さすがにそれは違うよ。
( 心外だと言わんばかりに眉間に皺を寄せれば、拗ねたように唇を尖らせながら瑠璃川から顔を逸らし、少し俯き気味で。名ばかり聞けば腹が鳴りそうな程心惹かれるものがあるが、姿形は完全に食べられるものでは無い“それら”に思いを馳せては。先程まで架空の物に恋しさを感じ一人で話していたのは自分の癖にそうだといいなぁ、と何処か上の空な返事を寄越して )
悲しいけど、嫌なら仕方が無いですね。母上からも「人が傷つくことはするな」と教わりましたから…
( しょんぼりと眉を下げ涙を拭いながらも白紙のノートを見れば、何かを思いつき鼻息を歌いながら鉛筆でノートに描き始め。迷いなく線を引いていけば“何描いてるか当ててみてよ”とノートを隠すように抱き抱え )
>>645 Good morning 瑠璃川君
あら、違いましたか。まさに言い表すのにピッタリな言葉だと思いましたが。
( 口元に傷一つないまっさらな手を当ててまあ、とまるで婦人がホラー映画のショッキングなシーンを見た時のように大袈裟に驚いた振りをすれば、俯いて自らの予想が外れていた事に軽く高貴を気取る彼らしくない舌打ちを一つ咬ませば、すぐに顔を上げてステイステイですよ虚凜クン、と先ほどまで自分も落ち込んだ雰囲気に感化されていたにも関わらず両手を翳して宥めすかして。甘くてクドいのが君は好きなんですか、と蓼食う虫を見るような眼で彼を見つめては )
どうでしょうね、少なくとも貴方が素直に親の言いつけを守るようなタイプには思えません
( 彼のことだからきっとまた不思議なものを書いているのだろうな、と想い起こしては“さぁね、象か兎でも描かれてるんではないでしょうか“と当てずっぽうでアレコレ動物の名前を挙げていけば、告げられる正解を待ち望んで )
>>646/bad boy 虚凜クン