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536: 狼谷 りりあ ◆uY:2020/02/03(月) 22:40



 あなたってこの実態によく怯えないのね

 ( 拒むこともなく嫌がる素振りを見せない彼に咄嗟に掴んでしまったのは失態だった、とパっと手を離す。普段異性と接しないからか自分でしたことにも関わらずカッと顔が赤くなったが、それを隠すように早歩きで歩く。教室まで近づくとまたもや謎の声がしてピタリと止まる。沈黙もなんだかな、と気まずい雰囲気になったところでスピーカーから聞こえた放送を話題にだして )

 >>517/虚凛くん

 ( 彼の笑顔に作り物っぽいと内心思いながらも急かすように零れる言葉にそうね、と頷いた。いきなり彼の胸に当てられて反射的に手を離して心臓がバクバクとなるのが相手に伝わってしまいそうで恐怖と自己嫌悪が体の中を駆け巡る。…彼女の死体を一目見た彼の言葉にはあの事件にも賞賛しているようで無性に彼を苦しませてやりたいといら立った。教室の目の前までくるとガラっとドアを開きながら得意げに )

 そういえば私竹刀持ってるの。あなたが打ち倒されたら私が助けられるわね

 >>521/瑠璃川くん

 


虚凛・鶴也◆f1.:2020/02/04(火) 02:52 [返信]


…でも、でもね
( ふわふわと、白昼夢を見ているような脳の中、はつきりと浮かんでくる光景がある。それが何か、何かと探るうち紅潮していた頬は次第に色を失っていき、冷や汗と共に視線は定まらなくなっていく。現実を確かめるように、暗闇の中で手を伸ばすように彼の肩を握る力を強めるも、それも無意識なのだろう、荒い呼吸を整えることをせず )

…る、り…瑠璃、瑠璃川君、は…昔さ、お友達とかいたの。ご両親の友人は?幼馴染は?兄弟は?
( 縺れる舌で奮闘し、やっと普通に話せるようになった時にはそんな当たり障りのない質問を。額を拭って、まだ顔は青ざめていながらもよーく頑張った作り笑い )

>>532 瑠璃川君

え、あー…
( 不味ったな、と痛いところを突かれ、言葉にならない声を上げる。なんとか誤魔化しきれないものかと瞬時に思考を巡らせるがまあこんな返答に詰まってる時点で無理だ、と観念し。まだまだだなぁ、と胸中では悔しがりながらも顔をあげると、腕組み尊大なポーズに力いっぱいのドヤ顔でキメて )

バレたバレた!ケケーッ、今までは演技だったのさァ!!
( そう言い放つとふふん!と得意げに鼻を鳴らす。しかし脳内ではバレませんようにと情けなくも願っていて )

>>536 狼谷様

お、じゃー言ってみようぜ!
( 先程の自分を思い返しながらにかりと歯を見せる満面の笑みでピースサインをし )

>>534 羅雪様

そうー?ぼくはいいと思ったり思わなかったり思ったり…
( 首を傾げる角度をだんだん深くしていき、体も横に折り曲げ始めながら曖昧な言葉で )

>>534 かなかな君

そ、そう!…だよな…!人が死んでなんてないよな…!は、はは…
( 若干片言になりながらもガチガチに体を強ばらせて、右手と右足を同時に前に出しながら無理に作り笑いを出し )

>>534 突麗君


 瑠璃川 かなめ ◆YQ:2020/02/05(水) 22:58 [返信]


  おっと、怖いご令嬢ですね貴女は

  ( 妙な自信を溢れ出させさらっと自らが武器を所有していると意気揚々語っている狼谷を見、ギョッとし瞳を飛び出させたのだがそれは悟られないようにと普段の笑顔に戻る。しかしこれは誰がどう見てもどこか引きつっている不自然なまでの表情であり、それを自覚しているにも関わらず彼女の身から放たれる気迫に押され直すことができないのをもどかしく、そして苛立たしく思っている。…ドチクショウ、この女完全にこの状況下で征服欲がキマってやがる…色々な意味でただもんじゃねェな。今は素直に従っておくか。 )

  >>536/狼谷さん

  勿論いましたよ?今はもういませんが。大切な人じゃないので記憶から消えちゃって、すみませんね。

  ( 思い出したくもないのだろうか。早口で捲し立てるように謝罪とともに二言だけ事実を述べると、それ以降はプイッとそっぽを向いてしまう。眉を下げて嗤っている彼は特に悲観に暮れているという訳ではないが、どこかその姿には哀愁が漂っているように見える。大切な人、なんて正直あんまり作りたくないんですけど。あの人と約束しちゃいましたからね。 )

  >>541/虚凜さん
 


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