>>210
氷華
「ええ、心配をかけたわね……私なら大丈夫よ。」
「私だけの」と言う言葉に少し首を傾げたくなるものの、特に抵抗をすること無く、そのまま湊の手を優しく握り返しては相手を労いつつ、自分は大丈夫だと応えて
湊
「他の奴らと一緒にされては困ります。私は先輩がどこにいても見つけられますから」
氷華と再会した喜びで表情は緩み、嬉々としながら話すがその瞳はどこか狂気すら感じるかもしれない。
>>212
湊
「先輩は必ず生きていると思っていましたよ!私の見ていないところで死ぬはずありませんから♪」
肌は白く透き通り、冷たく細い氷のような氷華の手を名残惜しく感じながらもそっと離して再び氷華に向き合う。
湊「さ、先輩……帰りましょう、八咫烏に。この場所は先輩には似合いません」
淡々と言い片手を氷華に向けて差し出す。先輩ならきっとこの手を取ってくれるだろうと信じながら。
桜空「・・・・・なんだ、連れ帰るのか?ならちゃんとお前が責任持てよ?」
(相手からすれば、組織の長・・・・・もとい、自分の大切な人を連れ戻しに来ただけなのかもしれないが、これから戦いが激化してゆくであろうという中で連れて変えるのなら、その後の責任はちゃんと持つように湊に告げる・・・・・)
>>212、213