【( 'ω')/ ハイ!】
『うーん……、へ?捕まえるって……わぷっ。』
(気持ちよく背伸びした彼女の顔へ飛び込む黒い兎。
慌ててべりっと引き剥がし、それが兎と気付く。)
『……あ、兎だ。ん……湿ってる、この兎?』
(インクで構成されているからか、触った感じも
液体感を感じる様であり、それでいてその兎は
本物の兎の様に活発で、動物と同じ様に触れる。)
『黒い兎……ちょっと、私に近い……かな。』
(兎のつぶらな瞳を見て、少し笑顔が零れた。)
>>33 姫宮
組織 …… 。はあ 、えぇと ……
( 慎重に関係を築く。その言葉が聞ければ何処か安心したように小さく息を吐いて。組織と聞いて身構えてしまったけれど、なんてことないかもしれない。監視も、先程のように異能力が暴走しないため或いは、暴走してしまった際に止める為のものなのだろう。聞き慣れない言葉に少し戸惑って曖昧に言葉を発してしまったけれど、青年の言葉を全て明るく良い方に受け取ったらしく。身寄りの無い子をただ引き受ける、そんな甘く優しい組織と捉えたよう。世間知らずもいいところである。)
ああ 。そういえば 、璃乃ちゃんの異能は無差別に人を ……
( 襲うんですか、と問おうとして少し口を噤む。思えば、あの異能の標的は私だった。私を殺せば済む話、大まかにはそんな発言をしていた気もする。ただ単に気に入らなかったのだろうか、私のことが。無差別にと言うよりは、確り目的を持って行動していたように思える。一人でむむむと首を傾げては目の前の青年を見て。『 誰かの命を奪うように指示している、…なんてあるわけないですよね 』と、半ば冗談に、そしてそんな発言をしてしまう自分に苦笑しつつ呟いて。)
>>34 青年 、
はあ〜ッ 、…… ありがとうございます 。助かりました
( とてとてと力なく、テラス席まで小走りで来れば膝に手を当てて。こんな長距離を走ることになるなんて。肩で息をすると、疲れ切った顔でなんとか笑顔を作りお礼を述べて。どうやら彼女に懐いた様子の黒兎を見ては、少し申し訳ないような表情浮かべて。お食事中に突っ込まなかっただけいいかもしれない。持ち帰るため、黒兎に手を差し伸べるも此方へくる気配はなく、弱ったように力無く笑っては。)
…… この子 、インクで作り出した子なのですが自我を持っているようなんです 。私の魔法も効かなくて ……
( 手のひらを数回動かすも兎に変化はなく。上記の言い訳を終えては、さらに付け加えるように。自分から逃げるなら、懐いている彼女に持ってもらえば魔法を解くことができると考えたようで。)
触れることさえ出来れば効くと思うんです 。申し訳ないのですが 、その子を逃げないように抱いていただけませんか
>>35 アリアナさん 、