隅影「悪いな・・・・・こうなることを予想して、俺は基本的にお前のような奴と会話を始める時にもう全身をナイフが通用しない程度に硬化してあるんだ・・・・・」
(隅影の能力による硬化は、ナイフほどの威力に耐える程度ならば見た目的には、本当に見てもわからないほどに変化がない・・・・・
そして「お前の目的は、さしずめ俺の始末、といったところか・・・・・悪いが、ずらからせてもらうぞ?」と言うと服の襟に着いた何かを押して「いいぞ、やってくれ」と言う・・・・・)
>>360
桜空「や・・・・・ゃ・・・・・め・・・・・」
(次第に、桜空の声が小さくなってゆく・・・・・
同時に、意識もぼんやりとし始め、段々遠ざかってゆく・・・・・
《せ・・・・・んせぇ・・・・・》
心の中で助けを求める・・・・・無力な自分が情けない・・・・・)
>>361
>>362(隅影)
霞鴉
「……へぇ、ナイフの通らない体と言うことは……潜鴉を倒したのは君か。」
ナイフの刃がガチンと音をたてて防がれると、ナイフの通らない異能力者……少し前の取引現場にて、潜鴉を倒した存在が相手である事を悟るとナイフをクルクルと器用に指先で回しながらその事を呟く。
霞鴉
「じゃあ……これはどうかな?」
毒鴉達も交戦していた事もあり相手の情報は把握済みだ。
その性質上しにくく、硬化してしまえば身動きが取れなくなってしまうと思う両手足や肩と言った関節部分に向けて素早くナイフを振るってダメージを与えようとする。