>>108武亮
晶「それが?」
(くるくるとナイフを弄ぶと、ナイフを持ってるから何だと口にする。一体誰を、何人をその手にかけたのか。彼にとってそれは一々気にするものではない )
晶「これを使って何をしようが、お前には関係ないだろう?」
>>108
希「誰か……誰かいるのね!」
(微かな呻き声を拾うと躊躇せずその声の主を探し始めた。ひんやりとかたい生徒の亡骸を丁寧に掻き分け、時折「すぐ見つけるから。大丈夫、大丈夫よ」と声をかける )
武亮「関係ないわけないだろ!自分が何やってんのかわかってんのか!?」
ガッ!
(とにかく相手を止めなければ、こんなこと絶対にあってはならないと相手に掴みかかり、ナイフを奪おうとする……)
生徒「だず……げ……」
(聞こえてくるその声は、死の寸前とも言えるほどに枯れているように聞こえ、事態は刻一刻を争うことが伺える……)
>>109