繋げてってなんかお話作って!
742:匿名:2018/09/28(金) 20:21自分の腕を舐めた
743:匿名:2018/09/28(金) 20:21大輔は
744:匿名:2018/09/28(金) 20:21失禁した
745:匿名:2018/09/28(金) 20:30 「この映画カオスすぎ草」
男の娘は微笑んだ
「美菜子の野郎…どうしても良治から俺たちを引き離したいんだな…」
無事着いた大輔の実家の庭で、大輔はかつて見たことがないほど憤っていた。
「それならこちらにも考えがある…ハァッ!」
大輔がお札を取り出し良治に貼り付けた。同時にお札が透明になる。
「これでしばらく良治の思考は良治のものになる。気持ちの悪い妄想もされなくなるはずだ。」
「気持ち悪い妄想?」
「…お前は知らない方がいい。」
そう言うと、大輔と良治を抱えた俺は古民家に入っていった。
周りの建物は総じて潰れているのに、この家だけは何も被害がないのは何故だろう。
そう思っていると、俺の心を見透かしたかのように大輔が解説を始めた。
「この家は初代の霊媒師の霊によって守られてるらしくてなぁ、何が来ても絶対に崩れないんだとよ」
「へえ…そりゃすごいなぁ」
「だからこの家には悪しき霊や人間は近付けない。ま、ここに入れた俺とお前と良治は良き人間、ってことだな」
「ちなみにイナバ製だから100人乗っても大丈夫だぜ!」
「ほう…では試してみよう、マブダチ100人にTELしてっと…」
「せやな!ワイは100人分のオニギリを用意して…ってコラ!!アカーン!!」
地球に氷河期が訪れるのであった
751:匿名:2018/09/28(金) 22:14 「……っ」
汗が良治の額を流れた。悪夢だ。気持ちが悪い…良治はふらつきながらベッドから立ち上がり、洗面台の前に立った。鏡を見る。
いつものことなのに、慣れたことなのに…良治はどんどん弱っていくのだ。
完。
753:匿名:2018/09/28(金) 22:23(終わらすなwwwwww)
754:匿名:2018/09/28(金) 22:29自分を改めて見る。綺麗な髪は乱れ、薄い瞳は曇りきっていた。
755:匿名:2018/09/28(金) 22:30 とさっきまでは思っていた。すべてが終わったような気がしていたのだ。
良治が眠って、すっかり辺りも暗くなった。しかし俺は大輔に呼び出され庭にいた。
「大輔…?何するん?」
「一種の降霊術みたいなものかな。とりあえずここに立ってくれ。」
大輔が指し示した先は、白くて平らな石が置いてあった。周りの地面より少し高い。
指示通りに立つと、大輔が何やら念仏のようなものを唱え始めた。
念仏が終わると、大輔は大きな音を立てて倒れてしまった。あわてて駆け寄り起こしてやる。
「大輔‼」
だいぶぐったりとしている。目を開けるのも辛そうだ。
「やっぱり…か」
「大輔…今何したん?」
俺が問いかけると、大輔はふらふらと立ち上がり話を始めた。
「今のは探霊の術…近くにいる霊の強さが分かるんだ。」
ホラここに
757:匿名:2018/09/28(金) 22:37美菜子が
758:匿名:2018/09/28(金) 22:37いる
759:匿名:2018/09/28(金) 22:37遅れて、聞こえて、くるよ
760:匿名:2018/09/28(金) 22:37 「…で、何でその儀式に俺が必要やったん?」
「万が一霊が強すぎた場合、そこに一人立って見ていてもらわないと霊媒師は重圧で死んじまうんだ。もちろんそこはセーフティゾーンだから、お前に害は無い。」
「…つまり?」
「この術でここまで苦しくなったのは初めてだ…美菜子が、近くに来ている。」
「…何?美菜子が…?」
「ああ…思った通りすごく協力だ…この屋敷から出したら良治は確実に死ぬな…」
「そんな…」
「とりあえず母屋に帰ろう。水が欲しい。」
「…なあ大輔…俺たちで良治、助けられるかなぁ」
「…『助けられる』じゃない。『助けてやる』んだろ」
俺たちは母屋に戻った。こんな時にも、良治の寝顔は安らかだった。
「あーあ。バレちゃった。兄様を驚かせてあげようと思ったのに。」
美菜子は唇を尖らせ、残念そうに言った。
「まだ良治さんにはバレてないみたいだけどねぇ。」
「でも、あの二人なら言いかねないじゃない。」
「それもそうねぇ。」
「まあ、どちらにせよもうすぐ会いに行くけどね…私だけの兄様…愛してるわ…」
そう呟くと、美菜子は手にしていた良治の写真にキスをした。
良治の写真がキラッと光った。
764:匿名:2018/09/28(金) 22:54レアカード
765:匿名:2018/09/28(金) 22:55まじか
766:匿名:2018/09/28(金) 22:57 「ああ…兄様…美菜子をいつだって側に置いてくださいませ…」
そう言うと美菜子は目を閉じ、静かに眠った。
熱がありそうだ。良治はおもい身体をむりやり起こして暗闇に目を慣れさせる。
「…大輔さん」
大輔はまだ起きていたようだ。パソコンの画面を眺めていた。
「お?おお良治。どした?」
「…ここは?」
「ああ、勝手に連れてきてごめんな。俺の実家。熊本。」
「熊本⁉どうやって移動してきたんですか⁉」
「…まあ、いろいろあってな。で、どうしたんだよ」
「…美菜子の…夢を見たんです。」
770:匿名:2018/09/28(金) 23:58 「…そうか。どんなだった?」
「確か、俺と美菜子がまだ普通の兄妹だったときの…夢です。幸せな。」
それから22000年後
772:匿名:2018/09/29(土) 12:14砂漠に一人の地下アイドルがっ!
773:匿名:2018/09/29(土) 12:14美人
774:匿名:2018/09/29(土) 12:15かわいい
775:匿名:2018/09/29(土) 12:15最高
776:匿名:2018/09/29(土) 12:15ナルシストだった
777:匿名:2018/09/29(土) 12:16彼女の背中から羽が生えた
778:匿名:2018/09/29(土) 12:16今とびました
779:匿名:2018/09/29(土) 12:17その美少女が飛んだ方には町があった
780:匿名:2018/09/29(土) 12:17その町の高校には200人ものの生徒がいた
781:匿名:2018/09/29(土) 12:19 「鈴ー!」
「どうしたの、雪」
これはとある青春の思い出
783:匿名:2018/09/29(土) 12:24 私の呼びかけに
眠たそうに答えたのは鈴。そう私の幼馴染みであり親友だ
「部活どこはいろうか決めたー?」
「うーん・・」
やはりまだねむたいのか鈴はあくびをした
「冷水ぶっかけるちゃうぞ−!」
「いい。顔洗ってくる。」
「私が洗ってあげようかー?」
鈴はそれには答えず目をこすりながら教室をでていった
私もぱっちり目が覚めたとは言えない。
眠気覚ましに大声をだしてみようかと、息を吸ったときだった。
_ドスンと鈍い音が聞こえ、耳をつんざくような悲鳴が聞こえた
クラスメイト達が野次馬に教室を駆け抜けていった。
私も急いで教室からでで音が聞こえた階段へむかう。
野次馬の間を通りながら現場を見ようと頑張る
階段の下の踊り場にそれはあった。
私は見た。
鮮明な赤を。
倒 れ た 親 友 を
そこからはよく覚えていない。
きがついたら私は家にいた。
幸い命に別条はなかったらしいが刺されたあとがあるらしい。
犯人は調査中だそうだ。
「…‼」
飛び起きる。私はしっかり、私だった。
「美菜子ぉ、うなされてたわよお。」
心配そうに覗きこむ雅の顔が視界いっぱいに広がっている。
「貴方にも、影響出てるんじゃなぁい?」
「…そうね」
分かってはいた。
自分を生き霊にするということは、生命エネルギーをとても消費すること。
他の生き物から吸い取ることも、そう容易ではない。
しかし…ここでやめるわけにはいかない。もうすぐで兄様は私のものになるというのに。
「…雅」
「んん?」
「…何でもいいから生き物を連れてきてちょうだい…虫や猫がベストね…」
「分かったぁ、待っててぇ」
そう言うと雅は猫の姿に変わり飛び出していった。
兄様…早く、会いたい。
私の大切な親友を刺した奴は許せない。まだ意識が戻っていないそうだし、もし植物人間ないなんてなったら・・・そう思うと涙があふれた。鈴は人見知りの私が唯一仲良くなれた人だった。大切なひとだった__
「・・大丈夫?」
良治は、俺に全てを語った。
親を失い妹と二人暮らしであったこと、想いを寄せていた子も亡くなってしまったこと、いつも悪い夢を見ること。
それらを話している時の良治の表情は何かを懐かしむようにも、悲しむようにも見えた。
「…すみません…急にいろいろと。」
「いいっての。勝手にお前助けようとしたのは俺たちなんだから。」
「正式には、俺やけどな」
後ろから声がした。振り向くと、ドアに寄りかかり目を細めた彬。
そう声をかけられて振り向いた。
「雪ちゃんは一人じゃないよ」
そう言ったのは佐々木さん__佐々木 菜乃さん
「っおい、いろいろ調べてやってんのは誰だよ」
「あーれぇ?誰やったっけ?」
彬はおどけて目をそらした。
「…ふふっ…あははっ」
良治が笑い声をもらした。
「…こんなに『面白い』と思えたのは久しぶりです。元気くれてありがとうございます。」
目に涙をためながら笑っているようだ。
(ちょっと落ち着け、話が混ざってるゾ)
794:匿名:2018/09/29(土) 12:53 私が喋ったこともない人だったのでびっくりした
「あっ・・ごめんね。いきなり下呼びは怖いよね・・」
佐々木さんは申し訳なさそうに微笑んだ
(>>794
別スレ立ててそっちでやることをおすすめする)
「俺もこうなる前はよく友達とバカやってたんです。だから懐かしくなっちゃって…」
良治…この俺より小さな体にいろいろ抱え込んでたんだなぁ。
そう思っていると、全身の毛が逆立つ感覚がした。
「大輔ー?どした?」
「美菜子が…近くに来てる」
嘘・・
798:匿名:2018/09/29(土) 13:15本当。
799:匿名:2018/09/29(土) 13:15まじかよ
800:匿名:2018/09/29(土) 13:15まじだよ。
801:匿名:2018/09/29(土) 13:15泣いた
802:匿名:2018/09/29(土) 13:16笑った
803:匿名:2018/09/29(土) 13:16叫んだ
804:匿名:2018/09/29(土) 13:18いやあ
805:匿名:2018/09/29(土) 13:18ぷぎゃあ
806:匿名:2018/09/29(土) 13:18ぴぎゃあ
807:匿名:2018/09/29(土) 13:19良治は大輔を丸吞みした
808:匿名:2018/09/29(土) 13:19怖い
809:匿名:2018/09/29(土) 13:20うふふ
810:匿名:2018/09/29(土) 13:20そんな声が聞こえた気がした
811:匿名:2018/09/29(土) 13:20完結。
812:匿名:2018/09/29(土) 13:20今まで応援ありがとうございます
813:匿名:2018/09/29(土) 13:21大輔は皆さんの胃で生き続けます
814:匿名:2018/09/29(土) 13:22※彬さんはスタッフがおいしくいただきました。
815:匿名:2018/09/29(土) 13:25 「ふふふ…」
「嘘やろ…大輔が、飲み込まれた…?」
「金髪…あなたも邪魔よ…消えなさい!」
美菜子の産み出した黒い煙によって、彬さんが包まれようとしたその瞬間!
「待て!」
良治がそう叫び彬を突き飛ばした。
良治の体が黒い煙に包まれる。美菜子は慌てて煙を引っ込めた。
「兄様…どうして?どうしてその人を庇うの?」
信じられない、とでも言いたげな表情で美菜子は問いかける。
「彬さんは…俺を助けてくれたんだ…命をかけて。」
その口調から、良治が弱っているのが分かる。
「良治っ…あかん」
「だから…俺も…彬さんを全力で助けたいんだよ…」
そう言うと、良治は不敵な笑みを浮かべた。
「あはははは!」
彬さんが笑いだし雅になる
「もう騙されてるのよねぇ」
「…ふっ」
「なっ、何がおかしいのよぉ⁉」
「わかってたさ…」
良治が雅を指差し、大声で叫んだ。
「本物の彬さんは、どこかにいる!」
「きゃぁぁぁぁっ!」
雅は猫の姿に戻り、意識を失った。
「…そこか」
振り向くと、そこには倒れた彬と大輔が居た。
「よく分かりましたねぇ、兄様。」
後ろから美菜子の声が聞こえる。
「馬鹿ねぇ・・それもダミーよぉ」
雅は良治の背後にいた。
良治は糸の切れた操り人形のように倒れた
次に目覚めたときには、寺のような場所だった。
隣には修行僧のような服を身にまとった彬さんと大輔さんもいる。
「起きたか」
声のする方を向くと、大輔さんに似た坊主頭の男性が居た。
大輔さんよりも一回りほど年は上だろうか。
俺の心を見透かしたかのように、男性は言う。
「俺は奉輔。大輔の兄だ。」
ほうすけ…さん。大輔さんと同じ優しい目をしている。
「俺が霊媒の仕事から帰ってきたら大輔と彬くんと君が倒れているから驚いたよ。」
「あっ、紹介遅れてすみません。俺は…」
俺も自己紹介をしようとすると、奉輔さんは優しく微笑んで口を開いた。
「分かってるさ。石橋良治くんだろう?そして君は生き霊と化した妹さんに襲撃され倒れていた…違うかな?」
何もかもを見透かしたように口にする奉輔さんに対し、驚きと感激と少しの恐怖を抱いた。
「ごめんごめん、驚かせちゃったかな。俺はね、人に触れると記憶が見えるんだ。」
すごい…さすがは大輔さんのお兄さんだ。
「しかし…これはまずいことになったね」
優しい目を吊り上げ、悩む素振りをしている。
「妹さん、相当力を強めてるよ。早いところ決着付けちゃった方が良いかもね。」
「早いところ…とは?」
「そうだね…今夜とか、どうだい?」
え、えっ…?
827:匿名:2018/09/29(土) 18:08 「そ、そんな早々に除霊ってできるんですか?」
「まあね。ちょっと君にも無茶してもらうことになるけど。」
「…大丈夫です。」
あのときの美菜子が戻ってくるなら、俺は少しの無理ぐらいする。
つまんね
829:匿名:2018/09/29(土) 19:19なんか、誰か一人のためだけにちょっとでも脱線したら無理矢理戻してる感じが苦しい
830:匿名:2018/09/29(土) 19:36と、天から声がする。
831:匿名:2018/09/29(土) 19:38それを聞いた人々は天に向かって拝み始めた。
832:匿名:2018/09/29(土) 19:41良治は裸になって外へ飛び出した
833:匿名:2018/09/29(土) 20:02そして美菜子に食べられました(いろんな意味で)
834:匿名:2018/09/29(土) 20:10たらふく食って寝ている美菜子のはらから良治を助け出した猟師は代わりに大きな石をたらふく詰めておきました
835:匿名:2018/09/29(土) 20:13美菜子が我に返り、泣く
836:匿名:2018/09/29(土) 20:15雅は美菜子を狼にして井戸へ落とし、殺しました
837:匿名:2018/09/29(土) 23:39 良治のこの悪夢は、除霊に必要なのだ。苦しそうな良治の肩を奉輔は揺すった。
「良治くん、これからが勝負なんだよ!頑張れるかな?」
良治は息を切らして目を開けた。少し咳をして、
「…だ、大丈夫です……っ」
と笑う。
「…」
奉輔は少し悩んで息を吐いた。
「…やめとく?君、すごい辛そう。」
優しい目だ。
「…いや、これぐらい乗り越えて見せます。」
良治の決意は固かった。まっすぐな目をしている。
「そっか。じゃあ、続けるよ。歯食い縛って。」
言われた通り良治は歯を食い縛る。奉輔はまた呪文を唱え始めた。
ここは…俺の家だ。それも、5歳ごろの。
目の前には泣き叫ぶ美菜子と拳を振り上げる父親。反射的に体が動く。
ゴッ…
鈍い音と共に歪む視界。少し遅れて激しい痛みが広がる。
「…うっ…」
「飛び出して来るんじゃねぇクソガキ!顔殴ったらバレるじゃねぇかこのバカ野郎‼」
父親の罵声が飛ぶ。美菜子はすっかり怯えきっている。
間を開けずに1発、また1発と殴られる。その痛みと共に記憶が蘇っていく。
確かこの時は、腹痛がすると言って美菜子がご飯に手を付けなかったのが父親の逆鱗に触れたんだ。そして俺がここで美菜子をかばって、殴られる…俺はここであることに気が付いた。
『同じ行動を繰り返している』のだ。