>>178
狼谷
「ん?そんなに吸ってたか?
って、その傷……大丈夫か?」
書類内容に集中していた事もあり、桜空に声をかけられるまで無意識の内に煙草を吸っていた事に気付かず、山盛りになった吸殻の山を見て少し驚くものの、視線を相手に戻すと、右肩には細胞が壊死したと思われる箇所が目に入る……
メディカルマシーンは異能による再生には及ばないものの、体細胞の新陳代謝を促進させて外傷やダメージを修復させるものであり、銃弾や火傷は勿論、並みの異能攻撃でも完治させる事が出来るのだが、それでも完全には治すことの出来ない程のダメージ……
そこから推測するにおそらくは皮膚の深部……皮下組織まで壊死してしまっているのだと思われ、どう見ても大丈夫な様子ではないのだが、安否を気遣う言葉を掛けてみる。
桜空「あぁ、特に今のところ、これといって以上はない・・・・・あの治療マシンももう長年使っているからな、完治できないこともあるだろ」
(そう言うと「それじゃあ、早速本題に入ろうか・・・・・」と、狼谷に持ちかける・・・・・
組織の存続がかかっていることから、自分の傷など今気にしている余裕はなく、八咫烏についての情報を頭に入れることが最優先だと考える・・・・・)
>>179