あ!?おっおい!離せよ…
(突然強く抱きつかれ驚かない人間がいるのであろうか。否、いないだろう。けれど驚きはしたものの、嫌という感情は沸いてこなかった。彼女の温かさを、優しさをずっとこのまま受け止めていきたい。そう思った)
き、奇ラ莉…
(俺は主人公なんかじゃない。そう否定しようとした瞬間。刹那。)
がっ!ッッぁ…
(こめかみに強い衝撃。脳が震え、足がふらつく。何故?誰にやられた?声を発しなければ、彼女は…。ドサリと廊下に倒れる。気を失ったのはこれが始めてだ。)
〉〉誰かへ
>>400 光さん/背後様【物語の流れ的にも良いのでこちらで絡ませて頂きますね!】
(羅雪)
·····!?光さん!?光さん!?気をしっかり!?
起きなかったら正拳突きですよ!光さん!?
(突然倒れ込む相手を見かけたようで猛ダッシュで傍に駆け寄る。
叩き起すように全力で声をかける)
>>399 りりあさん
(凛兎)はい 大丈夫です
(緊迫した状況だが相手が心配してくれるのが嬉しいらしく微笑む)
…硝煙の燻るような薫りが、ひとつですか。
( どんっ、と撃ち放たれた何かが着弾したであろう瞬間、ほんのりと漂ってくる覚えのある芳しき匂いを、くんくん、と鼻を利かせて思いっ切り吸い込んでみると、どうやら気道にも入り込んだらしく、うっ、とその端正に整えられた眉を顰める。彼女が不安に思っている事も決意も一旦は受け止めて、袖を掴んでいる手のひらに、そっ、と手を重ねる。きょろきょろ、と辺りを見回してみると、放送室付近から不穏な気配がするのを感じて、大人しくして下さいね、と頼み込み )
>>399 : 狼谷さん
…さぁて、とそろそろ現れてくれましたかね?
( 自らが向かった放送室には、悪趣味な飾りが施された複数の砲台に、設備を荒らされない様に配置されたであろう、熊をイメージしたのか鋭利な鉤爪が指先で、キラリ、と輝く、皮肉にも彼女と同じく緋色のリボンを胸に付けた等身大のロボット。ソイツは此方に情愛に浮かされたみたいな桃色の瞳を向け、舌なめずりをしながら今にも襲いかかってこようとしている。 )
( 吐き気がする、目眩がする。私だって死にたくはない、でも、私には彼がいる。『 こ の 物 語 の 主 人 公 』を譲った、大事な大事な人が。 )
… …大丈夫、いざとなったら、あの人がみんなを導いてくれる。
( 決意を胸に抱き、私は鉄パイプを抱えて、砲台とロボットを壊すべく跳躍した。 )
>>400 : 光さん