武亮「……嘘が下手な奴だな、その手に持っている物はナイフだろ?」
(相手の落ち着いた様子からして、精神的にかなり歪んでいるのだろうかと察する……
普通、敵味方関係なく誰かを刺したなら少しは動揺しそうなものだが、相手にはそれがまったく見られない……)
>>107
生徒「…ぅ……ぁぁ……」
(相手がその場から離れようとした瞬間、生徒の死体が無残に転がる部屋の中からかすかに呻き声が聞こえてくる……)
>>107
>>108武亮
晶「それが?」
(くるくるとナイフを弄ぶと、ナイフを持ってるから何だと口にする。一体誰を、何人をその手にかけたのか。彼にとってそれは一々気にするものではない )
晶「これを使って何をしようが、お前には関係ないだろう?」
希「誰か……誰かいるのね!」
(微かな呻き声を拾うと躊躇せずその声の主を探し始めた。ひんやりとかたい生徒の亡骸を丁寧に掻き分け、時折「すぐ見つけるから。大丈夫、大丈夫よ」と声をかける )