( 綺麗なお姉さん、なんて言われたことがないからぽぽぽ、と分かりやすく顔を赤くして。落ち着く為に軽く咳払いをしては静かに彼の話を聴き、ふぅんと素っ気なくひと言。その期待に満ちた目から逃れるように少し目を泳がせると、考え込むように伏せて。全く知らない人を泊めるってどうなのかしら。でも此処に置き去りにしたら風邪ひいちゃうだろうし…。相手の横に片手に持っていた袋をそっと置くと、もう片方の手にある袋を持ち直し。に、と笑っては身を翻して。)
そっちの袋、卵が入ってるから慎重に持ってちょうだいね。ほら、行くわよ
>>28 ホームレスくん
…、は、ち、ちょっと…! 写真があるならもっと早く見せなさいよ!
( 見覚えのある顔に、目を見開いては慌てた様子で半ば叫ぶように。匿った子が本当に凶悪犯だろうとそうでなかろうと、匿ったからには守り通すつもりらしく。半ば叫ぶように言ったあと、慌てて窓際へ駆け寄って外の様子を見るような素振りをして。それから、人で賑わっているもっと街中へ続く方角を指差しては早く捕まえないと、と急かすように言って。)
その子、街の方へ向かっていたわ。随分急いでるみたいだったから何事かと思ってたけど…。
>>29 謎の男
!?...どこ、誰の声!?
( 突然聞こえてきた声にあたりを見回す。しかしその声の主と思われる人影はない。出てこいと言うように立ち上がって大きな声を上げる。顔に浮かべる表情は、お姉さんとの会話を邪魔された怒りではなく、何か嫌な予感を感じ取った不安。 )
>>29 ?
( 静かに聞く相手に、これは無理そうだなと下を向く。これからどうしようかな、といろいろ考えていると横に何かが置かれた気配。優しい人だからきっと食べ物でも置いていってくれたんだと思い、お礼を言おうと彼女の方を見ると、思いがけない希望の言葉。慌ててかつ慎重にビニール袋を持つと彼女の後を追いかけ。 )
えっと...泊めてくれるってことでいいんだよね?
>>30 キレーなお姉さん