>>160
「…この世界を、変えるための。少しでも前に進めるように…!その手助けを貴方にお願いしたい。これは職業も何も関係ない。“貴方だから”頼んでいるの。…私じゃ、出来ないことも、貴方なら出来るかもしれない。だから…お願いします!私と仲間になってほしい!」
深々と頭を下げ、お願いする。
世界のためなら頭なんていくらでも下げる。
それが彼女の考えである。
彼女は環の力が必要だと確信したようだ。
>>161 葡萄
……私は何をすれば良い?
(今まであって当然だった奴隷制の概念を覆す様な、葡萄の語る世界に興味はある。今まで差別していたとはいえ、解放者から見た世界にも興味がある。それでも、何処の馬の骨ともしれない家の娘を迎え入れ、研究資金やアトリエを提供してくれた「旦那様」を裏切る様な真似は出来ず。葡萄の話に乗るのか降りるのか、どちらにしろ何を頼まれているのかはっきりさせる必要があり)
>>162 イリア
やっぱり貴女を調べたのは愚かじゃなかった。私の予想以上の収穫があったの。例えば、さっき聞いた自分の事は誰も知らないって事とかね。
(板から降り、近くの木に凭れて板から変化させた車百合の護符を手に取って、愉快そうに語り。自分の調査が真実の何割を掴んだのかは分からない。もしかしたら一割も掴んでいないかもしれないが、少なくとも自分の事を調べるのは愚かだ、無駄だというイリアの主張を崩せるだけの手応えは感じていて)