>>193-194
皮肉っぽい発言も、彼は真摯に受け止めた。
彼は、自分の利点と欠点を良く理解していた。
「悪いな……、危ねェ事に巻き込んじまって。
責任は……取り方分かんねェから保証は出来ねェ。
まァ、身辺警護位はしてやらァな。」
アタッシュケースから様々な道具を取り出す。
取り出したのは、手榴弾、ブルーシート、送風機、
そして、薄力小麦粉だった───。
>>萌衣
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そんな一悶着から幾らかの時間が過ぎた頃。
彼は、新たな人間に出会った。
直ぐに物陰に隠れた為に良くは分からないが、
動きから、感染体でない事は確かだった。
「おいアンタ、そこに隠れてるお前。
人間なんだろ?ちょっと姿見せてくれや。」
相も変わらず大きい声で声を掛ける。
あまり相手の精神を逆撫でしたくないらしい。
>>竹石
>>194 百加
っはー…もういい…
(眉間に皺を寄せて画材を仕舞う。目線が無意識に相手の方を向いてしまうので苛立つ。このイライラをどうにかしたいので、適当に話しかける事にした。)
…感染してない人とか、他に居るワケ?
(情報収集の為を装って話題を振る。しかし、自分が今まで生存者に出会ったことが無い為期待はしていない。)
>>195 栄敬
んん?
(道具を相手が出している事に気づいて、その場に立ち止まる。何か怪しい事を行わないか不安になり、逃げの態勢を作りながら話しかける。)
何してるワケー!?
>>195 栄敬
えっ、え? わ、私ですか?
(何者かに呼びかけられ、物陰から顔だけを出してきょろきょろと周囲の様子を伺い、声の主と思しき男性を見つけると彼の前に姿を現し)
>>196 篝
感染してない人? いるよー。
(背負っている持ち出し袋を下ろして手に持って見せ、中から生存者から略奪した水入りペットボトルを取り出し、上に放り投げてキャッチし)
>>198 戮
あ、そこに銃あったんですね。……弾切れとか銃声とか大丈夫ですか? 短刀もお持ちなら大丈夫だと思いますが。
(弾の調達先や、銃声を聞きつけた感染体が寄ってこないのか、といった事を気にしつつ)
>>199 涼
そうですね。この状況でお買い物ができるとは思えませんし、お言葉に甘えてこれは頂きますね。
……ありがとうございました。連絡は出来ませんでしたが、公衆電話が使えるのが分かっただけでも収穫でした。
(軽く頷きながら二十円を制服のポケットにしまい、相手の寂しそうな笑みに疑問を覚えながらも軽く頭を下げ。)