当たり前じゃないですか。脳髄を啜り出すってなんか、…グロいですよね、なんて。
( 肩を思い切りひん掴まれてびくんっと肢体を震わせたがそれも一時のことで。奇々怪々なことを呟いては自分に同意を求めてくる彼に、少し羨ましげな感傷や希望を抱く。だってこんなのを体験できる機会なんてあんまりなかったですもん。張り切っちゃいますって。せいぜい幸せの汁を吸わせてもらうとしよう。そう思った途端にふっと身体に甘い痺れが走る。これは久しく感じていなかった幸福の感情。これで有り難い、と初めて俺は虚凛に感謝した。もちろん体よく幸福を貰い受けるための道具的扱いだが。あとついでに仲間意識。 )
>>525/虚凛クン
…でも、でもね
( ふわふわと、白昼夢を見ているような脳の中、はつきりと浮かんでくる光景がある。それが何か、何かと探るうち紅潮していた頬は次第に色を失っていき、冷や汗と共に視線は定まらなくなっていく。現実を確かめるように、暗闇の中で手を伸ばすように彼の肩を握る力を強めるも、それも無意識なのだろう、荒い呼吸を整えることをせず )
…る、り…瑠璃、瑠璃川君、は…昔さ、お友達とかいたの。ご両親の友人は?幼馴染は?兄弟は?
( 縺れる舌で奮闘し、やっと普通に話せるようになった時にはそんな当たり障りのない質問を。額を拭って、まだ顔は青ざめていながらもよーく頑張った作り笑い )
>>532 瑠璃川君
え、あー…
( 不味ったな、と痛いところを突かれ、言葉にならない声を上げる。なんとか誤魔化しきれないものかと瞬時に思考を巡らせるがまあこんな返答に詰まってる時点で無理だ、と観念し。まだまだだなぁ、と胸中では悔しがりながらも顔をあげると、腕組み尊大なポーズに力いっぱいのドヤ顔でキメて )
バレたバレた!ケケーッ、今までは演技だったのさァ!!
( そう言い放つとふふん!と得意げに鼻を鳴らす。しかし脳内ではバレませんようにと情けなくも願っていて )
>>536 狼谷様
お、じゃー言ってみようぜ!
( 先程の自分を思い返しながらにかりと歯を見せる満面の笑みでピースサインをし )
>>534 羅雪様
そうー?ぼくはいいと思ったり思わなかったり思ったり…
( 首を傾げる角度をだんだん深くしていき、体も横に折り曲げ始めながら曖昧な言葉で )
>>534 かなかな君
そ、そう!…だよな…!人が死んでなんてないよな…!は、はは…
( 若干片言になりながらもガチガチに体を強ばらせて、右手と右足を同時に前に出しながら無理に作り笑いを出し )
>>534 突麗君