っへ? は、はいっ
( びくぅっと、肩を、というよりか体全体を震わせては動揺した瞳で彼を見て。兎角ぶんぶんと首を縦に振って返事をしては、書類は全て彼の元へいってしまったので少々慌てて。いいのかな、一番下のノエルが持つべきなのに、とでも考えているらしく )
ノ、ノエルもなにかおふたりに…、
( おごります、と言えたなら良かったものの、それほどのお金はもっておらず。しょぼぼ、眉を下げては他にふたりが喜んでくれそうなお礼をと考えて。やはり功績をあげることがお二人のためにも組織のためにもなるし…でもそれはお礼じゃなくてノエルがやるべき事だから、もっとこう、ふたりが嬉しくなれるもの、と自分より背の高い彼女らを交互に見て )
>>305 悠矢さま
>>307 氷華さま
>>313
氷華
「はぁ……しょうがないわね、それなら金券でいいかしら?」
流石に自分が直接ラーメンを奢ろうとすれば、その店に氷華に怨みを持つ悪人達の手が伸びてしまうことを危惧すると、ラーメン店で使えるギフトカードを渡す事でいいかと聞いてみる。
氷華
「私がやりたいからやっただけ。気になんてしなくてもいいわ。」
氷華が最初にノエルに接触したのは、彼女の纏う雰囲気が自分に何処か近かった事や、始めてみる人物だったからと言うものであり、完全に自分の気紛れで手伝っただけに過ぎないため、礼をする必要はないと答える。
氷華は身長が172cmもあり、日本人女性の平均である158cmから比べると高い身長をしているのに対して150cmにも届いていない小柄なノエルを見て、まるで姉が妹を見るような優しい雰囲気を纏っている。
その理由はノエルには昔、消息不明になった弟と重なって見えているからでもあり、悪人に対しては民間人の犠牲もやむ無しとし、氷のように冷たい言動を取っていた氷華の中に微かに残っていた人間性大きくが現れている。
悠矢「まぁだ若いんだからそんなに気を遣わなくったっていいのにぃ〜・・・・・」
(あまり細かいことを気にしない悠矢はそう言うが、新入りの立場からしたらそうもいかないというのが現実・・・・・
しかし、悠矢は基本的に誰かに気を遣うということをしないためか、まだ若いんだから気を遣わなくてもいいというが、実際そこまで歳が離れているわけでもなければ、例え悠矢がノエルと同じ年齢の新入りだとしても、気を遣うことはしないと思われる・・・・・)
悠矢「へえぇー、氷華ちゃんでも金券とか持ってるんだ・・・・・意外と人間っぽいね」
(本人に悪気はないのか、それとも悪気しかないのか、言葉の中に毒が混ざるのが当たり前になっている・・・・・
が、氷華が金券を持っているということに驚いたのは事実であり、普段冷酷な氷華にしては意外とまだ人間らしい部分もあるという意味合いにも思える・・・・・)
>>314