お嬢様……？
（身に覚えのない言葉を言われ首を傾げたのち相手に真実を伝えた方がいいだろうと思い）
えっと、ごめんなさい。私は、お嬢様じゃありませんよ。向井、葉月って言います。
（相手にゆっくり穏やかに語りかけるように話して）
>>65
ここは暗くて、ぼろぼろ。
床とか踏み抜かないかな……。
（足元を気をつけるように慎重に歩き、遠くの方から聞こえる鼻歌に気づき）
鼻歌、だ。人がいるみたい……。
（そちらへ歩き始め）
>>66
...あら?誰かくるわ?
廊下の奥から此方へと歩みを進めてくる誰かを見つけ、鼻唄を止める。あの人も肝試しかしら?と勝手な想像をすれば、下記の様に相手に呼び掛けながら駆けていって。)
貴方も肝試しに来たのー?私、寝惚けてここまで来ちゃったみたいなんだけど、
ここ何処か分かるー?
>>72
！…、…んん…なんかよく分かんないけど僕達を此処に閉じ込めたの、キミぃ…？
(切り落とされた腕がバチャリと足元に落ちて水に変わっていくのを見ては、胸の穴から雫を纏わせて刀を振り抜くとようやく相手の姿を見とめて静かに殺気を向けて)
>>66
…御機嫌よう？、お嬢様。
(廊下の突き当たりから聴こえてくる貴女の鼻唄を頼りに近づいてくるのを見計らって、ぬっと姿を現すと猫撫で声で挨拶して)
>>72
むかいはづき…なるほどなるほど、たしかにお嬢様の名前じゃなかったような…そうでもないような…。…あ、自己紹介返しますと、僕は漆ツ裂紫苑くんです。お見知り置きを。
(お嬢様でないとの返答に直立不動のまま、じーっと舐めるような視線で貴女を見据えては何かを確認した様子でふむふむと頷き)