【 不慣れですが絡み文投下いたします。】
(八咫烏拠点、日が最も高く昇るお昼時にて。薄暗い廊下を無我夢中に走る少女がひとり。その小さな腕には、持てる分いっぱいの書類を抱えていて。これを提出したらお昼ご飯と考えていたものの…どうやらこの広いビル内で迷子になってしまったらしく。徐々に走る速度を緩め、むゆんと眉を下げては目に溜まる涙が零れないように我慢し。)
ノエル、こんな所で挫けるわけにはいかないのです
>>おーるさま
氷華
「こんにちは……随分と大変そうだけど、私も手伝いましょうか?」
現状では自分が動かなければならない程の多きな犯罪組織や、大規模な犯罪行為も確認されていないことから、気晴らしを兼ねて拠点の中を歩いて回っていたところ、山のような書類を抱えて歩いているノエル(白鴉)の姿が目に映る。
フラフラとあちこちを歩いている事や、始めて見る顔であることから八咫烏に配属されてまだ間もない鴉であるとわかると、彼女の負担を少しでも軽減すると同時に道案内をしてあげようと思い、自分も手伝おうかと申し出てみる。
その氷華の様子や言動からは八咫烏と言う正義の執行機関、国家の暗部の長、金鵄と言うような単語から連想されるような威圧的な雰囲気やプレッシャーは一切感じられない。
夕渚「あ・・・・・えっと・・・・・なにかお礼をしたいのですが・・・・・」
(できれば、相手と友達になりたいと思っているものの、ただの学生の自分と悪人を取り締まる相手とでは立場も違えばそもそも生きる世界が違うという壁があり、この時はまだ後に親友になれるなんて思っていなかった・・・・・
せめて、助けてくれたお礼だけでもしたいと相手の顔を見つめる・・・・・)
悠矢「あーれま珍しい!氷華ちゃんが優しくしてる!・・・・・俺達にも優しくしてくれないかなぁ・・・・・」
(新入りであるノエルに優しくしている氷華を見て、いくら相手が新入りであれど氷華が優しくしているのが相当珍しかったのか、素直に驚く・・・・・
普通に失礼だが、悠矢の記憶が正しい限り、自分含め他のメンバーに・・・・・いや、そもそも優しい氷華など、一秒たりとも記憶にない・・・・・)
>>257、258