…硝煙の燻るような薫りが、ひとつですか。
( どんっ、と撃ち放たれた何かが着弾したであろう瞬間、ほんのりと漂ってくる覚えのある芳しき匂いを、くんくん、と鼻を利かせて思いっ切り吸い込んでみると、どうやら気道にも入り込んだらしく、うっ、とその端正に整えられた眉を顰める。彼女が不安に思っている事も決意も一旦は受け止めて、袖を掴んでいる手のひらに、そっ、と手を重ねる。きょろきょろ、と辺りを見回してみると、放送室付近から不穏な気配がするのを感じて、大人しくして下さいね、と頼み込み )
>>399 : 狼谷さん
…さぁて、とそろそろ現れてくれましたかね?
( 自らが向かった放送室には、悪趣味な飾りが施された複数の砲台に、設備を荒らされない様に配置されたであろう、熊をイメージしたのか鋭利な鉤爪が指先で、キラリ、と輝く、皮肉にも彼女と同じく緋色のリボンを胸に付けた等身大のロボット。ソイツは此方に情愛に浮かされたみたいな桃色の瞳を向け、舌なめずりをしながら今にも襲いかかってこようとしている。 )
( 吐き気がする、目眩がする。私だって死にたくはない、でも、私には彼がいる。『 こ の 物 語 の 主 人 公 』を譲った、大事な大事な人が。 )
… …大丈夫、いざとなったら、あの人がみんなを導いてくれる。
( 決意を胸に抱き、私は鉄パイプを抱えて、砲台とロボットを壊すべく跳躍した。 )
>>400 : 光さん
>>403/瑠璃川くん
( 重ねられた彼の手をジッと見つめ、死んでしまったらダメとグッと袖を引っ張って行かないで!と言いたげに首を横に振って。彼の行動はイマイチ把握していないし何の為に危険を冒してまで放送室に行くのかが分からなくて、どうしようという気持ちでいっぱいになりつつも彼が決めたことならば、と平常心のままでいさせる自分へのおまじないのようにすぅ、はぁと何度か深呼吸をして今度は彼の手を掴もうとしながら、下記 )
私も一緒に行くわ
>>主さま
【 新キャラを追加させたいのですが大丈夫でしょうか 】