…むむ、架月サン、授業中につまみ食いとは頂けないよ!反省してね!
( 堂々と恥じることもなく、さも愉快げに校則違反を報告している上、立場上は尊敬すべき先輩である自分をちゃん付けしていることに苛立ち。 という訳で、自分なりに氷花に注意をしておいてから、一応心配はしているのかそこの棚の奥にティッシュ箱があるよと指差して )
>>30:架月サン!
あはは、血、いっぱい流しちゃいましたか!
( 照れ臭そうに頬を人差し指で引っ掻きながら、普段は違反者を取り締まっているのにも関わらず、一切の感情を込めずに違反者の欄に自分を書き加えている枯都骨を見て。 自分はこんなにも奉仕しているのにと思い込み、やや引き気味になりながらも、突然軽やかにポーズを決める )
ヒーローだからね!こんなことでへこたれてたまるかっ!
>>31:枯都骨サン!
…どうして私の事情を知っているのかは分かりませんが、多分私を運んでくれたのも貴女なんですよね!有難うございます!
( 少々自分の事情を知っているのを訝しがり、怪しむが、教師のことは無条件に信用しているのか、直ぐに勝手に自己完結して。 わざわざ自分に治療まで施してくれたことに心から感謝し、礼儀正しくお辞儀をする。安静にしていろと言われると、その通りにしようと一時は思うが、そういえばと自分のすべきことを思い出して )
今は大事な用件を思い出してしまったのでね!ちょいと『あそこに』向かうとします!
>>35:雫サン!
>>37 郷花君
「…………」
( そういう事、言っているわけでは無いのだけれども…リストに
目の前の元気なケガ人の名を書き終わり、懐から緑色の用紙を取り出す )
「 悪いが、君にとってマイナスな報告はまだ続く…その ヒーロー活動の
代償と思ってくれれば楽だろう…まず、君が欠席した分の授業だが…事情を
説明した所、各科目での追加レポートの提出でチャラにしてくれるそうだ…
ついでに次回提出分の課題、そして私からの宿題、反省文60行分をプレゼント 」
( そういった笑顔は少々折りたくなる感性を私は持っている、容赦無く
郷花君の前にある机にやるべきプリントを重ね、それはかなりの厚みになり…
…おっと)
「 …まぁ 良い報告もある…今、ここで聞かせる気は無いがね 」
こら、安静にと…はぁ。
(今更止めても無駄なのだろうな、と考え、ため息をつき、目を開けるともうすでに歩き出しており、やはり止まらないな。と思いながら)