>>55 ヴィオレッタ
「…はい、!…ええ。…床の点検も兼ねてますし…石ころや埃なんかで転んだらいけないですから…」
(しゃがみ込み掃除をしていて、かけられた声に顔を上げるものの背の高い彼に視線を仰ぐのは首が疲れて、無意識にまた目線を床に落とし、集めたゴミをちりとりへ集めて袋に入れながらも独り言が聞かれただろうかと恥ずかしそうにしながらそう答えると、丸めた背中を伸ばすように、ゆっくりと立ち上がって
拾ったもの…とポケットに手を入れて、いろいろと入れっぱなしにしたものを手のひらに出すと見せるように差し出して)
「えっと……面白いかどうかはわかりませんが…
………新品そうな釘………に、
衣装から落ちたらしいスパンコールのかけら
それから、誰かのボタン……あと小さな羽飾り…かな…?…
あ、あと……拾ったものでなく見たものですが
大きな蜘蛛と掃除中に出会いましたよ……」
アムネリス/
カラスって何でも食べるらしいよ!近くで見ると結構カワイイし…
(クスクス笑いながらミレンは真っ黒だしねー、続け。金色の腕時計を見ながら、頭の中でもう一度今日の予定は多分何にも無かったはず、と確認するとパッと明るい声色で)
今日、服とか買いたいから付き合ってくれない?副団長命令!
(外の雨か窓ガラスに写った自分の姿を見ているのか、顔を外に向け髪を弄りながら好きなんだ、と呟くと、己よりもかなり小柄な彼女に目線を合わせるように少し頭を下げ)
僕って癖っ毛だからさ、雨だと広がるから嫌いなんだよねえ。タカナシはなんで好きなの?
>>60 タカナシ
>>56 ミレン
ヴィオレッタ/
真面目だなあ… 誰も掃除しないから汚いもんな、
(マメさに感心しながら、窓のサッシを指でスーッとなぞり、指先に付着した埃を見てうわ、と呟くとスラックスで払い、蜘蛛やら釘やら聞くとウッと顔を顰めながら相手の手のひらを見、スパンコール等をひょいとつまみあげ)
でかい蜘蛛と釘?危な… こういう細々した小物って子どもの頃の宝探しとか思い出して好きなんだよな
>>57 ヴォルネ
おお、良かった…
(紙の束をバサバサと振り、ホコリを落としながら相手に渡し、目が合うとごにょごにょと照れくさそうにしながら、目線を泳がせ呟く。)
こんなにたくさん、すごいんだな…なんというか、発想力が…
>>59 イヴ