(pl/リリィ本体様よろしくお願いいたします!とても可愛らしかったので意地悪ぽく絡んでしまいましたmm)
>>29
(リリィ・アーバスノット)
朝食は外にでも行ってみるか。
(_数回、瞬きをすれば瞳に降り注ぐのは淡い灰色におぼめく朝の最初の光。その輝きはまだ早朝であることを自分に感じさせた。少しの肌寒さを感じ、先ほどまで寝ていたベットから起き上がればいつものように、白い軍服に腕を通す。
まだ頭を蕩けさすような眠気を遮るように頭をかいていると、自室の窓の外は既の中心街は人がちらほらといる様が目に写る。
壺に貯められた水を手で掬い、顔を洗えば目が冴えてくる。流石は王族が用意した部屋、と言わんばかりの上質な布で顔を拭けば部屋を出て。
コツコツと長い廊下を進み、城の広間にある鏡で身を整えれば、淡く光る黄金色のサイドの髪をくるりと指で弄び。そのまま城の門外へと向かった。
門の外を見れば街の中心街がすぐに見え、いい匂いに誘われるままにそちらへと足を進める。
早朝のせいか、普段は声がごった返す中心街も人はまばら。仕事へ向かう人々向けの食事ができる店が盛り上がっているのが何軒かあるようだ。
どこの朝食に決めようか、とあたりをキョロキョロ見回せば、同じようにあたりを見回す1人の女性。自分とは真逆の白い髪を揺らしながら、明らかに困ったように見える姿。まだ時間は早朝、そこまで心配することはないが悪い男が寄ってくればのこのこと付いていきそうな雰囲気に小さくため息をつけば近付いて。)
アンタ、なにしてんの?
年頃の女が目に見えて困ってると、悪い男にひっかかるよ。
俺みたいな。
(女性にしては少し高めな身長に対して少し腰を屈め顔を近づけて。困ってる雰囲気を揶揄いたくなったのか、小さい頃から不気味がられてた血のように赤い瞳で見つめれば、いかにも噛みつきそうな犬歯を見せて話しかけ。
すぐに道案内するつもりだし、少しばかりからかっても問題ないだろうと小さく笑みを見せて。)
>>30-31 ▽ セオくん本体様、
【 / お気になさらないでください…!早速、絡ませていただきますね!返しにくい等ありましたら何なりとお申し付けください!何卒、宜しくお願い致します〜! 】
( 久方振りに街へ赴けば、なにやら熱い演説がそこかしこで行われている。少し前まで、こんなことはなかったのに。私もちゃんと聴くべきかしら。こてん、と軽く首を傾げては困ったように静かに笑って。魔術に自由を、かぁ。何度も聞こえるその言葉を胸に残したまま、演説者に背を向け歩き出す。向かうは、サンドイッチが美味しいとあるカフェ。週に一回は、このカフェの為だけに家を出るのだ。るるるん、足取り軽く思わず歌だって口遊んでしまう。上機嫌に店内へ入れば、仲良くなった店主に早くも珈琲を頼み。さて、何処の席にしようかしらと見渡したところで、見慣れない軍服姿の人物を捉えて。あれは、…隣国の方かしら。一応、と距離を置いて席に座れば、邪魔してはいけないと静かにしつつ、視線を外へ向けて。早くも、頼んでいた珈琲が来れば小さくお礼を述べ再び外を見る。ぼんやりと頬ずえをつき、空いた片手をくるりと回す。すると、ティースプーンがひとりでに動き始めて。視線と聴覚は外の演説に向けられ、その間ティースプーンは珈琲に砂糖を入れくるくると掻き混ぜ始める。王国中心街ならまだしも、ここならそこまで驚かれることでもない。当たり前のように魔術を用いながらポツリ呟いたそれは、演説を聞き流すことができなかった証拠で )
…私は間違っているのかしら
>>32 ▽ ダンデライオンさん
【 / わひゃ〜、絡みと有り難いお言葉ありがとうございます(o_ _)o ハッキリしない子ですが仲良くしてくださいませ…! 】
__え? ぁ、ええと、
( ずい、と目の前に広がった深紅に思わず身を引いて。別に嫌だったわけではなくて、慣れない距離感に戸惑ってしまっただけなのだけれど、傷付けてしまっただろうか。声を掛けられた驚きと戸惑いで、その瞳の奥を揺らがせると曖昧に笑いかけて。所謂愛想笑いと呼ばれるものを送る。どうか彼が、傷付いていませんように。心の中でひとつ祈って。さて、彼の言葉になんて返そうかと言葉を探す。態々、声を掛けて忠告までしてくれる方だ。悪い人ではないだろう。安易にそう決め付けると、)
心配してくださって、ありがとうございます。
( ふふ、と笑みを零しながらやっとの事で言葉を返して。改めて、彼の深紅の瞳を見詰め、全体的な雰囲気を掴もうと試みる。 あら、この方ってもしかして…。 見慣れない軍服に気付けば、一瞬ハッとし口許を手で隠す。王国の、…いえ、クレメイユ連邦の方かしら? どちらにせよ、お偉い人に迷惑を掛けてはいけないと思ったらしく。問題ないから心配はいらないと伝えたいけれど、実際、問題しかない状況に、上手く口が回らずあたふたと )
少し道に迷ってしまっただけで、一人でなんとかできますので…えぇと、その、…