>>239
氷華
「そこまでよ。
その娘は見たところ学生でしょう?
治安を守るものとして見逃せないわ。」
氷華はチンピラの一人の肩に右手を乗せて注意すると同時に夕渚を店内に入れる前に制止させようとする。明らかに違法な春売り斡旋である事はわかっている事から相手が確信犯である事はわかっているものの、それでもまだ、この頃の氷華はいきなり相手の命を奪うことはせず、せいぜい注意して犯罪の抑止しようとする。
もっとも……制止を幾ら促したところで根っからの悪人は改心せず、聞く耳すら持たない訳だが……
金髪男「あ?なんだてめぇは?」
サングラス男「コイツのダチか?なんならてめぇも入れてやってもいいんだぞ?」
(治安を守るもの、とはいうものの、どう見ても治安を守っているような年齢には見えず、もっと言えば勧誘した夕渚と同い年ぐらいにも見えることから、氷華の言っていることはただの強がりで、友達を救いにでも来た命知らずの馬鹿な友達だろうというとてつもなく愚かな勘違いをする・・・・・)
>>240