>>130 (上原さん)
(交流しようという気も無かった生徒達の顔を薄らぼんやりと思い出せば、特段死んだ事に対して悲しみの感情は浮かばないはずだと思っていたのに、いたむ胸があって、きっと自分にもその何者かの脅威がある事への不満や不安や恐怖だろうと片付け、相手の柔らかな笑みに少し不安が掻き消されつつ、見渡して近くにある水道を視界に入れ、答えを聞くとウエストポーチから着々と用意をしだし白い布手袋の上に使い捨てのナイロン手袋をつけて、持ち運びサイズの消臭スプレーと消毒用アルコール、それから汚れた物を捨てるとき用の黒い小さめのビニール袋を出しつつ、先にビニール袋を差し出し)
「ちゃんと汚れとれました?…
でしたら、このビニール袋に入れてゴミ箱に捨てましょう…?、
…あと、…他人の血液ですし、
衛生的にも、感染症とか怖いので…手を洗った方がいいですね…」
うん、まだ見てない階もあるけど…
(顎をぽりぽり掻き、うーん、と口をへの字に曲げ。わあ、いいのか?と嬉しそうに言うとカウンターから目を逸らし少しきょろきょろと。後ろにあった机から椅子を下ろし、カウンターに入り込み春太郎の横にがこん、と椅子を置き、横良いか?と尋ねながらお菓子を見ると、目をきらきらさせありがたそうに手を合わせ)
あっ、食べる食べる!しょっぱいのが良いなあ…
>>133 百瀬
そうだね、俺もだいぶ歩いたからどっかで休みたい…
(歩きながら、顔を強ばらせている彼女を見て怖がらせてしまった、と少し落ち込んでしまい。何か少しでも怖い事から意識を逸らせないか、と頭を捻らせ、そういえば、とふと浮かんだ疑問を、小柄な相手に目線を合わせるように腰を落とし)
そういえば、なんでうちの校内にいたの?転校…とかじゃないよね?
>>143 ミナギちゃん
お前のそれにも慣れてきたなあ…
(くるくると表情を変えながら捲し立ててくる虚凛を、机に腰掛け腕を組みながらやれやれ、といった表情で聞き流しながら半笑いで。近づけられた顔を見れば、変なやつなのにやっぱり顔が綺麗なのが腹立つなあ、とちょっとムッとする。明るい笑顔の彼が何となく不憫に思えてきて、手を相手の方に伸ばし)
塗り替えたってことは本当は怖いんだろ?普通にしようぜ、なんか楽しい話でもするか?
>>144 キング
モテれば良かったんだけどなあ!いっつも彼女に振られるんだよなあ…
(褒めちぎられて照れくさそうに顎を指でさすり、告白もしてないのに振られたり、重いという理由で振られたりした過去を思い出して腕を組んで空を見ながら悔しそうな表情で。「なんだかんだワルっぽいやつがモテるよ…大神さんとか彼女いないの?」と聞き。)
動物めっちゃ好きじゃん! 柴犬とか飼いたいんだよね、アホっぽい犬が好きでさあ
(昔近所に住んでた太った柴犬を思い出しながら、キャッキャと話す相手を見ればやっぱり犬っぽい、と思って笑いながら)
>>137 オオカミさん
ええ、そうね…
(適当な事を言ったはいいが、校内に足を踏み入れると異様にどんよりとした雰囲気と異臭にやっぱりおかしい、と冷や汗が背中を伝う。自分が率先して前を歩くのが怖く、相手の背中に隠れるように後ろに行き、緊張を紛らわせたくて何か話でもしようと)
結構背、高いですよね。何年生なんですか?
>>137 男子生徒(来夏くん)
本当に準備がいいのねえ、随分綺麗好きみたいね?
(次々とウエストポーチから出てくる衛生用品を見ると、思った以上の潔癖加減に目を丸くし。問いかけに概ねはね、と答え。ふと相手の足元を見るとズボンの裾に少しだけ血が跳ね返っているのが目につき)
そうですね、傷口から入ると怖いし…
あなたもそこ、靴と裾…少し汚れているけど気にならないの?
>>138 男子生徒さん(狐雨くん)
あら、ご両親は?地方から出てきたんですか?
(自分も両親と暮らしていないが、同年代で子どもだけ、というのは珍しいので気になって。大方、地元から出てきて誰かとシェアハウスでもしているのだろうと思い、軽い感じで尋ねる。やたらと和洋折衷な犬の名前も気になるが、後で聞けばいいや、と。手を胸に当て、首を小さく傾げながら自分より少し目線の高い相手を真っ直ぐ見つめながら)
そうですね、私の名前は上原志貴、2年生です。
…もしかしたら、名前くらいは聞いた事あるかもしれませんね、有名人ですから、私。
>>144 男子生徒(鶴也くん)