>>215
剱鴉
「緋染。お前はもう少し緊張感と言うものを持った方がいい。」
壁に背を預け、両腕を組んだままの状態で応える。
小柄な剱鴉に見合わない長大な刀であるものの、それを自在に振るうことで絶大なリーチを持つ。これまでこの刀の長さについて不便に思ったことはなく、それどころか底抜けに陽気に話している彼を見て思わずそう呟く。
悠矢「緊張感っつってもさぁ〜・・・・・俺達、ピンチになったことないじゃん?この前だって逃げられはしたけど圧勝だったし・・・・・」
(そう言うと、氷華の方を見て「ところでさぁ、氷華ちゃん何してたの?なんか時々どっか行ってるっぽいじゃん?」と、神出鬼没な悠矢でも流石に氷華がどこへ出向いていたのかは知らなかったらしく、この前の報酬をねだった時のように、しつこく聞き始めてくる・・・・・
八咫烏は個性的なメンバーが多いが、悠矢の場合は個性的というか、めんどくさくてしつこくて厄介である)
>>218