全然違うよ、正解はね…
( “子供の頃も大人しかったよ”と自分のしたことを誇って親からの褒め言葉を待つ子供のように胸を張り、ノートは片手に持ち鉛筆をポケットに詰めれば腰に手を当て。おっとこんな事に時間を割いてる暇はないとノートを持ち直せばにたにたと口角を上げ、目を細めてお手本のように得意気な顔を見せ上記、描いたものを相手に見せようとし、鮮やかな青やどどめ色が顔を覗かせるが )
…ん、あれ?
( 廊下の奥、階段がある位置を目を細めてじぃっと見ては指を指し。階段の奥から伸びるようになっている為上半分は見えないが白い何かがあり、ぱたぱたと小走りで近寄れば顔を顰め彼のところに戻れば“あったよ”と小声で )
>>647 god girl かなめ
それが罠だったら、あなたも危ないのだけれど…
( 自分では臆してしまい拾うことの叶わなかった紙を、忠告をしながらも拾った彼に苦笑いを向けながらも。“体は大切にしなければいけないのよ”と説法を解くように言えば、軽く身を屈めて紙を覗き込み )
>>648 武亮様
( / いえいえ〜!大丈夫ですよ〜! )
他人の死体様が発見されましたか、それはそれは丁重にお飾り付けしなければ。
( それは呆れるほどに耽美で、清々しいほど瑠璃川であった。優雅に美しい姿勢で目の前で蠢くそれに歩みを順調に進め、その細っこい手のひらで嫌悪感を醸し出すこともなくひたすらに弄り続ける。顔には布が被せられていて誰かは判らないが、胸の膨らみがほんの少し感じられることから恐らく女性だ。手早く腐り落ちてしまう前に胸ポケットから装飾品の幾つかを取り出せば、まるで幼子のように小さな体躯をしているこの女性に似合うだろう物を見繕う。そして濁り味のない真珠を複数個と淡い色合いの貝殻達、最後に水色のレースリボンを選び取れば針等を扱い器用に死体に繋ぎ止めていく。…暫く経った時、虚凜のその瞳に映るのは…贅沢に様々な意匠が施された美しい『 ナニか 』だろう )
さぁてと、死体様に魔法をかけてあげましたあ。
( 間延びするような語尾を湛えたまま、彼は動揺することもなくそう言い終える )
>>649/俺の世界へようこそ、虚凜クン