銀の匙  

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28: リコット ◆d5/.:2019/08/04(日) 19:15



 ( まぁそうかも、なんてゆるりとして曖昧な返しに相手の感情は読めず、作業を再開する彼をただただじっと見つめていることしか出来ない。 そのまま何も考えずぽけっとしているうちに、彼の手中の向日葵は彼によって花びらがどんどん失くなって行って。 ずっと見つめていると、何だかこの夏が終わってしまう、そんな寂しい気分にさせられ訳も判らず少し瞳を陰らせ。 とうとう最後のひとひらが夏の空に消え行く、その前に彼はもう一度口を開くと、心外…という程には否定出来ないようなことを言われて少し肩竦め苦笑して。 そうして静かに下記述べると最後のひとひらは自分の方へ、それにしてもどうして彼はいつもより表情が柔らかいのだろうか…。 確か紅茶一派が最後だった、つまりお菓子一派の彼はがっかりするんだろう…そう思っていたのにと少しの期待外れ感に眉顰め一瞥し )

  ま、否定は出来ないけど。 でもさ、非戦争中に勝ち負けも何もないでしょ

 >>21 ココ

 
  △▼

 
    ( / 絡み失礼します…‼ )


  …ふふ、
  
 ( さっきの時計の音は確か、一時を伝えていただろうか。 今しがた命じられた仕事も終わり、戦争までもまだ時間がある。 このままでは二時間も暇に任せなければいけない、そんな事態は出来れば避けたいとふらり、宛てもなく館内を彷徨い歩いて。 しかし誰も忙しそうで、特に何も進展がなく、どうも面白くない。 それだけ自分の仕事が速いと言えば誇れるだろうが、だからって誰かとお喋りが出来る訳でもないという話。 何だか良く解らないような苛立ちに、歩きながらゆっくりと溜め息一つ。 戦争が始まってくれれば、と考えたのはもう何回目なのだろう。 と、どこかでカップとスプーンの当たる音が。 ここから聞こえる範囲ならあまり遠くはないはず、音の発生源を探して辺りを見回すと見つけたのは紅茶一派の彼女。 また仕事中だなんて言われてがっかりはしたくない、少し様子を窺おうと陰に寄ってちらりと覗いて。 すると感じるのは彼女の暇そうで苛立っていそうな雰囲気。 自分的にはひとりのお茶会も好きだけど、彼女が嬉しくなさそうなのが手に取るように有り有りと解るのに少し上記の通り笑って。 そこからしまったかな、と言うようにハッとするとちょっと苦笑を浮かべてとて、と歩いて彼女の正面まで行くとテーブルに両手着けて笑い掛け )

  レイ姐さんじゃないですか、御一緒しても?

 >>23 レイ姐さん

 


 ココ ◆AE:2019/08/12(月) 16:47 [返信]




(  / ココくんでも絡んでみますが、負担になるようでしたら蹴って頂いて構いません!  )

(  箒、ちりとり、雑巾、バケツを一斉に抱えながらよたよた廊下を歩く。暑いし重いな、と最後の清掃場所のドアの前にどさっとそれら全てを置き、俯いてはァと息つきながら、こんこんとノックしてからドアを開け。俯いたときに顔の方に垂れた三角巾を鬱陶しそうにぺらりと元に戻しつつ顔上げると、そこには優雅なティータイムのひと時を過ごすひとりの少女。ぽか、とちょっぴり間抜けに口開けては、額につつ、と流れた汗を手の甲で拭い  )

   あれ、ここって掃除終わってンの? 

   >>23 : レイ



(  / ロシアンティーの子に絡んで頂いたのでココくんはこちらから絡みに行きますね〜〜  )

(  お庭の雑草抜き中。しゅっしゅ、というあまり庭では聞かないような音が聞こえたので、ん、と首傾げつつ音のした方を見ると、そこには霧吹きで水をやっている同僚が。暑さもあってややよろよろとしながら立ち上がると、驚きで軍手をはめた手からぱらりと雑草の束が落ちて。驚きを通り越して軽い恐怖というか、東方の植物は水は少量でも生きるのかとか、もしかしたら巨大霧吹きで一斉に水をやるのかとか、もしかしておれが無知なだけなのかとか考えながらわなわなと口と肩とを震わせ  )

   え、如雨露で水やりしないんスか、東方の国では

   >>24 : 雛伊



(  / うひょ!! パァルちゃんだ〜〜〜!!!!!! 実は密かにすごいすきです;; ぱぁる…ぱぁる、、、、 あとでヴァレーニエちゃんで初回へ絡みにいきます!! あとで、( 溜め込み魔 )  )

   「 映え〜♡ 」とか言って容器に詰め込まれて写真撮られて道端にぽいって捨てられてるようなキャッサバにも人権はねえよ、残念ながら

(  独り言のような小さな声を聞き取ると、む、と眉根寄せて口も曲げて振り返って。キャッサバの人権というパワーワードを生み出しながらつい、と籠の中の黒いタピオカを指差し、「 ぽいって 」のところで花びらもぽいっとしちゃう。そこから人権とは!!なんて語ろうとしちゃってすうううと肺いっぱいに息吸い込んだはいいものの、言葉が出てこない。いらいらして無意識に向日葵の花弁を毟ってしまうと、ぱあっと吹いた風に花びらも記憶もぱぁっとな、  )

   えーっと、だから、あの… あれ、人権ってなんだよ

   >>27 : パァル



   へえ、喧嘩馬鹿かと思った

(  相手の言うことは納得したけど、知らなかったな。不躾に、でも率直な感情なのか、ぽんと悪気は無さそうに肩でも竦めながら上記。茎と葉だけが残った向日葵を手の上でくるくると持て余して、ぱきぱきと小さく折ってはしゃがみこみ、向日葵の下に生えた雑草を取りつつ下記。向日葵の茎は雑草の小山といっしょくたになって、どれが向日葵の茎かはぱっと見わからない。勝ち負けを占った筈の向日葵は、なんでもない雑草に紛れてしまった。 / 飴玉は隠喩ということをしてみたかったのです( わかりにくい )ばりばり小説ロルでごめんなさい〜〜  )

   んで、今日は勝つの? 勝たねェの?

   >>28 : リコット


 


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