22:32鼻水垂れてきた
275:匿名:2018/07/16(月) 22:32そんな感覚が走った
276:匿名:2018/07/16(月) 22:32陰陽師と悪魔と天使が三つどもえの争い!
277:匿名:2018/07/16(月) 22:33ほとばしる肉汁!
278:匿名:2018/07/16(月) 22:34とびちる美菜子!
279:匿名:2018/07/16(月) 22:34仲間たちと部活で流した汗は俺たちを裏切らない!
280:匿名:2018/07/16(月) 22:35玉ねぎのシャキシャキとした食感、肉の柔らかで口を包み込むうま味を良治が襲う!
281:匿名:2018/07/16(月) 22:36良治「はああああああ」
282:匿名:2018/07/16(月) 22:36陰陽師「霊がおる!霊がおるぞ!美菜子!?美菜子消えろ!!!キェエエエエエーーイ!!」
283:匿名:2018/07/16(月) 22:37美菜子「もむだけジューシー」
284:匿名:2018/07/16(月) 22:37 〜悪食娘コンチータのメロディー〜
「喰らい尽くせ!この世の全て!俺の胃袋にはまだまだ空きがある。青白く輝く猛毒はメインディッシュ(三人組)のスパイスに最適さ!舌先を駆け巡るこの至福、晩餐はまだまだ終わらないんだ」
一気にこう言い切ると、良治は狂ったように笑い始めた。
「あはははははははは!!」
そして、美菜子が消えた跡にはから揚げ弁当が落ちていた。
唐揚弁当食す
悪魔「きしししし・・・・旨そうな男どもだ」
悪魔は二人を飲み込んだ
悪魔は唐揚げ弁当を食べた
288:匿名:2018/07/16(月) 22:39すると、謎の弁護士から連絡が来た
289:匿名:2018/07/16(月) 22:41今から食われに来るうえい
290:匿名:2018/07/16(月) 22:41悪魔「了解した」
291:匿名:2018/07/16(月) 22:41実は悪魔は美少女だ
292:匿名:2018/07/16(月) 22:43その弁護士は来る途中、その悪魔のフェイスブックをフォローした。
293:匿名:2018/07/16(月) 22:44 天使「アッハハハハハハハハ!!!」
悪魔「アッハハハハハハハハ!!!」
陰陽師「アッハハハハハハハハ!!!」
天使・悪魔・陰陽師「フュー、ジョン、ハッ!!」
???「ふぅうう…無事成功したようだな…!!待たせたな、良治!!俺は天使・悪魔・陰陽師が合体した存在だ!天魔エクソシスターとでも呼んでもらおうか!ハハハハハ!!貴様に俺が倒せるかな?」
その事が5chへ広まった
295:匿名:2018/07/16(月) 22:44悪魔「やったあホォロワー増えた!」
296:匿名:2018/07/16(月) 22:445chで天使、悪魔、陰陽師が叩かれている。
297:匿名:2018/07/16(月) 22:45しかし良治はすでに悪魔に消化されていた
298:匿名:2018/07/16(月) 22:46その頃鬼女板では、彼らの特定作業が進んでいた。
299:匿名:2018/07/16(月) 22:46???は骨になった良治をとりだした
300:匿名:2018/07/16(月) 22:46天使、悪魔、陰陽師の住所と本名、電話番号が晒された
301:匿名:2018/07/16(月) 22:46だができるはずない
302:匿名:2018/07/16(月) 22:47俺の名はじゃがいも戦士まさお!根菜王に俺はなる!!!
303:匿名:2018/07/16(月) 22:47もう3匹は合体したのだから
304:匿名:2018/07/16(月) 22:47 1 風吹けば名無し@無断転載禁止:2018/07/16(月) 22:44
ちょww
2風吹けば名無し@無断転載禁止:2018/07/16(月) 22:45
は?どういうこと?
3 風吹けば名無し@無断転載禁止:2018/07/16(月) 22:47
りょーじきゅんどうした
まさおは美菜子の怨念でほろびた
306:匿名 hoge:2018/07/16(月) 22:48そして時は世紀末・・・
307:匿名:2018/07/16(月) 22:48そして何故か関係のないまさおがネット上で炎上してベイクドポテトになった。
308:匿名:2018/07/16(月) 22:50悪魔はさらに美少女になったら
309:匿名:2018/07/16(月) 22:50まさおはうまかった
310:匿名:2018/07/16(月) 22:50そう弁護士は言った
311:匿名:2018/07/16(月) 22:50ベルギー「それはフレンチフライじゃねえ...ベルギーこそがポテトフライの発祥地だ」
312:匿名 hoge:2018/07/16(月) 22:52その後、まさおの住所が5chへ投下された
313:匿名:2018/07/16(月) 22:55そこへ良治と悪魔、二度の消化を免れた先輩とsyamuが現れた
314:匿名:2018/07/16(月) 22:57うひょおおお
315:匿名:2018/07/16(月) 22:57と泣いた
316:匿名:2018/07/16(月) 22:59枯れた大地が潤い、そこには新しい生態系が生まれた
317:匿名:2018/07/16(月) 23:00美菜子の群れ