桜空「ぐっ・・・・・!!!!!」
ゴガッ・・・・・!
(桜空は腕でなんとかガードして素鴉の攻撃を防ぎ切るものの、防いだことで腕にかなりのダメージがいく・・・・・
が、負けじと相手の顔面へと蹴りを入れ、なんとかダメージを与え用と奮闘する・・・・・
素鴉同様、桜空も絶対に負けられない・・・・・
負けたら、先生の意思を否定することになる、そんな気がした・・・・・)
>>561
ゴポッ・・・・・
紀「・・・・・」
(今までの人生が、走馬灯のように見え始める・・・・・
考えたみれば、自分はそんなに悪いことをしてきた人間だろうか・・・・・こんな仕打ちをされるほど、他人に酷いことをしてきただろうか・・・・・
生きていく上で自分が有利な状況に立てるよう、常に考えてきただけだ、どんな人間にだって共通することのはずだ・・・・・
ただただ、ここで自分は終わるのかという無念だけが募ってゆく・・・・・)
>>561
>>570(桜空)
素鴉
「…………!!」
すかさず素鴉に向けて拳を振るおうとした最中、狼谷達によるアジトへの総攻撃が始まる。
それも、素鴉と桜空のいる場所は攻撃開始地点の直ぐ近くだったからか、大きな揺れが起こり、攻撃しようとしていた素鴉は体勢を大きく崩れる。
奇しくも反撃するための大きな隙が生じる。
勝負を決めるのなら今しかない、次の一撃で素鴉を仕留めることが出来なければ体勢を立て直した素鴉を倒すことは困難になってしまうだろう。
>>570(桜空)
※追記版
素鴉
「…………!!」
桜空の繰り出した蹴りを引き戻した右腕によってガードしつつ、蹴り後に生じる隙を突く形で素鴉に向けて左フックを彼の右腹部へ打ち込もうとした最中、狼谷達によるアジトへの総攻撃が始まる。
それも、素鴉と桜空のいる場所は攻撃開始地点の直ぐ近くだったからか、中川と紀の戦っている場所よりも遥かに大きな揺れが起こり、攻撃しようとしていた素鴉の体勢が大きく崩れる。
奇しくも反撃するための大きな隙が生じる。
勝負を決めるのなら今しかない、次の一撃で素鴉を仕留めることが出来なければ体勢を立て直した素鴉を倒すことは困難になってしまうだろう。
水鴉
「…………!!?
おいおいおいおい……アイツ……こんなところでこんなもんを出すなよ……!!」
《ガラガラガラガラガラ……》
紀を溺死させるようとしていた水鴉の近く轟音と共に巨大蜈蚣の尾が現れ、咄嗟に避けた水鴉の背後にあった中川が作った壁を一撃で叩き割り破壊してしまう……
蟲鴉が残した巨大な蝗が鉄球の残骸もろとも一瞬にして叩き潰され、蜈蚣に反撃しようと、四匹の鉄喰い蟲が巨大蜈蚣の無数の脚に噛み付くものの、傷一つ付けることが出来ずに踏み潰される。
敵味方関係なしで暴れ回る巨大蜈蚣は水鴉にとってもあまり有難い存在では無く、明らかに苛立ちを感じている。