繋げてってなんかお話作って!
699:匿名:2018/09/27(木) 17:48 「…ありがとうございます。じゃあ、少しだけ。」
また頭を下げると、良治はソファに体を横たえてまたかすかに寝息を立て始めた。
「彬…気付いてるか」
先程良治に語りかけた時とは全く違う神妙な表情の大輔に少し驚く。
「気付くって…何が?」
「ついに良治の思考も美菜子の支配下になろうとし始めているらしい。美菜子は幻想を見せて、俺たちから良治を離そうとしている。」
「幻想って、どないやねん」
「…知らない方が幸せだ。兎に角、良治の命が本格的に危うくなっている。あまり時間が無い。早く徐霊をしなければ…」
時間の流れは残酷で、俺たちが頭を悩ませる間にも刻一刻と過ぎていってしまう。
気持ち良さそうに眠っている良治を見ると、とめどない悔しさが湧いてきた。
そのころ美菜子は…
(ちょっとこの後長文書きたいんだけど、1時間程度待っていただけるだろうか)
701:匿名 hoge:2018/09/27(木) 18:08 >>700
(よっしゃいくらでも待ったるわ
終わらせないでくれると嬉しい)
その様子を雅と見ていた
「ふうん。なんかBLを感じるわぁ」
雅が言った
「BL?」と美菜子
「ボーイズラブ。男と男があんなことやこんなことをするの」
雅は顔をしかめた
「あらやだ」
美菜子はそう言って地面に唾を吐いた
(>>700だけど気負い過ぎず書くつもりがこだわってたらめっちゃ時間かかりそうだ。やっぱり9時まで待ってくれ)
704:匿名:2018/09/27(木) 21:04 自分の家の前に立っていた。
いや、ソレはもう家という形を成していない。ただの瓦礫の山だ。ここだけではない。美菜子が住んでいた町には、そんな『家だったもの』がいくつもいくつも散らばっている。けれど残骸が残っているだけまだこの町はマシである。
隕石のせいだ。あの隕石のせいで日本全国、どこもかしこも滅茶苦茶になってしまった。
辺りを見回しても原型を留めている建造物などない。人影など以ての外だ。以前までアスファルトが敷かれていた地面には、家一軒がまるまる収まりそうなほど大きなクレーターができている。では人間は?
皆んなどこかへ避難したのか、或いは――
「死んでしまったのよ」
美菜子はその一言を噛みしめるように言った。
耳を澄ましても物音も聞こえない。ただ、時とおり強風がびゅうっと通り過ぎてゆくだけである。隕石が落ちたあの日から、なぜか強風が吹くようになった。
「兄様、美菜子がただ今戻りましたよ」
美菜子はゆっくり目を閉じた。
「兄様は今具合が悪くなっていませんか?美味しくごはんが食べられていますか?わたし、とっても心配だったんですよ」
語りかけるようにそう言う。もうここにはいない兄に向かって。
「あの人が死んでしまってから、兄様はなんだが様子がおかしかったから」
駄目だ。『あの人』のことを思い出しただけでも憎悪がこみ上げてくる。それはどす黒い、というよりも氷のように冷たい憎悪だった。
美菜子は目を開いた。今度は兄にではなく自分自身に言い聞かせるように呟く。
「兄様は知らない。知らなくていいの。わたしが、あの人を」
彼女はそこで自分の口角が上がっていることに気が付いた。
(一旦切る)
いつ頃からだっただろう。
自分の中に何かがいることに気が付いたのは。
頭の中に声が響く、というと少し大げさかもしれない。だが美菜子にはまるで自分ではない何かがいるように思える時があるのだ。
恐らくそれは母が死に、父が酒浸って暴力的になってしまった8年前からだ。美菜子は当時3歳。その時の頃の記憶はぼんやりとしかない。
ただ1つ、この先決して忘れられないような恐ろしい思いをしていたことだけは覚えている。兄が自分を庇って父に殴られていたことだ。その光景は鮮明に脳裏に焼き付いている。拳で思い切り頭部を打つ鈍い音。兄の呻き声。
けれど兄は決して膝を折らなかった。どんなにぶたれても、歯を食いしばって立っていたのだ。今振り返ってみれば、それは妹に植え付けられるであろう恐怖を少しでも減らすための兄の我慢だったのかもしれない。
酒の入った父は気がすむまで息子を殴り続けた。そして毎回、殴り終わるとふらふらした足取りで家の外に出て行ってしまう。それで帰ってくるのは夜中だった。
いつも、そこで糸が切れたように兄は倒れるのだ。髪の毛が酷く乱れていて、顔にはあちこち殴られた後があった。口内を切って口から血が出ていることもあった。
美菜子はそんな兄を前に、ただ泣くことしかできなかった。
「兄様、ごめんなさい、ごめんなさい...」
兄が自分のせいで傷付けられている。
それだけはその頃の美菜子にも痛いほど理解できていた。
なぜ父は殴るのだろう。どうして自分達がこんな目に合わなくてはならないのだろう。
美菜子には分からないことが多過ぎて、ただ父が恐ろしくて、泣いて、泣いて、泣いて...
「美菜子、泣かないで」
兄の声。ゆっくりこちらに伸ばされた手が頭を優しく撫でた。
「俺は平気だよ。こんなことじゃあ負けない」
美菜子は謝るのを止め、しゃくりあげながら相手の顔を見つめる。兄は笑顔だった。
「美菜子が泣いている方が、よっぽど苦しいんだよ」
父が去り、美菜子がそうして泣いていると兄はいつもこのようなことを言うのだった。
ホモを敬え、と
707:匿名:2018/09/27(木) 22:18 「あ、兄様…どういうこと?」
「分かりやすく言うと、誰もを分け隔てなく愛せ、ということかな。」
兄様、言いつけを守れなくてごめんなさい。私は今…兄様しか愛せないの。
「…ふふっ」
良治の色素の薄い髪が揺れた。
「お、良治が笑ったなぁ」
ディスプレイに向かっていた大輔が横のソファで寝ていた良治を見た。眉を上げ、少し驚いたような表情を作る。
つられて俺も良治を見て、少し笑う。
「良治が笑ってんの、こないちゃんと見たんは始めてや」
「そうだなぁ…あいつ、何かいい夢でも見てんのかな」
「そやなあ…そやったらええなぁ…」
俺が説得した後の良治に、強がりや謙遜といったものは見られない。等身大の、一人の少年がここにはいる。先程まで悪夢に苦しまされていたのが嘘のように幸せそうな寝顔だ。
「実はさっきお前が良治を抱き締めてる間に、強めの徐霊術をしてたんだ。思いの外効果があったようで、よかったよ。」
思い出したように大輔が言う。俺は返事はせず、大輔を見て微笑んだ。
「せやけど、安心はでけへんな。」
「そうだな、美菜子も居場所が分からなくなった良治を必死になって探してるだろうからな。」
殺風景な部屋には似合わない、可愛らしいプリキュアの時計が夜の3時を指そうとしている。
「大輔…もうちょっと、頑張ってくれへん?」
「おう。お前に言われりゃ、断れねぇな。」
いたずらっぽく笑う大輔。俺たちは拳を付き合わせ、再び作業を再開した。
『あの人』を死に追いやったことは確かだが、勿論美菜子自身が直接手を下した訳ではない。
『お願いした』のだ。
去年の冬に遡る。
その年の秋頃から毎日、登下校時に感じていた気配。自分の後ろから聞こえる足音。
着けられていることには気付いていた。
鬱陶しいという思いはあっても、ストーカーに対して恐怖は抱かなかった。
足音は家に入る直前まで聞こえる。そのストーカは自宅まで着けてくるようだった。
そんなある日の学校からの帰り道。美菜子は『あの人』と並んで大通りを歩いていた。好きで一緒に帰ったのではない。その日たまたま道中で出会い、向こうの方から誘ってきたのだ。
美菜子はなんとか彼女の前で笑顔を保っていたが、考えていたことはただ1つであった。
お前なんか消えてしまえばいいのに。
『あの人』と別れた後も、彼女に兄の心を奪われてしまったという事実への憎悪は消えなかった。心の奥で冷たい岩のように残ったままである。
そしてその日もずっと着けてくる足跡は聞こえていた。
ああ、鬱陶しい。
どうしてコソコソと追いかけることしか出来ないのだろう。
冷え冷えとした気持ちが重なってゆく。
美菜子は不意に大通りから逸れて裏路地に入った。後ろから足音もついてくる。
どんどん奥まで歩き、そして最後の曲がり角を曲がる。道はここで行き止まりだ。着けている側からすれば、美菜子の姿が突然角に消えたように見えただろう。
足音が少し焦ったように角を曲がってくる。
美菜子はランドセルにつけた防犯ブザーに手をかけた。
角からストーカーが姿を現すと同時に、彼の前に飛び出す。ブザーのレバーを摘んでいることを顎でしゃくって相手に示し、「叫ぶわよ」と言った。左右や背後の塀は人家のものである。
もう君のことを見られなくなるから、やめてほしい。
ストーカーはただそう言った。そこで初めて彼の顔を見上げる。
大学生くらいの青年であった。黒髪に白い肌、そして虚ろな目をしていた。
更に彼は「やめてくれたら、何でもするよ」と言う。
その時だった。
『憎いのなら』
頭の中で美菜子は声を聞いた気がした。
『殺してしまえ』
自分がどんな表情をしていたのか美菜子は覚えていない。
口を開いたところ、自然に言葉が出てきたのだ。
「やめてほしいの?」
相手が頷く。それなら、と美菜子は淡々と続けた。
「あの子を殺してちょうだい」
『あの子』が消えさえすればいい。『あの子』さえいなければ、兄様は私のものになる。兄様は私のことだけを観てくれる。そのためなら、誰が消えようと関係無い。
想いを寄せていた少女からいきなり物騒なお願いをされたのがよっぽど衝撃的だったのか、目の前の少年は驚ききっていた。
「なんでも、してくれるのよね?」
微笑む。自分でも自分の愛の形が歪んでいることは分かっていた。
「あの子を殺してくれると今この場所で誓って。そうすれば離してあげるわ。」
少し黙った後、青年は答えた。
「…わかった。まずは『あの子』のことについて教えてくれないかな?」
目を合わせて、微笑まれる。この人、あんまり顔が整ってないなぁ。
頭の中の何者かに、「私」は完全に壊されてしまった。
・・・・・そして、あの子は殺した
ついでに近くにいたホモガキも壊した
ホモガキは脱皮してMURに変化した
MUR「さっき俺らが脱皮してるときチラチラ見てただろ」
「…あの人も殺してちょうだい」
その言葉を発することにも抵抗が無くなっていることから、どこか自分がおかしくなっているのだと分かった。分かってはいても、やめられはしない。
青年は私の言葉を聞くと静かに頷き、持っていたカッターナイフをホモガキと呼ばれた少年の喉に突き立てる。そこから私が目をそらしている間に片付いたようだ。
「…これで、いい?」
静かに微笑む青年。私も微笑み返す。
「ええ、十分よ。ありがとう。」
そして一瞬のうちに険しい表情に切り替える。
「これからは私に近付いてもいいけど、絶対兄様に危害を与えないこと。いい?」
青年は怯えるように頷いた。
それから数ヵ月後、新聞の片隅にこんな記事が載った。
「大学生、川で転落死」それも、あの時邪魔者を片付けた彼の顔写真付きで。
…それでもいい。また、私だけの味方をしてくれる人を利用すればいい。
そう、これが私の兄様への愛の形なのだから…
拝啓
美菜子は、腐女子となりました。
敬具
そう書類の片隅に書きなぐってみても、事態は変わらなかった。
先程から良治の容態が少しずつ悪くなっている。
大輔による必死の処置も効かず、ただ苦しそうに荒い息をしているだけだ。
「…こりゃ、連れていくしかねぇな」
大輔は呟いた。相変わらず手は高速で動かし何かの模様を描いているようだ。
「連れていくって…どこに?」
「俺の実家だ。」
「お前の実家…って確か、熊本やんけ!ここ東京やで、無理があるやろ⁉」
口ではそう言いながらも、俺もあの大輔がこんな時にふざけたことを言うような奴だとは思っていない。何か考えがあるのだろうか。そう一人で考えていると、大輔から何かが投げ渡された。鍵とテレビゲームのコントローラーのようなものだ。しかしゲームのコントローラーなんかとは比べ物にならないほどの重厚感のあるデザインだ。
「倉庫の鍵だ。最初にお前と良治が入ってきた扉の横、シャッターになってるだろ。その下の方の鍵穴探して開けてみろ。」
大輔に言われた通り鍵穴に鍵を差し込みシャッターを開ける。その奥から出てきたものに、俺は衝撃を隠すことができなかった。
(一度切る)
「なんや…これ。」
飛行機、と呼ぶには小型すぎるが十分に人が乗れそうなサイズの、ヘリコプターのようなものがそこにはあった。
「これ、まさかお前が作ったんか」
「おう。暇な日にコツコツ作って、半年ぐらい前に完成したんだ。飛行機と同じぐらいのスピードは出るはずだ」
同じ大学にいた頃から頭のいい奴だとは思っていたが、まさかヘリコプターまで作れてしまうほどの知識と技能があったとは。しかし、そんなことに驚いている暇もなく良治をおぶった大輔がこちらに向かってくる。そしてドアを開け運転席に乗り込んだ。
「操縦は俺がする。彬、お前は後ろの席で良治の隣にいてやってくれ。」
俺は黙って頷き、良治と共に後部座席に乗り込む。
次の瞬間天井が開き、ヘリコプターは空に向かい舞い上がっていった。
全く、とんでもねぇ奴の友達になっちまったもんだ。大輔のTシャツのプリキュアさえも格好良く見える。
俺は先程より少し落ち着いて眠っていた良治の背中を静かにさすりながら、驚きと心強さなどの混ざりあった笑みを浮かべた。
そのころ美菜子は…
やはり腐女子になりました
(押しは大輔×良治)
最近の趣味は雅といかにBLが尊いかを語ることです
720:匿名:2018/09/28(金) 19:35ホモが沸きました
721:匿名:2018/09/28(金) 19:36 …変なナレーション。私はイヤホンをつけようとした。
「ねぇ美菜子ぉ、見て見てぇ。」
猫の姿の雅に呼ばれた方を見ると、雅の持った鏡に日本列島の地図が写っていた。
「なんかぁ、良治さん、く、ま、も、と?ってとこに向かってるみたいよぉ。」
熊本…何故だろう。ルーツなど全くないはずなのに。
「…雅」
「なぁにぃ?」
「向かいましょうか、日本へ」
(^q^)
723:匿名:2018/09/28(金) 19:38日本。そこは戦国時代
724:匿名:2018/09/28(金) 19:38今、雅と美菜子の大冒険が始まる・・
725:匿名:2018/09/28(金) 19:39※始まりません
726:匿名:2018/09/28(金) 19:48 そのころ
良治は自覚した「大輔さんが好き」と・・
でも思いを伝えようにも大輔さんはノンケだ・・
728:匿名:2018/09/28(金) 19:49苦しい・・・
729:匿名:2018/09/28(金) 19:49 こんな自分とはお別れ。
今日告白してみよう
断ったら拉致するし
731:匿名:2018/09/28(金) 19:54断らなくても拉致するし
732:匿名:2018/09/28(金) 19:55 「好き」
「嫌い」
ソッコー拉致したなう
「良治…またうわごと言うてる…」
「クソッ、美菜子め…また変なもん良治に見せてやがるな…」
ぐへへへへ
大輔さんを手に入れた・・
まずは大輔さんの額に「肉」の文字を書く
736:匿名:2018/09/28(金) 19:58いいとめ・はねだ!
737:匿名:2018/09/28(金) 20:01その文字はは有名書道家が唸るほどの出来栄えだった
738:匿名:2018/09/28(金) 20:03野●先輩も褒めちぎる!
739:匿名:2018/09/28(金) 20:03ウマスギィ!
740:匿名:2018/09/28(金) 20:05次に彼は
741:匿名:2018/09/28(金) 20:20べろべろと
742:匿名:2018/09/28(金) 20:21自分の腕を舐めた
743:匿名:2018/09/28(金) 20:21大輔は
744:匿名:2018/09/28(金) 20:21失禁した
745:匿名:2018/09/28(金) 20:30 「この映画カオスすぎ草」
男の娘は微笑んだ
「美菜子の野郎…どうしても良治から俺たちを引き離したいんだな…」
無事着いた大輔の実家の庭で、大輔はかつて見たことがないほど憤っていた。
「それならこちらにも考えがある…ハァッ!」
大輔がお札を取り出し良治に貼り付けた。同時にお札が透明になる。
「これでしばらく良治の思考は良治のものになる。気持ちの悪い妄想もされなくなるはずだ。」
「気持ち悪い妄想?」
「…お前は知らない方がいい。」
そう言うと、大輔と良治を抱えた俺は古民家に入っていった。
周りの建物は総じて潰れているのに、この家だけは何も被害がないのは何故だろう。
そう思っていると、俺の心を見透かしたかのように大輔が解説を始めた。
「この家は初代の霊媒師の霊によって守られてるらしくてなぁ、何が来ても絶対に崩れないんだとよ」
「へえ…そりゃすごいなぁ」
「だからこの家には悪しき霊や人間は近付けない。ま、ここに入れた俺とお前と良治は良き人間、ってことだな」
「ちなみにイナバ製だから100人乗っても大丈夫だぜ!」
「ほう…では試してみよう、マブダチ100人にTELしてっと…」
「せやな!ワイは100人分のオニギリを用意して…ってコラ!!アカーン!!」
地球に氷河期が訪れるのであった
751:匿名:2018/09/28(金) 22:14 「……っ」
汗が良治の額を流れた。悪夢だ。気持ちが悪い…良治はふらつきながらベッドから立ち上がり、洗面台の前に立った。鏡を見る。
いつものことなのに、慣れたことなのに…良治はどんどん弱っていくのだ。
完。
753:匿名:2018/09/28(金) 22:23(終わらすなwwwwww)
754:匿名:2018/09/28(金) 22:29自分を改めて見る。綺麗な髪は乱れ、薄い瞳は曇りきっていた。
755:匿名:2018/09/28(金) 22:30 とさっきまでは思っていた。すべてが終わったような気がしていたのだ。
良治が眠って、すっかり辺りも暗くなった。しかし俺は大輔に呼び出され庭にいた。
「大輔…?何するん?」
「一種の降霊術みたいなものかな。とりあえずここに立ってくれ。」
大輔が指し示した先は、白くて平らな石が置いてあった。周りの地面より少し高い。
指示通りに立つと、大輔が何やら念仏のようなものを唱え始めた。
念仏が終わると、大輔は大きな音を立てて倒れてしまった。あわてて駆け寄り起こしてやる。
「大輔‼」
だいぶぐったりとしている。目を開けるのも辛そうだ。
「やっぱり…か」
「大輔…今何したん?」
俺が問いかけると、大輔はふらふらと立ち上がり話を始めた。
「今のは探霊の術…近くにいる霊の強さが分かるんだ。」
ホラここに
757:匿名:2018/09/28(金) 22:37美菜子が
758:匿名:2018/09/28(金) 22:37いる
759:匿名:2018/09/28(金) 22:37遅れて、聞こえて、くるよ
760:匿名:2018/09/28(金) 22:37 「…で、何でその儀式に俺が必要やったん?」
「万が一霊が強すぎた場合、そこに一人立って見ていてもらわないと霊媒師は重圧で死んじまうんだ。もちろんそこはセーフティゾーンだから、お前に害は無い。」
「…つまり?」
「この術でここまで苦しくなったのは初めてだ…美菜子が、近くに来ている。」
「…何?美菜子が…?」
「ああ…思った通りすごく協力だ…この屋敷から出したら良治は確実に死ぬな…」
「そんな…」
「とりあえず母屋に帰ろう。水が欲しい。」
「…なあ大輔…俺たちで良治、助けられるかなぁ」
「…『助けられる』じゃない。『助けてやる』んだろ」
俺たちは母屋に戻った。こんな時にも、良治の寝顔は安らかだった。
「あーあ。バレちゃった。兄様を驚かせてあげようと思ったのに。」
美菜子は唇を尖らせ、残念そうに言った。
「まだ良治さんにはバレてないみたいだけどねぇ。」
「でも、あの二人なら言いかねないじゃない。」
「それもそうねぇ。」
「まあ、どちらにせよもうすぐ会いに行くけどね…私だけの兄様…愛してるわ…」
そう呟くと、美菜子は手にしていた良治の写真にキスをした。
良治の写真がキラッと光った。
764:匿名:2018/09/28(金) 22:54レアカード
765:匿名:2018/09/28(金) 22:55まじか
766:匿名:2018/09/28(金) 22:57 「ああ…兄様…美菜子をいつだって側に置いてくださいませ…」
そう言うと美菜子は目を閉じ、静かに眠った。
熱がありそうだ。良治はおもい身体をむりやり起こして暗闇に目を慣れさせる。
「…大輔さん」
大輔はまだ起きていたようだ。パソコンの画面を眺めていた。
「お?おお良治。どした?」
「…ここは?」
「ああ、勝手に連れてきてごめんな。俺の実家。熊本。」
「熊本⁉どうやって移動してきたんですか⁉」
「…まあ、いろいろあってな。で、どうしたんだよ」
「…美菜子の…夢を見たんです。」
770:匿名:2018/09/28(金) 23:58 「…そうか。どんなだった?」
「確か、俺と美菜子がまだ普通の兄妹だったときの…夢です。幸せな。」
それから22000年後
772:匿名:2018/09/29(土) 12:14砂漠に一人の地下アイドルがっ!
773:匿名:2018/09/29(土) 12:14美人
774:匿名:2018/09/29(土) 12:15かわいい
775:匿名:2018/09/29(土) 12:15最高
776:匿名:2018/09/29(土) 12:15ナルシストだった
777:匿名:2018/09/29(土) 12:16彼女の背中から羽が生えた
778:匿名:2018/09/29(土) 12:16今とびました
779:匿名:2018/09/29(土) 12:17その美少女が飛んだ方には町があった
780:匿名:2018/09/29(土) 12:17その町の高校には200人ものの生徒がいた
781:匿名:2018/09/29(土) 12:19 「鈴ー!」
「どうしたの、雪」
これはとある青春の思い出
783:匿名:2018/09/29(土) 12:24 私の呼びかけに
眠たそうに答えたのは鈴。そう私の幼馴染みであり親友だ
「部活どこはいろうか決めたー?」
「うーん・・」
やはりまだねむたいのか鈴はあくびをした
「冷水ぶっかけるちゃうぞ−!」
「いい。顔洗ってくる。」
「私が洗ってあげようかー?」
鈴はそれには答えず目をこすりながら教室をでていった
私もぱっちり目が覚めたとは言えない。
眠気覚ましに大声をだしてみようかと、息を吸ったときだった。
_ドスンと鈍い音が聞こえ、耳をつんざくような悲鳴が聞こえた
クラスメイト達が野次馬に教室を駆け抜けていった。
私も急いで教室からでで音が聞こえた階段へむかう。
野次馬の間を通りながら現場を見ようと頑張る
階段の下の踊り場にそれはあった。
私は見た。
鮮明な赤を。
倒 れ た 親 友 を
そこからはよく覚えていない。
きがついたら私は家にいた。
幸い命に別条はなかったらしいが刺されたあとがあるらしい。
犯人は調査中だそうだ。
「…‼」
飛び起きる。私はしっかり、私だった。
「美菜子ぉ、うなされてたわよお。」
心配そうに覗きこむ雅の顔が視界いっぱいに広がっている。
「貴方にも、影響出てるんじゃなぁい?」
「…そうね」
分かってはいた。
自分を生き霊にするということは、生命エネルギーをとても消費すること。
他の生き物から吸い取ることも、そう容易ではない。
しかし…ここでやめるわけにはいかない。もうすぐで兄様は私のものになるというのに。
「…雅」
「んん?」
「…何でもいいから生き物を連れてきてちょうだい…虫や猫がベストね…」
「分かったぁ、待っててぇ」
そう言うと雅は猫の姿に変わり飛び出していった。
兄様…早く、会いたい。
私の大切な親友を刺した奴は許せない。まだ意識が戻っていないそうだし、もし植物人間ないなんてなったら・・・そう思うと涙があふれた。鈴は人見知りの私が唯一仲良くなれた人だった。大切なひとだった__
「・・大丈夫?」
良治は、俺に全てを語った。
親を失い妹と二人暮らしであったこと、想いを寄せていた子も亡くなってしまったこと、いつも悪い夢を見ること。
それらを話している時の良治の表情は何かを懐かしむようにも、悲しむようにも見えた。
「…すみません…急にいろいろと。」
「いいっての。勝手にお前助けようとしたのは俺たちなんだから。」
「正式には、俺やけどな」
後ろから声がした。振り向くと、ドアに寄りかかり目を細めた彬。
そう声をかけられて振り向いた。
「雪ちゃんは一人じゃないよ」
そう言ったのは佐々木さん__佐々木 菜乃さん
「っおい、いろいろ調べてやってんのは誰だよ」
「あーれぇ?誰やったっけ?」
彬はおどけて目をそらした。
「…ふふっ…あははっ」
良治が笑い声をもらした。
「…こんなに『面白い』と思えたのは久しぶりです。元気くれてありがとうございます。」
目に涙をためながら笑っているようだ。
(ちょっと落ち着け、話が混ざってるゾ)
794:匿名:2018/09/29(土) 12:53 私が喋ったこともない人だったのでびっくりした
「あっ・・ごめんね。いきなり下呼びは怖いよね・・」
佐々木さんは申し訳なさそうに微笑んだ
(>>794
別スレ立ててそっちでやることをおすすめする)
「俺もこうなる前はよく友達とバカやってたんです。だから懐かしくなっちゃって…」
良治…この俺より小さな体にいろいろ抱え込んでたんだなぁ。
そう思っていると、全身の毛が逆立つ感覚がした。
「大輔ー?どした?」
「美菜子が…近くに来てる」
嘘・・
798:匿名:2018/09/29(土) 13:15本当。
799:匿名:2018/09/29(土) 13:15まじかよ
800:匿名:2018/09/29(土) 13:15まじだよ。
801:匿名:2018/09/29(土) 13:15泣いた
802:匿名:2018/09/29(土) 13:16笑った
803:匿名:2018/09/29(土) 13:16叫んだ
804:匿名:2018/09/29(土) 13:18いやあ
805:匿名:2018/09/29(土) 13:18ぷぎゃあ
806:匿名:2018/09/29(土) 13:18ぴぎゃあ
807:匿名:2018/09/29(土) 13:19良治は大輔を丸吞みした
808:匿名:2018/09/29(土) 13:19怖い
809:匿名:2018/09/29(土) 13:20うふふ
810:匿名:2018/09/29(土) 13:20そんな声が聞こえた気がした
811:匿名:2018/09/29(土) 13:20完結。
812:匿名:2018/09/29(土) 13:20今まで応援ありがとうございます
813:匿名:2018/09/29(土) 13:21大輔は皆さんの胃で生き続けます
814:匿名:2018/09/29(土) 13:22※彬さんはスタッフがおいしくいただきました。
815:匿名:2018/09/29(土) 13:25 「ふふふ…」
「嘘やろ…大輔が、飲み込まれた…?」
「金髪…あなたも邪魔よ…消えなさい!」
美菜子の産み出した黒い煙によって、彬さんが包まれようとしたその瞬間!
「待て!」
良治がそう叫び彬を突き飛ばした。
良治の体が黒い煙に包まれる。美菜子は慌てて煙を引っ込めた。
「兄様…どうして?どうしてその人を庇うの?」
信じられない、とでも言いたげな表情で美菜子は問いかける。
「彬さんは…俺を助けてくれたんだ…命をかけて。」
その口調から、良治が弱っているのが分かる。
「良治っ…あかん」
「だから…俺も…彬さんを全力で助けたいんだよ…」
そう言うと、良治は不敵な笑みを浮かべた。
「あはははは!」
彬さんが笑いだし雅になる
「もう騙されてるのよねぇ」
「…ふっ」
「なっ、何がおかしいのよぉ⁉」
「わかってたさ…」
良治が雅を指差し、大声で叫んだ。
「本物の彬さんは、どこかにいる!」
「きゃぁぁぁぁっ!」
雅は猫の姿に戻り、意識を失った。
「…そこか」
振り向くと、そこには倒れた彬と大輔が居た。
「よく分かりましたねぇ、兄様。」
後ろから美菜子の声が聞こえる。
「馬鹿ねぇ・・それもダミーよぉ」
雅は良治の背後にいた。
良治は糸の切れた操り人形のように倒れた
次に目覚めたときには、寺のような場所だった。
隣には修行僧のような服を身にまとった彬さんと大輔さんもいる。
「起きたか」
声のする方を向くと、大輔さんに似た坊主頭の男性が居た。
大輔さんよりも一回りほど年は上だろうか。
俺の心を見透かしたかのように、男性は言う。
「俺は奉輔。大輔の兄だ。」
ほうすけ…さん。大輔さんと同じ優しい目をしている。
「俺が霊媒の仕事から帰ってきたら大輔と彬くんと君が倒れているから驚いたよ。」
「あっ、紹介遅れてすみません。俺は…」
俺も自己紹介をしようとすると、奉輔さんは優しく微笑んで口を開いた。
「分かってるさ。石橋良治くんだろう?そして君は生き霊と化した妹さんに襲撃され倒れていた…違うかな?」
何もかもを見透かしたように口にする奉輔さんに対し、驚きと感激と少しの恐怖を抱いた。
「ごめんごめん、驚かせちゃったかな。俺はね、人に触れると記憶が見えるんだ。」
すごい…さすがは大輔さんのお兄さんだ。
「しかし…これはまずいことになったね」
優しい目を吊り上げ、悩む素振りをしている。
「妹さん、相当力を強めてるよ。早いところ決着付けちゃった方が良いかもね。」
「早いところ…とは?」
「そうだね…今夜とか、どうだい?」
え、えっ…?
827:匿名:2018/09/29(土) 18:08 「そ、そんな早々に除霊ってできるんですか?」
「まあね。ちょっと君にも無茶してもらうことになるけど。」
「…大丈夫です。」
あのときの美菜子が戻ってくるなら、俺は少しの無理ぐらいする。
つまんね
829:匿名:2018/09/29(土) 19:19なんか、誰か一人のためだけにちょっとでも脱線したら無理矢理戻してる感じが苦しい
830:匿名:2018/09/29(土) 19:36と、天から声がする。
831:匿名:2018/09/29(土) 19:38それを聞いた人々は天に向かって拝み始めた。
832:匿名:2018/09/29(土) 19:41良治は裸になって外へ飛び出した
833:匿名:2018/09/29(土) 20:02そして美菜子に食べられました(いろんな意味で)
834:匿名:2018/09/29(土) 20:10たらふく食って寝ている美菜子のはらから良治を助け出した猟師は代わりに大きな石をたらふく詰めておきました
835:匿名:2018/09/29(土) 20:13美菜子が我に返り、泣く
836:匿名:2018/09/29(土) 20:15雅は美菜子を狼にして井戸へ落とし、殺しました
837:匿名:2018/09/29(土) 23:39 良治のこの悪夢は、除霊に必要なのだ。苦しそうな良治の肩を奉輔は揺すった。
「良治くん、これからが勝負なんだよ!頑張れるかな?」
良治は息を切らして目を開けた。少し咳をして、
「…だ、大丈夫です……っ」
と笑う。
「…」
奉輔は少し悩んで息を吐いた。
「…やめとく?君、すごい辛そう。」
優しい目だ。
「…いや、これぐらい乗り越えて見せます。」
良治の決意は固かった。まっすぐな目をしている。
「そっか。じゃあ、続けるよ。歯食い縛って。」
言われた通り良治は歯を食い縛る。奉輔はまた呪文を唱え始めた。
ここは…俺の家だ。それも、5歳ごろの。
目の前には泣き叫ぶ美菜子と拳を振り上げる父親。反射的に体が動く。
ゴッ…
鈍い音と共に歪む視界。少し遅れて激しい痛みが広がる。
「…うっ…」
「飛び出して来るんじゃねぇクソガキ!顔殴ったらバレるじゃねぇかこのバカ野郎‼」
父親の罵声が飛ぶ。美菜子はすっかり怯えきっている。
間を開けずに1発、また1発と殴られる。その痛みと共に記憶が蘇っていく。
確かこの時は、腹痛がすると言って美菜子がご飯に手を付けなかったのが父親の逆鱗に触れたんだ。そして俺がここで美菜子をかばって、殴られる…俺はここであることに気が付いた。
『同じ行動を繰り返している』のだ。
父親である男の勤め先のオカマバーで、父が客にセクハラを受けた日は決まってその鬱憤を我が子で晴らすというのがこの家の通例であった。
843:匿名:2018/09/30(日) 01:13 それなら…そんな通例な壊してしまえばいいのではないか?
俺の頭に、ひとつの考えが浮かんだ。
俺もおかまバーに入ろう
845:匿名:2018/09/30(日) 09:48まずはドレスを着てすねげを剃ってタイツを穿く
846:匿名:2018/09/30(日) 11:37にあわねぇやめよ。
847:匿名:2018/09/30(日) 15:29いや、やらねば。
848:匿名:2018/09/30(日) 15:44良治は迷っていた。
849:匿名:2018/09/30(日) 15:50しかし自分の気持ちには逆らえない。おかまバーは諦め、父親に反抗することにした。
850:匿名:2018/09/30(日) 17:12 とはいえここから逃げ出すのは難しい。俺が殴られている間に美菜子だけでも…とも思ったが外で美菜子に何かあったら、と思うととてもそんなことはさせられない。
それなら…俺が犠牲になるまで。
俺はうつ伏せにされながらも脚を振り上げた。
「うっ…」
父親の腹部に軽く当たったようだ。痛みでうずくまっている。
「美菜子!逃げるぞ!」
俺は美菜子の手を引きながら、家から飛び出した。
「兄様…」
852:匿名:2018/09/30(日) 18:20 後ろから父親が追いかけてくるのが分かったのか、美菜子は不穏な表情を見せる。
それでも俺は今いるこの時代を…俺の未来と過去を変えなきゃいけないんだ。
「…美菜子、みなとの家まで行くんだ。」
「本条さんのお家…?この前遊びに行ったところ?」
「ああ。これを持って行ってくれ。」
「…これは…鍵?」
俺はポケットにあったおもちゃの鍵を美菜子に差しだし小さな手に持たせた。
これは俺がみなとから友情の証にもらったもの。みなとに見せればすぐ、俺に何かがあったと分かるはずだ。
「さあ…早く行ってくれ!」
美菜子は決意のにじんだ表情をして頷き、駆け出した。
そうだ美菜子、そのまま行け。今だけは俺が代わりに苦しんでやるから、お前は早くこの連鎖から脱け出せ…!
逃げれたのはよかったが
これからどこへ向かえばいいんだ…。
良治は悩んだ。
美菜子は心配そうに、でも信頼しながら後をついていく。
ミスった
855:匿名:2018/09/30(日) 19:23 兄の言葉に従うべきじゃなかったんだ。
私は背中に流れる汗を感じながら小さく舌打ちをした。
目が覚め、起き上がった。俺の横には神妙な表情の奉輔さん。
ただ前に起きていた時と違うのは、その隣には彬さんと大輔さんもいるということだ。
「え…俺…」
良治が不安な表情を浮かべる。
そして、爆発した
859:匿名:2018/09/30(日) 21:16そう、隕石の落下により火山の噴火が引き起こされてしまったのだ
860:匿名:2018/09/30(日) 21:21良治の悪夢は続いていたのだ。
861:匿名:2018/09/30(日) 21:23「そんな…俺はまだ6歳だってのか‼」
862:匿名:2018/09/30(日) 21:23後ろから父親に追い付かれ、家に連れ戻される。
863:匿名:2018/09/30(日) 21:25トランプ大統領がいた
864:匿名:2018/09/30(日) 21:26巨乳の。
865:匿名:2018/09/30(日) 21:26父親は良治に馬乗りになって殴った。
866:匿名:2018/09/30(日) 21:27そこに溶岩がっ
867:匿名:2018/09/30(日) 21:27良治はトランプ大統領をお姫様だっこして逃げた
868:匿名:2018/09/30(日) 21:27父親はおいといた
869:匿名:2018/09/30(日) 21:28いや、つれていこう
870:匿名:2018/09/30(日) 21:28いや、おいておこう
871:匿名:2018/09/30(日) 21:28父親は大統領の小脇に抱えられた
872:匿名:2018/09/30(日) 21:28結局、溶岩に放りなげた
873:匿名:2018/09/30(日) 21:28なんという悪夢だろうか
874:匿名:2018/09/30(日) 21:29いやこれは夢じゃないっ
875:匿名:2018/09/30(日) 21:30警察官が目の前で
876:匿名:2018/09/30(日) 21:30夢だわ!
877:匿名:2018/09/30(日) 21:30父親を虐待の罪で逮捕した
878:匿名:2018/09/30(日) 21:31良治はよりイケメンに。
879:匿名:2018/09/30(日) 21:34トラ大はより巨乳に。
880:匿名:2018/09/30(日) 21:35父親は引いた
881:匿名:2018/09/30(日) 21:36そこにヒカキンがあらわれた
882:匿名:2018/09/30(日) 21:36すぐ消えた
883:匿名:2018/09/30(日) 21:37 そしてその怒り良治で発散されることになるのだ。
良治に父親の強い拳が降りかかる。
そこではじめんが来た
885:匿名:2018/09/30(日) 21:38良治は受け止めた
886:匿名:2018/09/30(日) 21:38口で
887:匿名:2018/09/30(日) 21:38だいちぃ「はじめをみろー!!」
888:匿名:2018/09/30(日) 21:38舞台はスライム風呂
889:匿名:2018/09/30(日) 21:39側でたくさんのYouTuberに見届けられながら、良治は父親からの拳をかわし続けた。
890:匿名:2018/09/30(日) 21:39そして良治はスライムに飲み込まれた
891:匿名:2018/09/30(日) 21:39ざまあw
892:匿名:2018/09/30(日) 21:39ざまあw
893:匿名:2018/09/30(日) 21:40声の出所を探した
894:匿名:2018/09/30(日) 21:40 左、右、右、上、左…
良治の頭のよさなら、あの日のことを思い出しながら避けるのはそうむずかしいことではない。
ようへい先生がギャグを。
896:匿名:2018/09/30(日) 21:40口がすべりましたわ!
897:匿名:2018/09/30(日) 21:41みんなふっとんじゃえー
898:匿名:2018/09/30(日) 21:41禿おやじは
899:匿名:2018/09/30(日) 21:41寒いダジャレをいいはじめた
900:匿名:2018/09/30(日) 21:42良治があまりにもかわし方が上手いのに驚き殴るのをやめた
901:匿名:2018/09/30(日) 21:43わけないじゃん
902:匿名:2018/09/30(日) 21:44渾身の一撃
903:匿名:2018/09/30(日) 21:44「…じ」
904:匿名:2018/09/30(日) 21:44良治の頭にクリーンヒット!
905:匿名:2018/09/30(日) 21:44「…良治」
906:匿名:2018/09/30(日) 21:44何者かが俺の名前を呼んでいる。
907:匿名:2018/09/30(日) 21:45「良治!!」
908:匿名:2018/09/30(日) 21:45良治は1cmとんだ
909:匿名:2018/09/30(日) 21:45強く呼ばれ、飛び起きる。
910:匿名:2018/09/30(日) 21:45名前を呼んでいたのはトランプ大統領だった
911:匿名:2018/09/30(日) 21:48 「…大統領?どうして俺の名を?」
大統領が流暢な英語で話始めると、隣の通訳が日本語で話を訳しはじめた。
あ、大丈夫です。頭いいんで英語わかります。
913:匿名:2018/09/30(日) 21:50jaskdjdtatatBav)mdtbaj@st'j'ksatapat
914:匿名:2018/09/30(日) 21:51そ、そんな…!
915:匿名:2018/09/30(日) 21:52dpagABagpjhajdmkpuajumda&kajktgtmdmwajgtxj
916:匿名:2018/09/30(日) 21:54あ、やっぱお願いします
917:匿名:2018/09/30(日) 21:57通訳は黙った
918:匿名:2018/09/30(日) 21:57お前もはなせないのかよ!
919:匿名:2018/09/30(日) 21:58突然の爆発音!
920:匿名:2018/09/30(日) 21:59ぽこん!
921:匿名:2018/09/30(日) 22:02ダサい!
922:匿名:2018/09/30(日) 22:07うわぁぁぁぁっ!
923:匿名:2018/10/01(月) 18:54そして時は>>1に戻る
924:匿名:2018/10/01(月) 18:58時は今、ある町の外れに「和真」という青年がいた。
925:匿名:2018/10/01(月) 19:20和真は独り暮らしをする大学生である。とても信心深く人のことを思いやることができる優しい青年で、いつも出掛ける前には神棚に飾ってある先祖の良治の写真に手を合わせている。
926:匿名:2018/10/01(月) 20:51「…行ってきます。」
927:匿名:2018/10/01(月) 20:52彼は自宅で孤独死したかわいそうな人だった
928:匿名:2018/10/01(月) 21:10「良治!!!」
929:匿名:2018/10/01(月) 21:11ばっと目が覚めた。ここは…見慣れた場所だ。
930:匿名:2018/10/01(月) 21:11 和真もまた先祖…否、父親である良治に似て、彼女の出来たことのない悲しき男だった。
そんなことより今日はライブハウスでバイトだ。和真は自転車に乗って元気に飛び出した。
(タイムラグでミスった
>>930は無視してくれても大丈夫だ)
(>>931 分かった)
そこは…もうすっかり目に焼き付いてしまった、大輔さんの実家だ。
目の前では、彬さんが俺の体を揺さぶっていた。
「おい!大丈夫か!」
「へ…」
「変な夢を…見ました」
「そうか、辛かったな」
彬さんが俺の頭を撫でる。その手の優しさは、暴力的になる前の父親のそれと似ていた。
自然と涙が流れてきた。
「俺…忘れちゃいけないことを忘れてました…あの恐怖、あの気持ちを……」
「…うん。大丈夫。大丈夫だよ」
彬さんはずっと、ずっと俺を撫で続けてくれた。
和真side
「あかん、バイト遅れる…!」
和真は急いで自転車を走らせていた。今日は絶対に遅れられないのだ。
汗が綺麗な顔をつたる。
939:匿名:2018/10/01(月) 21:46 なぜなら今日は、ずっと俺の憧れだったバンド「THE LOCK SHITS」のライブ。
店長であり育ての親でもある彬兄さんに頼み込んで、ようやく音響のサポートを任せてもらったんだ。現在時刻は9:54。リハーサルは10:30から。早く行かなければ、俺のライブハウススタッフ人生が終わる…!
踏切が上がるまで待っていようとスマホを覗くと、彬兄からLIMEが。
941:匿名:2018/10/01(月) 21:53「今日ライブ中止になった。他のバイト開けてもらってすまんけど延期や」
942:匿名:2018/10/01(月) 21:58 「ちょっと待ってよぅー…」
和真はしゃがみこんだ。
俺は落胆した。
「何やねん…」自転車の前カゴに体重をかけうなだれる。
次の瞬間、左から物凄い衝撃音。
自分が踏切の中にいて、痛みを感じる暇もなく電車に跳ねられたと気づくまでに時間はそうかからなかった。
「…まく…」
「…ずま…ん」
「…かずまくん」
どこかしらから、俺を呼ぶ声がする。
目を開けると、心配そうに覗き込む坊主頭の男性。歳は俺より上に見える。
「ごめんね、まさか電車に跳ねられちゃうなんて思わなかったからさ…怪我はないみたいだから良かったけど、これからはもっと大切に呼び寄せることにするよ。本当にごめん。」
何が何だか分からない俺に輝く頭を下げる男性を見て、俺は申し訳ない気持ちになった。
「い、いや、何が起こったか全然分かりませんし…まず、ここどこですか?多分俺んちちゃいますよね?」
「そうか、君にはまだ何も伝えていなかったな…」
ふう、と一息つくと、男性は話をはじめた。
「ここは俺の家だよ。今の西暦は2018年。」
「2018年…って、23年前じゃないっすか⁉俺生まれてへんやん…」
慌ててスマホを取り出そうとするも、まず鞄が見当たらない。
室内を見渡しカレンダーを探すも、そこには真っ白な壁が広がるばかり。
何かがおかしい。
もしかして自分は今、何か良からぬ事に巻き込まれようとしているのではないか。
和真の背中を一筋の汗が伝う。
例えば、あの事故から奇跡的に助かった俺を上手いこと担ぎ上げて金を稼ごうとしている詐欺師とか。あるいは、流行りのライトノベルに感化されてしまったヤバい奴だとか。あるいは、怪我人をからかって遊んでいる不届きものだとか。
可能性はいくらでもあるだろう。
23年前にタイムスリップしてしまったと考えるよりこれらの方が幾分か現実的ではある。
嫌な想像は和真の脳内をぐるぐると掻き回していく。
そんな彼の様子をじっと見つめていた坊主頭はその場ですっくと立ち上がると、下着以外の衣服を全て脱ぎ捨て側にあったケチャップとマヨネーズを手に取ると、それらを辺り一面に撒き散らしながら超高速ポールダンスを始めたのだった。
べちゃりと何かが顔に張り付いた音で和真は顔を上げた。
見ると、半裸の坊主頭がケチャップとマヨネーズを撒き散らしながら超高速でポールダンスをしている。
その理解を越えた光景に和真は大きく口を開けて固まった。
ああ、やはり自分は良からぬ事に巻き込まれていたんだ。
口の中に入り込むケチャップとマヨネーズの味を舌に感じながら和真はただただその光景を眺めていた。
もう嫌だ、どうしてこんなことに。
ああ、早く家に帰って猫をもふもふしたい。
和真が涙を一筋流した瞬間、坊主頭の身体が眩い光を放ちその衝撃から和真は壁際にまで吹き飛ばされてしまった。
「和真くん、顔を上げて」
言われた通りに顔を上げると、そこにはケチャップとマヨネーズを両手に持つ下着姿の美しい女性が立っていた。
突然目の前を黒猫が!!
948:匿名:2018/10/02(火) 06:09そして、美しい女性はタップダンスをはじめた
949:匿名:2018/10/02(火) 07:31なぜか黒猫もタップダンスをしだした。
950:匿名:2018/10/02(火) 13:42 「…どうなってんねんこれ」
和真が立ち尽くしていると、後ろからベッドを囲んでいたカーテンが開き先程の坊主頭の面影のある顔をした、プリキュアのTシャツを着た男性が出てきた。
「あー…また兄ちゃん暴走してんなー…」
男性はめんどくさそうに頭を掻いた。飛び交うケチャップとマヨネーズを見事にかわし、俺にタオルを差し出す。
「それで顔拭け。とりあえずこっち来い。」
男性に手を引かれ、別の部屋に移された。
どうやらこの建物はとても広いようで、見渡しているだけでも迷子になりそうだ。
俺の前を歩く男性が口を開く。
「俺は植村大輔。さっきのが奉輔。おれの兄ちゃんだが、迷惑かけて悪かったな」
大輔と名乗った男性がさっと後ろを向き、困ったように微笑んでみせる。
「あ、大丈夫です。気にせんとってください。」
「そうか…お前は優しいな、やっぱ良治に似てる」
心臓がドクンと高鳴った。今、確かに良治って言ったよな?
「あの、良治って…石橋良治ですか…?」
「おう。さすが息子だなぁって。俺と初めて会ったときの良治にそっくりだ。」
俺が良治の息子だということまで知っているのか…少し気を引き締めていかなければ。
「で、何で俺はここに…?」
「説明されてなかったか⁉…あのバカ兄貴…」
「は、はい」
「単刀直入に言うぞ。」
心臓が先程から高鳴ったままだ。しかし悪いことではない、ということはなぜか既に分かっていた。
「お前には、これから石橋良治と武田彬に会ってもらう。もちろん、23年前のな」
「え、どういうことなんですか?!」
和真は心臓が止まりそうになりながらも大輔の目を凝視する。
今だ!万華鏡写輪眼発動!!!
955:匿名:2018/10/02(火) 23:57 しかし大輔は霊媒師の子孫!幼い頃から呪や魔術の類いは効かないように鍛えられている!
お前もなかなかやるな、とでも言いたげな笑みを浮かべると再び話を始めた。
「今お前の親父…即ち良治は大変な目に合ってるんだ。だからお前の力を借りたく、未来から呼び寄せたまでだ。」
お前のその万華鏡写輪眼の力を貸してくれ!!
うちは一族の血をひく最後の子よ!!!
「いやだ」
958:匿名:2018/10/03(水) 03:25 大輔は、
今ならこのお守りをもう一個付けるから頼む!
と頼み込んだ
和真は、
不老不死の力が手に入るなら考える
とトルコダンスをしながら言った
いや、待てよ。不老不死になったら苦しむだけだ。
和真は考え直した。
「…写輪眼の力は貸せません。すんません。」
「…そうか。それなら、写輪眼の力は諦めよう。だけど…お前にも良治と一緒に闘ってやってほしいんだ。」
大輔は美菜子のことを和真に話し始めた。
左右の鼻の穴からそれぞれコーラとファンタを出しながら。
962:匿名:2018/10/03(水) 14:13 そしてそれらをコップに注ぎながら、
「お前、コーラとファンタどっち飲む?」
と和真に問う。
「ちょっくらコンビニ行って両方買ってくる。」
と和真はコンビニへ去っていった。
そして和真がコンビニでコーラとファンタを買っている間にも環境汚染は進んでいる...
965:匿名:2018/10/03(水) 16:00 その問題で憤っている博士の話はまた別の機会とし、23年前のコンビニのシステムの古さに和真は驚いていた。
「まだ現金が主流なんや…古き良き時代って感じやなぁ」
そしてまた、和真が古き良き時代を感じている間にも飢饉で苦しむ人々が死に向っている...
967:匿名:2018/10/03(水) 17:15その問題で憤っている活動家の話はまた別の機会とし、和真は大輔の家へ帰った。
968:匿名:2018/10/03(水) 17:33そうして和馬が大輔の家へ向かう間にも、人々に踏みにじられた草木たちが涙を流しながら朽ちていく…
969:匿名:2018/10/03(水) 17:50 僕なにもできないから知らない★
めんどいからネカフェに行こ
大輔も待っていることだし、少し行ったらすぐ帰ろう。
店員「いらっしゃっせ〜ぃ。お時間はいかが致しますか〜?」
…10時間パックで。
もう、良治は死んでるんだし。
孤独死とか自業自得だし。
そう口にはしながらも、心の片隅では真の父親のことが気になっていた。
無意識のうちに、ウィンドウに「孤独死 救い方」と打ち込み検索する。
・・別に戦わないで
死ぬ1時間前くらいにタイムスリップしてちょっとの間、一緒にいるだけでよくね?
…まずは大輔さんの家に帰ろう。今の良治さんと彬兄さんがどんなか知りたいし。タイムスリップをするとしてもまた電車に跳ねられるのは絶対にゴメンだ。
そう思い、良治はネカフェを後にし大輔さんの家に帰った。
んなわけないじゃん。メキシコに行ってやる
976:匿名:2018/10/03(水) 19:33しかし台風で飛行機は止まっている、どうしようか?
977:匿名:2018/10/03(水) 19:49泳いでいくのみ!!!!
978:匿名:2018/10/03(水) 20:15 だが台風のせいで海が荒れている…
和真は覚悟を決め靴を脱いだ、
すると和真の脳内に声が響いた…!
(私は神だ…荒れ狂う海へと旅立つ勇敢な若者よ、私の力を貸そう…)
次の瞬間、和真の背中から大きな羽が生えた。
和真「...は?本当に飛んでる!?」
981:匿名:2018/10/03(水) 21:42 しかし所詮和真はただのイケメンな人間、羽は貰い物の羽。
上手に飛べるはずもなく、激しい風のせいでコントロールが効かなくなり日本に返されてしまった。
「うっ…あかんか」
先程までいたネカフェの壁に寄りかかると、すでに羽は消えていた。
回りは凄い雨と風。
「…あんとき、大輔さんの言うこと聞いとけば良かったなぁ」
あまりの寒さに涙が出てくる。指先がかじかんで感覚がなくなってきた頃、ぼやけた視界に二筋の光が見えた。バイクがこちらに向かってきているようだ。ドライバーの顔はフルフェイスのヘルメットと涙で視界がぼやけているせいで見えなかったが、幼い頃からライブハウスに通い耳を鍛えた和真には、声で人を判別することはそう難しいことではなかった。
「おい!和真!早く後ろ乗れ!」
バイクから手を伸ばす彼は、紛れもなく大輔さんだ。和真は安心し、ありったけの気力を使って大輔さんのバイクの後ろに乗り込んだ。
凄い風の中、目を開けると
和真は木に引っ掛かっていた
風のせいで木に直撃したのだ。だが
体は全然痛くなかった
(>>983無視してください、すみません)
985:匿名:2018/10/04(木) 05:35 そして、バイクが走り去った後…
ネカフェの裏から謎のゴーグルを掛け銃になった腕を持つ黒スーツの男が現れ、通信機のようなものを取り出しどこかと連絡を取った。「本部、ターゲットAを見つけました。…ええ。あの家系は代々不思議な力を持つようです。それがやつの場合”眼”に発現したようですね。えぇ。奴の”眼”さえあればあの″計画″をスムーズに進められるかと…はい。追跡を続けます。」
黒スーツの男は連絡を済ませた後、立てかけておいたバイクで走り出した。
バイクはレンタルらしい
987:匿名:2018/10/04(木) 11:09すぐにガス欠になったので途中からバイクを押して帰ったのは言うまでもない
988:匿名:2018/10/04(木) 13:47さて、ここでネカフェのバイトのまさし君の私生活を追っていこう。
989:匿名:2018/10/04(木) 15:18しかも秒毎500円
990:匿名:2018/10/04(木) 15:20989は986のことでした。無視してください。
991:匿名:2018/10/04(木) 16:55まさし君はネカフェと家を往復するだけのつまらない毎日を送っている。特筆すべきことは何もない。
992:匿名:2018/10/04(木) 17:34そんな彼がハマっている家庭菜園についての説明をしておこう。
993:匿名:2018/10/04(木) 17:36彼は自らのアパートの部屋のバルコニーのプランターでトマトを育てている。
994:匿名:2018/10/04(木) 17:48 そのトマトには“潤子”という名前がある。
元カノの名前がそうだ。
しかしトマトが枯れたと同時にその恋も忘れることにした。
そんな彼が農家になり世界を変える話はまた今度。
そう、今はまさし君と潤子の出会いについて語ることにしよう。
彼と彼女が初めて出会ったのはこんな嵐の夜だった。
一方和真は。
998:匿名:2018/10/04(木) 18:40まだ産まれているわけもなく。
999:匿名:2018/10/04(木) 18:53 (997は995の後に入れるつもりでした。)
占い師によって告げられた将来の息子のイメージにすぎなかった。
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