>>149
氷華
「…………………。」
人間は根本的な部分は変わらない、いや変えられない、出来るとすれば根本的な思考をいかにして良い方向へ、他者を争わずに共存に向かえるかを導くことぐらいだが、それでも尚、変わることの出来る者もいるのだと言う桜空の言葉を聞いて沈黙し
氷華
「……資料室に向かってくれないかしら?」
沈黙しつつ、桜空からの言葉を聞いて脳内で少し沈黙して考えるものの、情報収集をするために資料室に向かってほしいと伝える。
桜空「わかった・・・・・」
(車椅子を資料室へ向けて押し始める・・・・・
氷華は幼少期のあの事件以降、自分とは違う境遇の道を歩んできた、もはや人間どころか、世界にすら絶望するほどに・・・・・
だが桜空自身も、ここまでなってしまった人間の思考を変えることの難しいさは百も承知だ・・・・・)
>>150