>>74 ナタリー
エルザ
「え!どんな事があったの!?」
女王とアリスの二人を護衛するための編成が終わり、二人の傍に五人ずつ近衛兵が近付き、二人に会釈をする中、玉座から立ち上がったエルザが
「ぼ、棒2本で食べ物を食べることなんて出来るの!?スープを飲むときとかどうしているのかしら…」や、「木製の建物だと燃えてしまいそうだし、石よりも脆そう?」等と様々な不思議な点や感じを抱きながらも、ますます興味や関心を持ち始め、ニコニコと心から楽しそうに微笑みながらナタリーのジェスチャーを交えた説明を聞く。
エルザ
「不思議なものね……それに棒で食べるのだとしたら、やっぱり刺して食べるのかしら?あ、でもパスタを食べるときは巻き付けるのに便利そう……いえ、それだと持ち上げた時に手元に落ちて来そうだし……この王冠争奪戦が終わったら東洋にも本格的に進出してその文明や文化を調べましょうよ!」
この王冠争奪戦が終わり、白雪の国の軍事力と戦力、人魚の国の財力と叡智を手中に収め、揺るぎ無い強大な力を手に入れた暁には東洋に本格的に進出してその文明や文化を一緒に調べたいということを告げる。
女王は普段、他者に対して"命令"と言う形で出しているものの、一部の女王が信頼している者達に対してはこうして"お願い"や"約束"のようなものにしている。他国からの評価は独裁的な血も涙も無い強欲傲慢極まりない女王と言われる事が殆どだが、こうして身内に対しては人間らしい面を見せる事が多い。
>>76 ▼ エルザ
はい、そうしましょう!
( 少女の純粋な笑顔につられて、こちらもより一層楽しくなってきて。それから お願いという形をとるエルザに、慈しみの目を向ける。ああ、わたし達の女王様はなんて可愛らしいの!なぁんて心の中で叫びつつ。この約束を実現し、エルザを喜ばせる為にも此度の王冠争奪戦には何としてでも勝たなければと強く誓って。近衛兵に軽く目線を送り挨拶代わりとすれば、エルザをお城の外で開く茶会の場までエスコートし始め。近衛兵の仕事かもしれないけど、へへん、今日はわたしが可愛いエルザをエスコートするんだもんね!人前で気安く名前で呼べない代わりか、そんなことを考えているらしい。ゆるりと歩いていく中で、あ 、と小さく声を洩らせば再び彼女らしくジェスチャーを交える。こんなに忙しなく動くのは、彼女といられるのが楽しいからなんだけど本人はそれに気付かず。えへへと緩む表情そのまま、言葉を掛けていく。普段は紅茶を用意するわけだけれど、今回は緑茶を用意するつもりなのか。 )
本日のお茶会では、その東の国のお茶をご用意致しましょうか。香りが良く、健康にも良いらしいですよ〜!
>>77 ▼ 二尾の人魚サマ、
へぇ…! わぁ、すご〜く綺麗!
( かつてはいた、ぐぐんと高まるトキメキに胸を押さえて。昔はいたのね!ならきっと今もいるわ!なんて素敵なの〜!と普通に観光気分。たまたま高い位置にいたからか、エメラルドグリーンの海が見えたらしい。ぴょこぴょこと跳びながらはしゃぐ姿は最早支配者の片腕には見えず。けれど、時折鋭い視線をこの国内に向けているのもまた事実。相手の警戒心が解けていないのと同じように、此方も一応は偵察して続けていて。それでも、見慣れない出店にえへえへと幸せそうな表情浮かべていれば、こんな状況でありつつも観光客かと国民に声を掛けられる。きっと、戦争がはじまる前に来てくれた他国民程度にしか捉えられていないのだろう。行動がもう子供っぽいからね。態と愛想を振り撒いているのか、それともこの姿も本性であるのか。真偽はともかく、この国の住人と言葉を交わし、ちょいと手荷物が増えた状態で支配者の元へ戻ってくれば呑気にまた話し掛ける。そこまで重要な情報では無いとしても、国民からちゃっかり情報を得ているようで )
ふふ、気さくで優しい人が多いですね〜! 今年の真珠は例年と比べてかなり質が高いらしいですよ!良かったですね