やめろ
( べちん、と音が鳴るほど強く破片を拾い集める彼の手先を思い切り持ち上げてから叩けば、先ほどまでは蒼白し切っていた顔を赤くしてポロポロ、とらしくもなく涙を零せば唇を悔しげに唇を噛み締め、“返せよ“と小声でぶつぶつと呪詛みたく言い続ける。これだから自分以外の芸術家は嫌いなンだ、とすっかり元々の敬語口調は崩れ果て、口角を無理やり上げて捨て台詞の様にこう吐き捨てる )
…あ、貴方みたいなのが触ったら、手垢がついちゃうじゃないですか
>>675/…
…上から目線がきらいだ、やめろ
( 目には目を歯には歯を、命令で返す。べちんと弾かれた手は冬場の水に浸したように赤に染まり、じんじんと柔い痛みを訴えてくる。他の芸術家…というか人間を見下した様な言い分にさらにギリギリと怒りは溜まるがキャラクターを作らなくなった彼を見つめ、もう言
っても無駄なのだろうか、そんな事を考えながら瑠璃川を見つめ )
うるせぇ、カッコつけんなよ…
>>676 瑠璃川かなめ
は、はは…こんな所で寝んなよ…身体冷えてるじゃねぇか……
( もう動かない彼女の肩を持ち、まるで寝てしまった人に話しかけるように言う。曇ってしまった瞳にはもう正常な判断をする余力も精神も持ち合わせてない事が伺える。背後に近付いてきた虚凛に気が付かない程の気の動転。ゆすゆすと、体をゆさぶれど彼女はもう目覚めるはずもないのに、声をかけ続ける。 )
なんかブランケットとか無いのか…?風邪引いちまう…
>>677 虚凛
…私のお父さんとお母さんは、楽園に行きました。
( スルリ、と鶴也の手を解き、屋上に続く階段を上がり、数段上がったところで座り込む。まるで御伽話を子供に聞かせるような、優しい声で過去を話す。到底、この感情も、感覚も、誰も分からないのだろう。分からなくていい、お前らには私には分からない。 )
お父さんとお母さんは別々に愛する人を作って楽園に旅立ちました…
( 笑いたければ笑えばいい。曇りなき眼で彼を見る )
>>677 鶴也現離くん
えへへ、よ、よろしくね、鶴也くん…
( おずおずと、差し出された右手に答えるように両手で握る。初めての感覚。握手も友達も人といて面白いと思えたなんて昂ぶっていく気持ちが抑えきれないと言わんばかりにニヘニヘと表情筋を緩めまくってしまう。ふと、彼は何故自分に話しかけてくれたのだろうか、首を傾げながら相手を見遣り )
ど、どうして、鶴也くんは僕に話しかけてくれたの…?
>>677 鶴也くん
( /天川で絡みます~! )
( 学校を探索、といえば聞こえは良いが実際のところブラブラと散策と言ったほうが当たりだろう。しかしここに来るまでに誰にも会っていない。皆殺されてしまったのかそれともビビって教室から出てこないのか、何方にせよお気楽クラスに居るのは息が詰まるし何より辛い。誰もいない廊下を渡りきろうとしたその時、自分より遥かに大きい人にぶつかり、尻もちをつく。これがもし例の放送で聞いたあいつだったら殺される。反射的に受け身をとり睨みつける )
だっ、誰だ…ッ!!
>>684 柴田さん