( 私にとっては耳をつんざくような、激しくやかましいチャイムの音が
小説との間に築かれていた〔と思う 〕友情と絆に亀裂を加える、それを
はっきりと確認してしまえば、既に私の癒しは消え失せてしまうのだ )
……ひっどいチャイム 、星新一の『 あーん あーん 』もここまで…
( ぶつくさ心の中で呟く私は手のひらを動かして小説を閉じる、つまり
小説との絆を一旦断ち切って机の上を見ることに意識を変えては学校の
始まりを心の中でも理解した、中学から変わらないライフスタイル )
__ 私は知らない、狂人と謳われたとしてもあんな事など初めてだった
ある日突然 思い知らされた … 事実は小説よりも奇なり 、その意味を
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…あ、梓さん、梓さんですよね?!、吹奏楽部の!私、青空奇ラ莉って言います!、以前コンクールで演奏をお聞きした時からの大ファンで!
( 梓を見付けた途端にその薄桃色の瞳を急に輝かせ始め、最早背中にエンジンが付いているのではないか、と云う早さで近付いていき、礼儀正しく挨拶をして )
>>42 : 梓さん
>>40/岡田さん
ねえ、あなた、消しゴム落としましたよ
( 転がっていく消しゴムを見つけて。立ち上がって消しゴムを拾い上げ話しやすそうな女の子だと感じるとよし、と勇気をもって近づき。あまり顔を見ないように朋に話しかけ )
>>44/瑠璃川くん
……何…?…いえ、私に何か…?
( 分かりやすすぎるその視線に恐怖を覚え鳥肌が立ち。思わず素で発言をして、目を細め。やってはならないことをした、そうすぐに思い訂正して。大人びた顔立ちと表情に、この人私と何か同じようなものを持っているような…、そう思いながら得意の゙笑顔゙というものを見せつけて )
>>42/加藤さん
…へえ……あの方も私と同じで本好きなのですね…。星新一さんの作品とても良いですものね……
( りりあと同じ本好きの人を見つけほぅ、と目を細め表紙を確認し自分も読んだことのある作品だと知る。同士がいることに嬉しさを感じふふっと少し笑顔になりながら思わず小さな声で呟き )