……へぇ、この世界にも並行世界という概念が存在していただなんて。
( オラトリオが持ち込んだ書物、別世界の大きな存在。その言葉に目をぱちぱちと、少し驚いたように唇が薄らと開き。しかしすぐにいつもの表情になると「いや、元々君たちの存在が現れ始めた時点で予測不可能な事の連続か。」と自己解決。どうやら受け入れと理解が早いらしい。 )
超特例、ははっ。確かにそうだね。
じゃあ、君たちの他のもう2体…オラトリオ・ハーヴァーと、ロンド・エルドラド。そっちにも話を通しておいて欲しいな。
__…面倒な役目だろうと、喜んで引き受けるよ。
( 一連の説明を聞き、持ちかけられた提案。本来収容する側とされなければいけない側で手を組むなんて確かに異例であり、本人はその事実に寧ろ楽しそうに笑って。お仲間への説明は自分ではない方がいいだろうと判断し、相手に仲間への説明を頼めば、静かに目を閉じて。少し間を置いて開かれた瞳には、強い意志が映っていた。…ふと、ミサとノクターンに視線を向ければ「それで、その役目って、僕は具体的には何を?」と質問し )
>>54 ノクターン、ミサ
あぁ、ほらぁ。そのヒールでそんな歩き方してたら危ないって思ったんです。
…怪我は?痛めた所はありますか?
( 素晴らしいともいえる大転倒をかました彼女を見れば困ったような笑みを浮かべ。少し小言を挟めば素早く相手の横にしゃがみ、なるべく力を弱めながら手を取り少し体勢を直す手伝いをして。怪我をしたかと訊く彼の顔は真剣そのもの。…どうやら本心から多少の心配をしているらしい。 )
貴方という存在はこの世界において大きい。その力も頭脳も、貴方自身そのものを必要としてる人は多いんですよ。
( 「もっと自分を大切に、怪我しないように。ね?」と優しい声音で述べればにこりと笑みを浮かべて。しかし、自分を大切に、という言葉だけ少し強調しているようにも聞こえた。心配故なのか、何かを見透かしているのか。その瞳からは心が掴みにくく。 )
>>55 アリアナ女王
ロ「2度同じ手を使う事は即ち凡策……。
こちらの番だ。……必殺剣、『旋』。」
(ロンドが呟いた瞬間にロンドは姿を消す。
すると、夥しい数の斬撃が箱へと襲いかかり、
それらは最早残骸とも呼べぬ黒い塵と化した。)
ロ「さて……そろそろ私も攻めに……、ぬ?」
オ「ほう、漸く増援のお出ましという所か!
おい小娘、よもやお前がこうも幸運とはな!」
(2人が気付いたのは、こちらへ続々とやってくる、
アリアナを援護する為にやってきた機動部隊。
本格的な闘いの予感に、2人は目を見合わせる。
表情こそ読めない2人だが、その顔には心做しか
薄ら笑みを浮かべているかの様に感じられた。)
>>55 アリアナ
ノ「……説明はこちらでしておく。任せろ。」
ミ「ええ。……それで、ソイツへの対応だけど、
現れるのは書物に拠れば恐らく5日後。本来は
私達4人で片付けるつもりだったんだけれど、
アナタ達にも影響があるなら都合は良いわね。
それと、アナタに頼みたい事なんだけれど、
アナタ達の職員の中で戦える人員を選抜して、
無論なるべく手練をね。その子達には、
私達を筆頭にした部隊を新たに編成して貰うわ。」
ノ「建物の内か外か……どこから[判読不能]が
現れ出ずるかは知れぬ。しかし何処かには、
『赤い亀裂』があると、書物にはある……。」
ミ「私達とその部隊の目的は、『出処の捕捉』、
そして『ソイツの撃退若しくは滅殺』よ。」
(2人からレイへ、自分達の考える計画を伝える。
幾つもの世界を壊して回る存在に、彼らでさえ、
警戒の念を浮かべずには居られない様であった。)
>>56 レイ
「不覚じゃぁ……。
あ……こ、この程度で怪我をする妾ではないのじゃ!慣れておるし!
む……むぅ……そうか…?」
(手を貸されると素直にその手を取って体勢を立て直す。
なんとか改めて虚勢を張ろうとするものの、相手の真剣な瞳を見てはその調子も崩れ、しおらしく話を聞いて)
>>56 レイさん
「それはそうじゃろうな……!
!だが天は妾に味方したようじゃな!
皆のもの!行くぞ!!」
(あっさりと箱を消し去られると悔しそうに歯噛みする。
けれども増援の存在に気づくと、増援たちの方まで下がりつつ周囲に箱を開かせて相手の動きに備える。
…一方彼女の胸中は増援たちの命の心配で埋まっていった。)
>>57 オラトリオさん、ロンドさん
「うむ、うむ、それで良い。ちゃんと地図を持っておるとは感心じゃ!」
(明らかに嬉しそうにしつつ、地図をじーっと見る。
どう見ても贔屓のしすぎなのでは?というほどアリアナは彼女を褒め称える。
……無論その真意はあの件が胸に引っかかっているからだ。
それから、では行こうか!と、ともに目的地まで行くことを促し)
>>60 いつみさん