>>22
氷華
「……消耗戦は無意味、このまま戦いが続けば貴方の肉体が先に限界を迎えるでしょうね……」
氷華は桜空の体に氷が張り付き始めているのを見て、変わらずに氷柱の雨を降らせながら、このまま戦闘が長引けば異能切れを起こす前に彼の体が限界を迎えてしまうと警告する……
その言葉からは家族への情と言うよりも、民間人を守ると言う『無意味』な事をする暇があるのなら逃げ出してしまえばいいと言う呆れから来ている。
桜空「はぁっ・・・・・はぁっ・・・・・馬鹿・・・・・言ってんじゃねぇよ・・・・・こっちはもうとっくに限界超えてんだ・・・・・」
(もはや虫の息と言っても過言ではない状態であり、それでも尚ゲート展開を維持し続ける・・・・・
桜空自身、何故今もこうしてゲートを展開できているのかがわかっておらず、もはや生きたいという執念に突き動かされているのかもしれない・・・・・
薫先生の生きていれば必ずいいことがあるという教えが、桜空を動かしている・・・・・)
>>23