>>424
氷華
「………どうと言うこともない、何時もと何も変わらないわ。違うとすれば相手が組織のボスだから引き出せる情報も有益なものになりそうな事ぐらいかしら?
それよりも、手が空いたのね?
それなら、五日以内に岩手の二戸にある暴力団、西岡組の事務所を潰して東北の暴力団間の繋がりを調べて来てもらえるかしら?」
氷華は共にヒーローになろうと誓ったにも関わらず、桜空が約束を忘れて悪に堕ちていた事、改めて自分の中にあった人間としての情を知った事で更に心が削られた結果、もはや、緋染に対して邪険に扱う事すらしなくなり、何の感情も含めること無く、淡々とした口調で暴力団の事務所を潰し、組織の繋がりを調べて来て欲しいと指示を出す。
悠矢「・・・・・はいよ、まぁ、あんま無理しないことだね」
(氷華の何かを悟ったのか、珍しく相手を気遣うような発言をする・・・・・
悠矢からすればこの程度の任務は御茶の子さいさいだ・・・・・
だが、どうも氷華の心情も気にはなるところ・・・・・)
>>425