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《ドゴッ》
肘で防がれるものの、気の力によって強化されたその一撃は同じ身体強化か防御系の力、或いは飛び抜けて高い筋力が無ければ耐えられるものではなく、防御した肘を含めて紀の腕を蹴りあげようとする。
朱音
「理由?さあね、それもボスに聞きな。」
蹴りを放った後、直ぐに二人のいる治療ポットの前に移動する。
焔鴉のように周囲を一瞬で灼熱地獄に変える技も、火山の噴火のごとき力も使えないものの、近接戦闘でこそ真価を発揮することが出来る。
紀「・・・・・っ・・・・・私も馬鹿ではありません、力の差がある相手に挑もうだなんて、思いませんよ・・・・・」
(蹴りを防御しようとは思ったものの、いざ当たると当たった箇所が痺れるように痛む・・・・・
紀は、諦めてボスが起きてからじっくりと事情を聞き出すことに決めれば
「言っておきますが、私は組織の為も思っているということを頭に入れておくように・・・・・」
と、氷華の生死に関する忠告をする・・・・・)
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