>>66 ▼ チェシャ猫クン、
(/ はわ〜っ、そういって頂けると助かります…!こちらこそよろしくお願い致します〜! )
まぁ!失礼な野良猫ちゃんだこと!
( 食事と寝床を提供するだけじゃない!それに何ですか、ご機嫌取りって!腕を組んでぷくーっと頬を膨らます。わたし、怒ってるんですよ。なぁんてぷんすこ。別に怒ってるわけじゃないって、…まあ伝わるよね。って、ここでこんなことしてても意味無いか。ふっと軽く息を吐いて腕組みを解くと、彼の質問に答えることにして。軽く体の後ろで手を組み、一歩下がれば空を見上げる。漆黒の空と煌めく星。そこに鎮座するまあるく大きな月。どうやら今日は満月らしい。一歩下がれば、彼にも良く見えるよね。白銀にみえるその月を目に焼き付けるように暫く見てから、ゆるりと視線を彼に移す。蠱惑的に笑うと真っ直ぐに彼の瞳を見つめ、答えを口にし。本当は、闇夜に紛れて女王サマに牙を剥く輩がいないか見廻ってたわけだけれど )
ご主人様は今、夢の中なの。わたしはお月様に挨拶をしに来ていただけよ
>>68 ▼ エルザ
わたしも詳しいことは分からないのですが…先日驚いたことがありましたよ
( 人差し指を唇に添え、ふむむと考え込み。東洋の文化についてはまだ自分も聞き齧った程度で、正確に伝えられるかといえばそうではなく。これからお茶会をするようだし、食に関する違いなんてあったかしらと記憶を辿る。あ、そういえばこの前視察で出向いた時、東のとある国では棒2本で食事をしていたような。器用にそれらを操り、食べ物を挟むようにして口に運ぶ。建物も、木造のものが多かった。瞼を閉じ、やや唸りながら言葉を並べていく。見様見真似で箸をもつポーズをとると、ジェスチャーを交えつつ見た事を話し始め。徐々に甦る記憶に、自由奔放な彼女らしく不思議そうに首を傾げ疑問を口にする。下記述べ終われば、にこりと笑って「 食に関してはそんな違いが見受けられました 」なんてまとめて。 )
わたし達は食事の際にフォークやナイフを使いますが、棒2本を巧みに操り食す人達がいるようです。 ひとつのテーブルにまとめて料理が出されていて … あれ口の中で味が混ざらないのかしら … ?
>>74 ナタリー
エルザ
「え!どんな事があったの!?」
女王とアリスの二人を護衛するための編成が終わり、二人の傍に五人ずつ近衛兵が近付き、二人に会釈をする中、玉座から立ち上がったエルザが
「ぼ、棒2本で食べ物を食べることなんて出来るの!?スープを飲むときとかどうしているのかしら…」や、「木製の建物だと燃えてしまいそうだし、石よりも脆そう?」等と様々な不思議な点や感じを抱きながらも、ますます興味や関心を持ち始め、ニコニコと心から楽しそうに微笑みながらナタリーのジェスチャーを交えた説明を聞く。
エルザ
「不思議なものね……それに棒で食べるのだとしたら、やっぱり刺して食べるのかしら?あ、でもパスタを食べるときは巻き付けるのに便利そう……いえ、それだと持ち上げた時に手元に落ちて来そうだし……この王冠争奪戦が終わったら東洋にも本格的に進出してその文明や文化を調べましょうよ!」
この王冠争奪戦が終わり、白雪の国の軍事力と戦力、人魚の国の財力と叡智を手中に収め、揺るぎ無い強大な力を手に入れた暁には東洋に本格的に進出してその文明や文化を一緒に調べたいということを告げる。
女王は普段、他者に対して"命令"と言う形で出しているものの、一部の女王が信頼している者達に対してはこうして"お願い"や"約束"のようなものにしている。他国からの評価は独裁的な血も涙も無い強欲傲慢極まりない女王と言われる事が殆どだが、こうして身内に対しては人間らしい面を見せる事が多い。
>>74 / Natalie ・ 異世界のアリス
野良猫はご主人様にしか礼を尽くせないんでね。
(態とらしい仕草にはおどけた様子で肩を竦め、釣られるように暗闇に浮かぶ月を見上げる。現在最有力候補として上げられている国を治めているのは幼い暴君。名君とは程遠く、このまま全ての王冠を手にした時、国の未来はどうなるのかと想像する。けれど、野良猫にとってはやはり取るに足らない事。何処にも属せず、家を持たない野良猫にとっては関係のない話。だから、彼女の真意がどうであれ、それは関係のない話。深く溜息を一つ。今夜は宿探しを諦めて、朝までの暇潰しに切り替える。暇潰しがてら、秘密のお茶会にでもアリスを連れて行ってみようか。幼い少女に内緒話でもするように、野良猫はニヤリと笑う。きっと彼女なら、滅茶苦茶にしてくれるだろう。そんな期待を胸に、エスコートをするよう手を差し出した。)
……ああ、そう言えば。ハートのジャックが女王のパイを盗もうと、今夜秘密のお茶会を開くとか。アリスもどうだい?早く行かないと紅茶が冷めてしまいそうだ。
>>75 / セリリ ・ 二尾の人魚
(一先ずは邪険に扱われる事のない事に小さく安堵の息を吐く。適当な真実と嘘を織り交ぜて、振る舞うのは無害な記者。今日は爪を立てるつもりも、牙を剥くつもりもない。普段から所持している偽造の名刺を差し出し、多少の信頼を得るべくこちらの身分を証明する。まずは当たり障りのない事から。今回は敢えて深入りする必要はない。普段の野良猫の姿を知る人からは想像出来ないであろう人の良さそうな、そして気の弱そうな不器用な笑顔を被って相手の表情を伺うように首を傾げ。)
私はQueen of Heartから来た記者のチェシアです。今、移住を考える人の為の記事を書くべく様々な国へ取材に回っていまして。…良ければ、お話を聞かせて頂けませんか?