銀の匙  

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23:  レイ  ◆2U:2019/07/31(水) 13:14



( 柔らかな木漏れ日が溢れる昼下がり。仕事を午前中に終え、いつものようにお茶会をしようと考え、お菓子に、今日はダージリンのアールグレイの茶葉に、ミルク、砂糖といくつかのティーカップを用意して。ゆっくりとした動作で時計を見ながら、銀の匙戦争まではあと二時間くらいあるなぁと紅茶を注ぎ思いつつ、ぼんやりとティーカップの中を見つめ、お茶の中身がなくなったティーポットを静かに置く。砂糖もミルクも入れては居ないがティースプーンで右回しに三回回して。そういえばさっきのスプーンを回すおまじない勝利を願っとけばよかったとほんのすこし後悔ながら、静かに揺れる紅茶を見つめ、一口口に含む。カップをソーサに戻し。ここにいる人たちは自分と違って面白いし、個性的だけど、もう私がここの住民への興味がなくなったらどうなるんだろうなぁと考えつつ、一人で飲む紅茶はやっぱり気分が下がるのか少しだけ眉をしかめ。あまりにもつまらない一人のお茶会にぼそりと下記を漏らし。 )

んー、なんだかなぁ…

>>all様





( / 出遅れましたが初回投下します〜!…pr打つときも、初回出すときも手が震えました…ついでに胃もいたいです()…
つたないロル回しと、どこかつかめないキャラですが皆さん絡んでいただけたら幸いに存じ上げます…、!…🙇 )


 雛伊 ◆NY:2019/07/31(水) 22:40 [返信]



  【 続きです…、レス流してしまって申し訳ないです 】

  − −

   >>19 オペラさん

  ……なんて恐ろしいこと、考えてらっしゃるんですか
  (  珍しいことにやたら静かな館内は、うたた寝をするにはちょうど良かった。自室にこもって、せっかくうつらうつらとしていたのに、突然、どこかの部屋から声がする。ぱち、と不機嫌そうに目を開け、声のしたほうへ赴き。八つ当たりのようなもので、気がつけばつかつかと早足で歩いていて。声がしたと思われる応接間へ近づくにつれ、声がはっきり聞き取れるようになると、なんとまぁ恐ろしい企みが聞こえる。応接間を汚す、そんなくだらないことを考えるのは彼しかいない、と考えつつ部屋へ入ると、間髪入れずに言葉を吐き出し。  )

  − −

   >>23 レイさん

  (  昼食もとっくに済ませ、すっかり暇になってしまったお昼過ぎ。なにか面白いものが転がっていないか、とか。新しい和菓子でもつくってみようか、とか。ぼんやりとした頭で、いろいろな暇潰しできそうなアイデアがぽんと浮かんでは消えていく。こつ、と足音を鳴らして屋敷中を練り歩いていると、いかにもつまらなさそうなひとを見つけ。あらあら皆さん退屈なのね。ひとりでくすくす笑って、ゆっくりと彼女に近づき。  )
  こんにちは。退屈そうでいらっしゃいますね、

 


 ヴァレーニエ ◆AE:2019/08/03(土) 09:27 [返信]




   ―― ひッ、

(  ふとどこからか香るラベンダーの匂いに眠気を誘われ、ふはり、すぐさま欠伸を噛み殺.すようにひとつ。さっさと部屋に戻ろうかしら、欠伸もして眠いし、と目を一瞬そっと閉じたその時、こつ、というヒールの音と「 やあ 」という夜中に見合わない大きさの声に、反射的によろけるように声をかけられたのとは反対方向に2歩。壁に手をつきつつ目をぱちぱちさせながら声のした方を見ると、なんだ、オペラさんか、とほうっと一息つき、竦んでいた肩をすとんと落として。相手の背が高いのもあるけれど、一応敵だからかしら、。なんとなく目を合わせづらくて、斜め下の床に視線も落とす。相手の質問に答えようとしたものの声帯が先ほどまでの怖さで強張っていて、変な咳のような声が出、顔を歪めつつ改めて咳払いすると、  )

   … いえ、なんと言えばいいかしら __

(  とぽつりと述べた後、徐に考えるように俯いては、口元に細い手を当てて数秒静止。ふと顔あげると少し眉下げつつ苦笑しながら、地下へと続くドアへ視線投げ  )

   __ まあ、ホラー小説を読んだ後に変な想像力を働かせただけなんだけれどね、

   >>19 : オペラさん



   さっきまで本を読んでいたのよ 、面白くて、寝るのを忘れてしまったわ

(  奇声(/Σ)のした方を警戒心むき出しに睨むように目の光をきっと強くしながらくっと顔上げると、そこにはランタンに顔を照らされているアプリコットティーの少女。よかった、と顔の辺りの緊張を緩ませて、そっと息をつき。どうして、の言葉に髪を手櫛で一度さらりと弄りつつ思案声漏らした後、背後のドア指差して上記述べ、眠くて幾分かとろんとした瞳を少し細めてふはりと苦笑。かはり、小さな欠伸を右手で隠して、少々恥ずかしいのか俯き加減にごめんなさいね、と呟き、肩からはらりと落ちた髪束を耳にかけなおしながら顔上げると、ふふと少し微笑みながら右にちょこっと小首傾げ  )

   貴方も夜中に起きているなんて、奇遇じゃない?

   >>21 : リコットさん



(  / 絡ませて頂きます!  )

   … 、御機嫌よう

(  紅茶でも飲みたいわね、と地下から読みかけの本を連れながら館を歩き回っていると、ある部屋から香るアールグレイの匂いが鼻をかすめる。それに引き寄せられるように少し開いたドアの前へ。こんこん、とドアを叩くとひょっこりドアから顔を出して御挨拶。ぐるり、と室内を見渡すも、部屋にいるのは彼女のみ、どう見ても机上のティーポットの容量は彼女ひとりぶんの紅茶とは見合わない。きっと誰かとお茶会するのね、わたしも交ぜては貰えないかしら、と淡い期待をこめつつ下記述べて  )

   どなたかと一緒にでもお茶会されるのかしら ?

   >>23 : レイさん



(  / 絡みありがとうございます〜!  )

   なんでもない、わ

(  靴音のした方にはっと顔向けると、そこには和風のお嬢様。つ、と横に目線流しては、落ち着き払ったようになるべく感情を出さないようなひんやりとした声音で上記。でもなんだか声が震えて、ちょっとだけ下唇を噛む。一呼吸、取り繕うように置いて、なんてことなかったかのように顔を上げては壁の漆喰のある部分を指でなぞり、眠いのか先ほどの怖さか、やや虚ろな瞳をしながら相手の方振り返って  )

   ちょっとした見間違いの類があっただけ、。 貴方もあるでしょう、例えば、この壁の模様が顔に見えるみたいな

   >>24 : 雛伊さん


 


 パァル ◆E2:2019/08/04(日) 18:37 [返信]



 ( / タピオカミルクティのパァルといいます! ひとつだけになりますが絡ませていただきますね〜🙌 )

 ( どうせならお庭でおやつを、と自分の頭サイズのカゴを抱えて歩く。カゴの中にはいくつかのお菓子とボトルに入れたタピオカミルクティ、それから塗り直そうと思っていたマネキュア達。ほくほくしながら庭に辿り着くと、なにやら先客が。ややためらってひらひらと舞い落ちる花びらと一緒に目線も動かしながらざくざくと草を踏みしめて彼の真後ろに接近、その距離約1メートル。カゴの中のペーパーナプキンは少し裾が垂れていて、僅かな風でもふわふわと揺れる。くすりと笑うと、どこか遠くの誰かに投げかけるような声で、独り言のように )
 あなたたちの陣取り合戦の占いのために命を散らす向日葵に、人権はないのかしら

  >>18 ココ

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 ( / パァルといいます〜!!片方だけですが絡ませていただきますね〜!!💓 )

 ( 梅雨が明けてから数日間、調子こいて自室の冷房をガンガン効かせまくっていたらどうやら風邪気味。なにか暖かい飲み物でも飲もうかなと廊下を歩く。二の腕をさすると自分が思ったよりもひんやりと冷たくなっていて、くしゃみを連発。夏風邪って長引くらしいし、なんだか気が重い。ずるずると鼻をすすりながら応接間の前を通りかかった時、中から聞こえた声に力なく重たい扉を開く。なぜか声はいつもより低く、若干鼻声になりながら喋りかけて )
  ____なに、怖いんですけど

  >>19 オペラ

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   何を、して…?
( 明らかに得意げな表情で軽快にトランプを切っていたが、相手の言葉にやや困惑、相手の言葉をそのまま繰り返す。直後、焦りからか三分の一ほどトランプを机の上にばらまいてしまい、慌ててトランプの山をはけさせると腰を浮かせ集めだして。ばらまいたトランプのうちの一枚をぺらりとめくると、生意気に微笑む黒いピエロと目が合った。しばらく見つめ合ってから、そのまま机に突っ伏す。何枚かのトランプは未だ放置されたままだ。トランプ特有の丸くなった角やピエロの仮面をつついて、駄々をこねる子供のように左右に体を揺すりながら、 )
  そうだなあ…、ど直球にババ抜き!とか? でも二人でやっても面白くないよねえ、。

  >>21 リコット嬢

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( / タピオカミルクティのパァルと言います〜!!絡ませていただきますね💓 )
 
( ティースプーンのからからと回る音に、溜息のようなぼやき。ふわりと振り返ると恒例のお茶会が開かれていたようだ。彼女は紅茶を啜りながらなにやら浮かない顔をしていて、いつものるるるんとした様子とはまるで違う。首を傾げながらテーブルに近づき彼女の斜向かいに座ろうとしたが、背もたれに手をかけて少し躊躇ってからやめる。少し考えて、立ったまま自分の胸ほどの高さの背もたれにやんわり体重をかけた。自分のほおをくにっと人差し指で押すと、できるだけ明るい笑顔を作り地声よりいくつか高い声を出して )
ほら、レイ、いつものるるるんっ♪ってやつはどこに行ったの? びっくりするくらい浮かない顔をしてるじゃない、

  >>23 レイ

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 ( / 絡み感謝です! これからよろしくおねがいします🙇♂ )

 ひ、雛伊さま!
( 扉の開く音と聞き慣れた声にぱっと顔を上げると、そこにはだいすきな雛伊さまの姿が! 嬉しくてくりくりの目をめいっぱい開いて輝かせたけれど、相手の言葉がひとつひとつ紡がれていくたびわかりやすく顔が曇っていく。言葉に詰まりつつ、唇をぎゅっと結んで目を泳がせながらゆっくりと鍋の蓋から手を離して。あー、えーと、なんてもごもごしつつ台に駆け寄って、あはは、なんて軽く苦笑。首筋には冷や汗がべったり、できるだけ目を合わせないように顔を逸らしながらやんわり背中でクッキーを隠して。言い訳をしながら手をいじいじしたのは、きっと嘘をつく時の癖。ひとつひとつ言葉を試すように苦しげな言い訳なんてして、 )
 …えーっと、あー、これは違うんですよ雛伊さま……ほら、鼠とかが食べちゃったんじゃないですか、…キッチンってこう、鼠とか出そうだし……あ、あはは……

  >>24 雛伊さま



 リコット ◆d5/.:2019/08/04(日) 19:15 [返信]



 ( まぁそうかも、なんてゆるりとして曖昧な返しに相手の感情は読めず、作業を再開する彼をただただじっと見つめていることしか出来ない。 そのまま何も考えずぽけっとしているうちに、彼の手中の向日葵は彼によって花びらがどんどん失くなって行って。 ずっと見つめていると、何だかこの夏が終わってしまう、そんな寂しい気分にさせられ訳も判らず少し瞳を陰らせ。 とうとう最後のひとひらが夏の空に消え行く、その前に彼はもう一度口を開くと、心外…という程には否定出来ないようなことを言われて少し肩竦め苦笑して。 そうして静かに下記述べると最後のひとひらは自分の方へ、それにしてもどうして彼はいつもより表情が柔らかいのだろうか…。 確か紅茶一派が最後だった、つまりお菓子一派の彼はがっかりするんだろう…そう思っていたのにと少しの期待外れ感に眉顰め一瞥し )

  ま、否定は出来ないけど。 でもさ、非戦争中に勝ち負けも何もないでしょ

 >>21 ココ

 
  △▼

 
    ( / 絡み失礼します…‼ )


  …ふふ、
  
 ( さっきの時計の音は確か、一時を伝えていただろうか。 今しがた命じられた仕事も終わり、戦争までもまだ時間がある。 このままでは二時間も暇に任せなければいけない、そんな事態は出来れば避けたいとふらり、宛てもなく館内を彷徨い歩いて。 しかし誰も忙しそうで、特に何も進展がなく、どうも面白くない。 それだけ自分の仕事が速いと言えば誇れるだろうが、だからって誰かとお喋りが出来る訳でもないという話。 何だか良く解らないような苛立ちに、歩きながらゆっくりと溜め息一つ。 戦争が始まってくれれば、と考えたのはもう何回目なのだろう。 と、どこかでカップとスプーンの当たる音が。 ここから聞こえる範囲ならあまり遠くはないはず、音の発生源を探して辺りを見回すと見つけたのは紅茶一派の彼女。 また仕事中だなんて言われてがっかりはしたくない、少し様子を窺おうと陰に寄ってちらりと覗いて。 すると感じるのは彼女の暇そうで苛立っていそうな雰囲気。 自分的にはひとりのお茶会も好きだけど、彼女が嬉しくなさそうなのが手に取るように有り有りと解るのに少し上記の通り笑って。 そこからしまったかな、と言うようにハッとするとちょっと苦笑を浮かべてとて、と歩いて彼女の正面まで行くとテーブルに両手着けて笑い掛け )

  レイ姐さんじゃないですか、御一緒しても?

 >>23 レイ姐さん

 


 ココ ◆AE:2019/08/12(月) 16:47 [返信]




(  / ココくんでも絡んでみますが、負担になるようでしたら蹴って頂いて構いません!  )

(  箒、ちりとり、雑巾、バケツを一斉に抱えながらよたよた廊下を歩く。暑いし重いな、と最後の清掃場所のドアの前にどさっとそれら全てを置き、俯いてはァと息つきながら、こんこんとノックしてからドアを開け。俯いたときに顔の方に垂れた三角巾を鬱陶しそうにぺらりと元に戻しつつ顔上げると、そこには優雅なティータイムのひと時を過ごすひとりの少女。ぽか、とちょっぴり間抜けに口開けては、額につつ、と流れた汗を手の甲で拭い  )

   あれ、ここって掃除終わってンの? 

   >>23 : レイ



(  / ロシアンティーの子に絡んで頂いたのでココくんはこちらから絡みに行きますね〜〜  )

(  お庭の雑草抜き中。しゅっしゅ、というあまり庭では聞かないような音が聞こえたので、ん、と首傾げつつ音のした方を見ると、そこには霧吹きで水をやっている同僚が。暑さもあってややよろよろとしながら立ち上がると、驚きで軍手をはめた手からぱらりと雑草の束が落ちて。驚きを通り越して軽い恐怖というか、東方の植物は水は少量でも生きるのかとか、もしかしたら巨大霧吹きで一斉に水をやるのかとか、もしかしておれが無知なだけなのかとか考えながらわなわなと口と肩とを震わせ  )

   え、如雨露で水やりしないんスか、東方の国では

   >>24 : 雛伊



(  / うひょ!! パァルちゃんだ〜〜〜!!!!!! 実は密かにすごいすきです;; ぱぁる…ぱぁる、、、、 あとでヴァレーニエちゃんで初回へ絡みにいきます!! あとで、( 溜め込み魔 )  )

   「 映え〜♡ 」とか言って容器に詰め込まれて写真撮られて道端にぽいって捨てられてるようなキャッサバにも人権はねえよ、残念ながら

(  独り言のような小さな声を聞き取ると、む、と眉根寄せて口も曲げて振り返って。キャッサバの人権というパワーワードを生み出しながらつい、と籠の中の黒いタピオカを指差し、「 ぽいって 」のところで花びらもぽいっとしちゃう。そこから人権とは!!なんて語ろうとしちゃってすうううと肺いっぱいに息吸い込んだはいいものの、言葉が出てこない。いらいらして無意識に向日葵の花弁を毟ってしまうと、ぱあっと吹いた風に花びらも記憶もぱぁっとな、  )

   えーっと、だから、あの… あれ、人権ってなんだよ

   >>27 : パァル



   へえ、喧嘩馬鹿かと思った

(  相手の言うことは納得したけど、知らなかったな。不躾に、でも率直な感情なのか、ぽんと悪気は無さそうに肩でも竦めながら上記。茎と葉だけが残った向日葵を手の上でくるくると持て余して、ぱきぱきと小さく折ってはしゃがみこみ、向日葵の下に生えた雑草を取りつつ下記。向日葵の茎は雑草の小山といっしょくたになって、どれが向日葵の茎かはぱっと見わからない。勝ち負けを占った筈の向日葵は、なんでもない雑草に紛れてしまった。 / 飴玉は隠喩ということをしてみたかったのです( わかりにくい )ばりばり小説ロルでごめんなさい〜〜  )

   んで、今日は勝つの? 勝たねェの?

   >>28 : リコット


 


 ウェル ◆e.:2019/08/16(金) 05:46 [返信]




  …ああ、だからあまり話しかけて欲しくないのだが

 ( ふ、と息を浅く吐いたとき、突如降りかかった声と視界に入ってきたものに自然と意識を向け。そこに立っていたのは同じ一派のアプリコットティー…リコット、何が良かったのか分からないがにんまり笑みを浮かべていて。その意味のわからない笑顔に少し不審さを感じて眉を顰めるも、…まあいいか、と顔を逸らし。先程まで高めていた集中が少しずつ切れだしてしまえば、いらだちを隠すことなく目を細め、わざとらしく息を吐き出し。そして息を吸い込めば、腕を組ませつつひやりとした声色で上記を )

    >>20  リコット


  おまえの名前をいちいち呼ぶのも煩わしいからな

 ( ふん、と鼻を鳴らしては冷笑を口許に。少し顎を上げて見下すように見つめ、変わらず冷たい言葉でぴしゃり。それでもまだ辞めずに花弁をむしり取る彼を見、何が面白いのかと言いたげな表情を浮かべてはふうと息を吐き出し。もたれた壁をとんと足で軽く蹴り、そのまま自力で立てば癖のように腕を組んで。再度相手に目を向ければ、もう花から目を離してこちらを見ていた彼と目が合う。途端にやりと笑われ、揶揄うような言葉を聞けばあからさまに眉を顰めて )

  …やめて欲しいならまずその呼び名を辞めろ

    >>22  ココ


   【 絡ませて頂きますね〜! 】

 ( 外から騒がしい音が鮮明に聞こえてくる静かな館に一人、かつりとかかとを鳴らして歩みを進める。今日はキッチン周り担当だったせいか、服の端やマントや手は少しだけ水気を含んでいて、少しだけ色が変わっていて。それが視界に入る度にむ、と眉を顰めた。あの時1人でやれていたのなら、なんて同じ担当だったあの人を少し恨むように悶々と考えながら自身の部屋へ向かう。その途中、ぽつりと広い部屋で一人座っている彼女を見つけ、ちらりと視線をやる。特に変わった様子は見受けられないが、カップが何個かあることに少しだけ違和感を感じて。1人でお茶会をするつもりだったのならいくつも出す必要が無い、ならば何故。それはどんどん興味を増して、とうとうぴたりと足が止まった。…誰かと約束しているなら問題ない、けれど必要が無いものならわざわざ出すなと、そう伝えればいい。自身の中で言い訳じみた考えをまとめ、ゆるりと目的地を変更して右方向に体を向けて進み、扉のところに立つといつもと変わらぬ声で問いかけて )

   そのいくつも出されたカップはなんのためにある、誰か後から来るのか

    >>23  レイ
 
 
 


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