【 こちらこそよろしくお願いします...! 】
!!やや...なんてキレーなお姉さん!
( 周りに聞こえるようなわざとらしい独り言を言って前を見てみると、そこには綺麗なお姉さん。ぱあぁ、と顔を輝かせると心の中で思ったことをそのまま口に出し。こんなチャンス今後あるか分からない。傘を差し出してくれるところ優しい人だろうと考え、呆れられるのを覚悟に今の状況を話す。もしかしたら食べさせてくれるかもしれない、と相手を期待する目で見つめながら。 )
あのぅ...実は俺、家ないんスよね。俗に言うホームレスってやつ?だから、泊めてくれる人探してて...今までは友達の家頼ってたんだけど、なんかそろそろ真面目にやばい的な?
>>27 キレーなお姉さん
( 綺麗なお姉さん、なんて言われたことがないからぽぽぽ、と分かりやすく顔を赤くして。落ち着く為に軽く咳払いをしては静かに彼の話を聴き、ふぅんと素っ気なくひと言。その期待に満ちた目から逃れるように少し目を泳がせると、考え込むように伏せて。全く知らない人を泊めるってどうなのかしら。でも此処に置き去りにしたら風邪ひいちゃうだろうし…。相手の横に片手に持っていた袋をそっと置くと、もう片方の手にある袋を持ち直し。に、と笑っては身を翻して。)
そっちの袋、卵が入ってるから慎重に持ってちょうだいね。ほら、行くわよ
>>28 ホームレスくん
…、は、ち、ちょっと…! 写真があるならもっと早く見せなさいよ!
( 見覚えのある顔に、目を見開いては慌てた様子で半ば叫ぶように。匿った子が本当に凶悪犯だろうとそうでなかろうと、匿ったからには守り通すつもりらしく。半ば叫ぶように言ったあと、慌てて窓際へ駆け寄って外の様子を見るような素振りをして。それから、人で賑わっているもっと街中へ続く方角を指差しては早く捕まえないと、と急かすように言って。)
その子、街の方へ向かっていたわ。随分急いでるみたいだったから何事かと思ってたけど…。
>>29 謎の男